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2019年6月1日 04:11
色彩表現が凄いなあ、と感嘆したのですが……。考えてみれば作品タイトルが『BLUE』でサブタイトルが『track1 藍色』。作者様も、そこに力を入れるわけですね。でも「力を入れる」だけで、誰もがこの表現をできるわけではありません。改めて読み直してみると、冒頭の一文字の選択で、すでに勝負は決まっているのですね。>海鳴りが割れるような音と共に光景は青に包まれた。『海鳴り』という音を示す言葉。同時に、視覚的には『海』という一文字が最初に目に入ってくることで、読者に青を強く意識させる……。プロフィールに『純文学を書いているつもり』と書かれているだけあって「さすが、言葉に対するセンスは細やかなのだろう」と納得させられました。
作者からの返信
遅ればせながら、コメントをありがとうございます。うれしいお言葉をたくさんいただけて光栄です。以前、色彩の扱い方を誉めていただいたことがあり、それからは色を意識して文章を書いていたのでそう言っていただけて嬉しいです。最初の一文字からいろいろと考えながら真摯に作品に向き合ってくださって感謝してもしきれないのですが、本人はまったく深くも考えずに海鳴りって言葉、格好良いなと思って安易に選んだだけという……なんだか申し訳ないのですが、閃きが功を奏したようで良かったです。続きもまた、楽しんでいただければと思います。
色彩表現が凄いなあ、と感嘆したのですが……。考えてみれば作品タイトルが『BLUE』でサブタイトルが『track1 藍色』。作者様も、そこに力を入れるわけですね。
でも「力を入れる」だけで、誰もがこの表現をできるわけではありません。改めて読み直してみると、冒頭の一文字の選択で、すでに勝負は決まっているのですね。
>海鳴りが割れるような音と共に光景は青に包まれた。
『海鳴り』という音を示す言葉。同時に、視覚的には『海』という一文字が最初に目に入ってくることで、読者に青を強く意識させる……。プロフィールに『純文学を書いているつもり』と書かれているだけあって「さすが、言葉に対するセンスは細やかなのだろう」と納得させられました。
作者からの返信
遅ればせながら、コメントをありがとうございます。
うれしいお言葉をたくさんいただけて光栄です。
以前、色彩の扱い方を誉めていただいたことがあり、それからは色を意識して文章を書いていたのでそう言っていただけて嬉しいです。
最初の一文字からいろいろと考えながら真摯に作品に向き合ってくださって感謝してもしきれないのですが、本人はまったく深くも考えずに海鳴りって言葉、格好良いなと思って安易に選んだだけという……なんだか申し訳ないのですが、閃きが功を奏したようで良かったです。
続きもまた、楽しんでいただければと思います。