第八小節 大切な人を守る力


 私は、脚力の強化に多くの魔素を注ぎ込み、リンデを抱えて安全圏まで脱出することのみに集中した。もちろん退路にもまだあの女術士が仕掛けた罠が散らばっている可能性は否めないことから、自分が進む道の上にだけは細心の注意を払った。


「レイ、ちゃん……」

「リンデ、耳が元に戻ったの? けどこの状態だと舌を噛んじゃうかもしれないから、今はあまり喋らない方がいいよ!」

「ごめんね、私の我儘わがままのせいで……」

「ううん、気にしないで。とにかく今は逃げないと!」


 リンデの聴覚が元に戻ったということからして、きっと向こう側も今頃は視覚異常などの混乱が大方収まって、こちらの追跡を開始しているはず。それにあの女術士なら私以上に質の高い身体強化を行って必死に追いつこうとするに違いない。


 そうして私が脇目も振らずに安全圏への到達を優先して走り続けていると、やがてその視線の先に一際大きな樹が捉えられた。それはあの結界が破られていた場所からしばらく進んだところにあったもので、その木がある方向に進んでいけば無駄な距離を走ることなく、最短で区域の外側へと出られるはずだった。


「よし、あの木を目印にすれば……っ?」


 私が妙な魔素の流れをこの身に感じた次の瞬間、私の近くにあった木が、急に落雷を受けたかのように大きな音を立てて激しく炸裂し、その内側の繊維が木っ端微塵に周囲へと散らばった。


「まさか……もう?」


 私は走行姿勢だけはほぼ維持したまま、後方を確認しようとほんの一瞬だけ後ろに振り返り、そして遠くで紫色の輝きが妖しく閃くのが見えた時、突然私の全身に針で突き刺されたような強烈な痛みが走り、私はリンデの身体を抱えた格好のまま目の前の地面に倒れ込んでしまった。


「うっ! ぐあぁっ!」

「きゃぁあああ!」


 私は直感的に相手の放った魔現が自分たちに直撃したのだと悟り、即座に地面から立ち上がろうとしたものの、手足はその影響からか酷く痺れてその感覚が鈍麻になっていて、すぐには言うことを聞いてくれそうに無かった。


「くっ……リンデ、大丈夫?」

「う、うん……でも、身体……が、しびれ……て、上手く動か、ないよ……」


 リンデは身体強化を行っていなかった分、全身に及んだ影響が私よりも大きかった様子で、どうやら普通に言葉を紡ぐことすらもままならないようだった。


「実際、私もまだ手足がまともに動いて……ん、そうだ! こんな時には確かリゼが言っていた……」


 リゼは魔素による強化とは別に、人体の各所にある潜孔という箇所を精確に刺激することで、その刺激する場所に応じた潜在能力を引き出せると言っていた。


 その中で私が比較的見出しやすい箇所にあるということで教えてもらったものに、腕の付け根と脚の付け根にそれぞれある魔導経路の流れを一時的ながら爆発的に向上させる効験を得られるという潜孔――激瀧げきろうがあった。


 今のこの満足に動かない身体でも、指先の一つくらいならまだ動かせる。


「どうか、上手くいって……ふんっ!」


 すると感覚が著しく鈍っていた四肢に元あった以上の鋭い感覚が湧き起こり、私は再び自分の意思で身体を動かせるようになった。


 しかしリゼによればこの潜孔で得られる効果の持続はそれほど長くは続かないらしく、さらに魔導経路に過度な負荷を強いることになるため、使えばあとで必ずその反動が来るはずだと言っていた。


「う……レイ、ちゃ……」

「リンデはしばらくここで休んでいて。私がすぐに、やっつけてくるから!」


 私はリンデにそれだけを残すと、震脚を踏んでけいを発し、その場から大きく飛び出すようにして駆けだした。そしてさらなる魔現の追撃をかわすべく、木々が多く密集している合間を走り抜けながら、あの術士が居ると思われる場所に向けてその距離を一気に詰めていった。


「ほう……あんた、あの一撃をまともに喰らってもう動けるのか! 面白い!」

「私はリンデを守らなくちゃ、守り抜かなくちゃいけないんだ……だから、こんなところであなたなんかに負けるわけには、絶対にいかない!」


 魔現の効果範囲は概して広いものが多く、ものによっては中距離以遠からの回避がとても難しいと聞いている。この相手はとりわけ魔素を雷撃として変現することに長けている様子で、先ほど私がこの身に直撃を受けてしまったように、魔現の発動から命中に至るまでの時間はほんの僅かであるように感じられた。


 ――それにこの妙な感じ……きっと私は今、相手が展開した魔導域マナスフィアの中に居て、向こうはその領域内であれば狙った場所にあの魔現を遠隔発生させることが出来るんだ。下手に逃げ回るのはかえって悪手……ここは!


 メルたち曰く、魔現はもともと術者自身の魔素でありながら、何か別の存在に変現した瞬間に術者自身にも牙を剥き得る諸刃の剣になるという。そうなると術者が今居る場所、きっとそれこそが私にとっては一番の安全圏となるはずだった。


哭竜箭こくりゅうせん!」

「くっ! この矢は……魔導?」


 魔導を込めた矢を次から次へと打ち込みながら相手に接近する。しかし当然相手も指を咥えてそれを見守っているはずはなく、ほんの僅かに身体を移動させて矢を回避し、また魔現で矢を撃ち落としながら、さらにこちらへと攻撃を加えてきた。


「ふ、まだまだ……! 落陽箭らくようせん!」


 私は数多く立ち並ぶ木々を素早く蹴って不規則な軌道を描きながら高く飛び上がり、宙空から相手の至近で炸裂するように魔導を帯びさせた矢を射出した。


「今度は矢が炸裂を……? 手の込んだ真似を」

「……駄目だ、自分の周囲に一瞬だけ雷の壁のようなものを作り出して、飛び散った破片を全て防いでいる……ここはやはり、こちらの位置予測を惑わせるような移動を繰り返しながら、相手の懐に飛び込むしか!」


 引き続き、周囲の樹木を身を守る盾かつ現在位置を惑わす遮蔽物として利用しながら女術士へと接近した私は、それまで速力を得るために両脚に集中させていた魔素を一気に両手の拳へと移し、相手を無力化するための破壊力として転化させた。


「捉えた……獅子雷掣掌ししらいげきしょう!」

「……ふんっ!」

「なっ!」


 私が放った一撃を相手の女術士は左腕で的確に受け流しつつ、その身を回転させながらこちらに反撃となる鋭い蹴撃を放った。


 回避が間に合わないと感じた私は考えるよりも先に防御態勢をとり、被る損害を最小限に抑えた。しかし、相手は間髪を入れずこちらに魔現による雷撃を放ち、私は休む間もなく身を翻して相手の放ったその追撃を寸でのところで躱した。


「やるじゃないか! あんた、ただの療法士じゃあないね!」

「そっち、こそ……! でも私は、絶対に負けない!」


 こちら側も相手にとって有利な間合いへと持ち込ませず、また考える時間を与えさせないために、再び接近してさらなる攻撃を仕掛けることにした。


 ただ先ほどの立ち合いからして、相手がこちらの想像を超える反応速度と武術の心得とを併せ持っていることが窺い知れて、私はますます一筋縄ではいかないと感じた。


 そして私は正面から幾つも飛んで来た雷光弾を前に滑り込んで躱しながら、魔素を伝えた矢を相手に向けて撃ち放った。


「……水鳥箭すいちょうせん!」

「おっと、滑り込みながら撃ってくるとはね……でも、そうはいかないよ!」

「うっ、ぐ! でもこんなの、どうってことない!」


 私は相手が遠隔発生させた雷撃とその手から放出した光弾を全て回避することが叶わずに多少の被弾を許してしまったものの、それらはただちに致命的とはならなかったため、私はある程度の損害は無視して相手との距離を詰めることのみに専念し、向こうの攻撃が一時的に止まった僅かな隙を突いて、相手の身体を再びこちらの攻撃圏内に捉えることに成功した。


 ただ、下手に攻撃を繰り出しても反撃が来ることが明らかになった以上、相手の反応を誘発する欺瞞攻撃フェイントにも見せかけられ、尚且つある程度の距離があっても確実な損害を与えられる技が最も有効だと私は感じた。


「はっ……当たってもおかまいなしとは、恐れ入るねぇ!」

「こちらも、ただ黙って肉を切らせているわけじゃない……! はぁあああ!」

「また来るか……ふふ」


 そして相手の攻撃が再び急に止まったのを私は見逃さず、相手に向けて全力で猛進し、腕を伸ばせばこの拳が届く距離にまで急接近した瞬間、私は相手の身体から淡い紫色の光が湧出し始めたことに気が付いた。


「んっ、これは……!」

「轟け! 壌砕の拆雷ビア・ケラヴノス!」


 私がただならぬ気配を感じ取ったと同時に、全身が軋むような圧が伝播し、目に映るもの全てが凄まじい光に包まれてその輪郭を失っていった。


「ぐ……! あぁああぁああ!!」


 私は咄嗟に両腕を交差させて全ての魔素を防御に回したものの、間もなく全身の肌に猛火で炙られたかのような苛烈な灼熱感が走り回り、さらに時を移さずその毛穴の一つ一つを針で刺し貫かれたかのような絶痛に襲われ、加えて衝撃波によって防御姿勢をとった格好のまま大きく後退させられた私は、その場で両膝をついた。


「う、ああっ……ぐうっ……!」

「ふぅ……私に接近し続けることで魔現による被害を最小限に減らしつつ攻撃の機会を窺う。確かに良案だけれど少々迂闊だったわね」

「……くっ、さっき攻撃が、何度か一時的に止まったのは、力を溜めるため……」

「あなたの一撃はまともに喰らえばかなりの損害を受ける。それはさっき閃光弾か何かで耳と目をやられた時に受けた攻撃で、良く解ったからね」


 防御が辛うじて間に合ったことで致命傷こそは免れたものの、さながら波と化した雷を浴びた身体は相当な損害を被ってしまった。それに潜孔の効果時間も鑑みれば、こちらが相手に決定的な一撃を加えられる機会は、おそらくあと一度きり。


 ここまでの接触から、まともに飛び込んだところで有効打を与えることは極めて難しいように思える。ならば、一か八かに賭けてでも相手の意表を突き、かつその戦闘力を奪えるような攻撃を放つ必要がある。しかしこれまでの移動や攻撃に加え、自己回復にも費やした体内の魔素は、もう残り少ない。


「こっちも今のでかなりの力を使ってしまったが、あんたはもっとだろう? 悪いことは言わない、無駄な抵抗は止めて大人しく降伏しな。そうすれば命ぐらいは助けてやってもいいさ。ま、あんたはもうその首を縦に振るしかないけどね」

「……そう、ね」

「変な真似だけはするんじゃないよ。まずはその弓矢を足元に下ろしな。ああ弓は自分の方に向けながらだ。さっきはあんたを甘く見て痛い目にあったからねぇ」

「ええ、分かったわ」


 こちらの考えは、まとまった。あとは弓矢を手に持った状態で、この足元にある石に蹴躓いて前のめりに倒れ込んだように見せかけると同時に、その考えを実行に移すほかない。あとは天に、私たちの命運を委ねるだけ!


「わっ!」

「……ん、あんた――」


 私は相手の居る方向に転んだようにして自ら身を投げ出すと共に、手にあった矢を弓の弦に魔導で一時的に固定させ、その弓矢を弾指のうちに足の方へと回しつつ、宮殿の屋根にあたる大棟おおむね、その両端に据えられた鴟尾しびの如く身体を弓のように大きく反らせて、両方の足先に全神経を集中させながら弓を鳴らし、私は相手に向けてありったけの魔素を帯びさせた矢を撃ち放った。


 ここでリンデの命を守るには、相手の命を、奪うしかない。


「な――」

鴟尾しびいかづち!」


 流石の女術士も予測外の事態にその反応が全く追い付かなかったようで、私は自身の足を使って射出した矢が、一切の淀みがない直線軌道を描きながら、彼女の左目に到達した瞬間をはっきりと捉えた。


「う、ぐあぁあああぁああ!」

「あと少し、足りなかった……でも、これで十分……」


 相手は矢が突き刺さった左目の辺りを押さえ、激しく地面をのたうち回りながら凄まじい苦痛に苛まれているようだった。幾ら敵とはいえ人が苦しみもがいている姿を見るのは心が痛む。そこで私は相手が戦意を喪失しているであろう今のうちに、残る力を振り絞ってリンデを抱え、その場を去ることにした。


 体内の魔素はもうほとんど残っていない状態ながら、潜孔の利き目はまだ生きているようで、リンデの身体を抱えて走ることぐらいなら辛うじて出来そうだった。


「リンデ……大丈夫?」

「レイ、ちゃん……! か、身体がぼろぼろに……!」

「私なら、大丈夫。あとで、治せるから。それより早く、ここから逃げよう」


 私は、気を緩めればたちまち遠のきそうになる意識を何とか保ちながら、地面に横たわっていたリンデを抱えようとした。しかしその瞬間、背中から胸の方に抜けるほどの強烈な衝撃が走り、私の身体はそのまま前方へと吹き飛ばされた。


「うぐっ! ああぁっ!」


 リンデを抱える直前だったために、彼女は無事である様子だったものの、私はもはや立ち上がることが困難になるほどの重い損害を被ってしまったようで、私は何とか自らの両肘を使って姿勢を後方へと転回させ、攻撃を受けた方向を確認した。


「……よくも、やってくれたねぇ……あんた」

「そん、な……あんな攻撃を受けたって、いうのに……」

「まさか、あんな奥の手を隠し持っていたとは、ね。もし、あの矢にあともう少し魔素が込められていたら、間違いなくあの世行きだった……」


 この女術士は、今しがた左目を矢で潰されたばかりだというのに、魔導でその苦痛を無理やり押し殺したのか、すぐさま私に反撃を行ったようで、今はリンデの隣に立って、この私を見下ろしている。もはや万策は尽き、体内の魔素はその搾りかすすらも出ない。絶体絶命とはまさにこのことだった。


「あんたは、自分とお友だちを生かす機会を永遠に失った。それがどういうことなのか、これからあんたの目の前で見せてやるよ」


 女術士はそう言うと、足元で横たわっていたリンデを強引に立たせ、間もなくその首を強く締め上げ始めた。


「うっ……あ、あぁ……!」

「や、やめて! お願い……私、何でもしますから! もう二度とあなたに逆らったりしませんから、どうかその手を離して……離してください! 私を痛めつけたいなら、好きなだけ痛めつけて構いませんから! お願い!」

「ふ、今更誰がそんな言葉を信じるものか。あんたはただそこで黙って、お友だちの命が消えていくさまを眺めていろ。あんたのせいで、こうなったのだから」

「っぐ……! レ、レイ……ちゃ、ん……」


 リンデはその首を極めて強く締め付けられたまま、やがてその身体が女術士の目の前で持ち上げられるようにして、地面から浮き上がった。


「あ、あぁ……リンデ……!」

「何、あんたにもすぐ後を追わせてやるさ。余計なことに首を突っ込むからこうなるのさ。あの世でお友だちと一緒に、仲良く後悔するんだね」


 ――私に、メルやリゼのような力が、あったなら。

 リンデを心無い悪意の底から救ってあげることが出来たのに。やっと自分の全てを曝け出せる掛け替えのない人と出会えたと思っていたのに。


 無力な私は、この目の前で繰り広げられている暴力に、私がありのままで居られる私だけの居場所が、抗う術も無く握り潰されるさまをただ黙って見ていることしか出来ないというの?


「ぐっ……う、うぅ……!」


 ――私は……大切な人を守る、力が欲しい。この絶望から、リンデを救い出すことが叶う、圧倒的な力が。もしも彼女を救えるというのなら私は、たとえどんな姿にだって成り果てても構わない。だからお願いです、神様。


 どうか、力を……大切な人を守るための力を、この私にお貸しください!


「う……あ……あぁ! うっ、ぐ……ぐぐぐぐ!」

「ん、何だ……この異様な気配は? まさかこいつ、自爆を? しかもこの反応は魔素の高まりじゃない……あんた、まさか――」

「はぁぁああああァアアアアア!」

「妖魔……だったのか!」


 身体のずっと奥底、さらにその深淵から煮えたぎるような炎熱が噴騰する。全ての苦痛、憎しみ、絶望感、そして怒りといったものが激しくい混じり、この全身にほとばしる、絶対的かつ圧倒的な力の奔流へと姿を変えた。


 底無しに高まっていく力はまるで目に映る全てのものを滅ぼせと言わんばかりに、私の中に著しい破壊衝動を生み出していく。そしてその矛先が目の前に立つ人間に向かうまで、二秒の時間すらも要しなかった。


「うっ! き、貴様……いつの間に! ぬぐぁああああ!」

「…………」


 そっと触れた女の腕は、まるで枯れた小枝のようにか細く、ほんの僅かな力を加えればそのまま容易に握り潰せそうなほど脆弱に感じられた。

 そしてその腕に捕まっていたらしい少女がすっと地面に落ちた後、彼女は必死に息を吸いこんでは、激しく咳き込むといった動作を繰り返していた。


「う、うぁ……! は、離せ化け物……!」

「バケ、モノ……?」

「……かはっ! げほっげほっ……レ、レイ……ちゃん。その、姿は……」


 自分に向けられた言葉の意味が掴みきれないまま、ふと女の腕に触れている自身の右腕に目を向けると、それはまるで野獣の前肢であるかのように雄々しく、肘の辺りまでが剛毛に覆われ、さらにその手からは何もかもを引き裂けそうな鋭利な爪が妖しく閃いていた。


 それから少しの間をおいて、離せという言葉の意味だけは辛うじて理解出来た私は、言われた通りに触れていたその女の腕を離してやることにした。


「……ふん」

「なっ……!」


 女の身体は宙を舞ったあとに激しく地面に叩きつけられ、蹴鞠けまりのように地面を跳ね回った後、遠くにあった大きな木の幹に衝突してそのまま動かなくなった。そして程なく、その方向から多くの人間がこちら側へと近付いてくる気配が感じられた。


「はぁぁ……」


 私は全身にみなぎっていた力を左の掌に集約し、さらにそれを球状に凝縮させた。これを撃ち放てば、あの小蝿のように群がり来る取るに足らない存在も全て殲滅することが出来るはず。


 私はただ、ずっと穏やかな時間の訪れを望んでいただけだった。だから、それを脅かそうとする邪魔者が居るなら、この私が全て消し去る。二度とこの視界に入ってこられないよう、永遠に。

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