この悪逆なるダンジョンは誰がために

作者 黒雪ゆきは

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★★★ Excellent!!!

僕はぼっちでした。大分改善されたんですが、人間嫌いなところがあります。
テンポはミデアムな印象で、展開はバランスが取れている。猫のルルがいい味を出している。
僕は何度も異世界物をレビューしてきましたが、この発想は珍しくて面白い。ダンジョンの作り方や仕組みが興味を引く。

★★★ Excellent!!!

 主人公は、人間をゴキブリ並にしか思えないサイコパスの少年。そんな主人公は人間の世界にさようならを告げるために、屋上から飛び降りた。 
 しかしその先は、異世界だった。しかも、主人公の愛猫・ルルもいた。主人公にはダンジョン主としてダンジョンを経営する、義務が課せられていたのだ。そして主人公は、サイコパスならではの計画を思いつく。それは、人間を麻薬漬けにして、餌を与え、家畜として扱うことだった。
 愛猫を守るため、そして自分を守るため、主人公は仲間となった配下のモンスターたちと冒険者に挑む。人間を殺すことに躊躇がない上に、殺した人間からスキルを得られると知った主人公は、自分と仲間にそのスキルを与える。こうして徐々に強くなり、ダンジョンを複雑にしていく主人公。人間には容赦がないが、愛猫やモンスターたちとは仲良くやっていく日々を送っていた。
 そして今日も、ダンジョンに迷い込んだ人間が……。
 主人公の人間に見せる残酷な顔と、人間以外に見せる優しい顔が魅力的。
 ステイタスやスキルはパソコンでダウンロードという、新しい設定。
 「正義VS悪」でも、「悪VS悪」でもない。まして「正義VS正義」でもない。
 人間から見れば、完全に悪役の主人公の誕生である。
 ダークファンタジーながら重くなり過ぎない一作。

 是非、御一読下さい。

★★★ Excellent!!!

人間嫌いの主人公、月ヶ瀬類。
ビルから飛び降り、27歳の生涯を閉じるはずだったが、寸でのところで管理人Lに救われ、城塞都市ヴァルグラム征服を目論むが……。

ダンジョンを作る主人公側だけでなく、攻略するパーティ側の冒険も視点変更によりきちんと感情移入できるよう描かれていて、もうどちらを応援すべきか悶絶してしまいました!

サイコパスな主人公ですが、愛猫ルルの存在は、彼にとっても、読者にとっても癒しです。

猫が出てくる作品は多々ありますが、なんだか魂の救われ具合が高レベルというかで、かなり重要な存在です。

勇者たちへの対策のため、罠や落とし穴を設置したりと、その作業過程を読んでいて、昔のゲーム「悪代官シリーズ」を思い出しました。
懐かしいですし、とても面白いです!

オーク、オーガ、ゴブリンとの不器用ながら心温まる友情もあり、新感覚が止まりません!

テンポよし、文体よし、意外性よし。
そんなダークファンタジー、ぜひご賞味あれ!

★★★ Excellent!!!

かなり本格的なダークファンタジーだなと思って読んでいましたが、猫のルルに対しての深い愛情も描かれており、人間の感情の矛盾を綺麗に描かれています。
ダークと言えどもテンポよく読めるので、単純に面白い!
人気作とは、こういう作品を言うのだろうなと思わされました。

★★★ Excellent!!!

ダンジョンをつくろう!
タイトルから、ダークファンタジーをやはり想像してしまうですが、この物語はそれだけではありません。
そこには種族を越えた確かな愛情があります。
生み出した者と、生み出された者。コミカルな関係性でも、やはりここ一番は絆が描かれる。

そして何よりその存在を守るために。

一度は自ら手放してしまっただけに、もう離さないという意気込みも伝わってきます。

まだ、物語は始まったばかり。

このダンジョンがどう進化していくのか。皆さまも共に見て行きましょう。

★★★ Excellent!!!

人間嫌い。
主人公ルイは「人間」に対して相当な嫌悪感を抱いて、ビルから飛び降りた。
どれほどの嫌悪感で27年間を迎えたのか、それは「ゴキブリ」ほどの嫌悪感。
とある心残りを残して死を迎えたはずが、現実とは思えないようなことが起こってしまう。

「管理者L」と名乗る謎の存在いん、別世界に104人が選ばれるというまさかの事態に!?

人間嫌いな彼が目指すものは「人間のいない国を作る」という目標を胸に、彼は再び「生」を宿して、猫と共にダンジョン経営を志す。
「管理者L」とこの「104人という人数」に意味があるのか。
ますます気になり期待値が高い作品なのは間違いです!!

戦闘シーンや主人公の魔物と人間に対する考え方もなかなか目を惹かれるものがあるので、ぜひとも一読あれ!

これであなたもダンジョン経営者になれるかも!?