第六小節 等身大の私たち


 幻獣召喚を目論んでいた妖魔たちが引き起こした一連の事件について、私とステラはその仔細についての聴取を個別に受けることになった。


 そして私たちの証言に加え、アンリが自らの属する組織――葉陰黽グレヌイユに報告を行ったことにより、私たちが妖魔たちの計画を未遂に導くにあたって大きく寄与したことが広く伝わったことで、何と女王陛下から二度目となる勲章を賜ることになった。


 前に叙勲されてからまだそれほど経っていない中で非常におそれ多いことだったが故に、私は一時辞退も考えたものの、ステラからあのお父様にさらなる栄誉を示す良い機会であるとの助言もあったことで、結局私たち二人はアンリと共に後日催されることになっている叙勲式へと臨むことになった。


 しかし私はそれよりも先に、ステラと二人きりで言葉を交わす必要があった。それは私たち二人がこれからどういう道を歩むかについての、何よりも大切な話。けれど私は、再びあの山荘へと向かうこの道中にあってもまだ、自身の中にあるこの想いを本当に彼女に伝えるか否かをずっと迷い続けていた。


「うぅん、ここは相変わらず空気が澄んでいて、本当に気持ちが良いところですね。ついこの間訪れた時は、シャルに追いかけっこをさせられていましたから、道中でこの山気や新緑の美しさを楽しむ心の余裕は全然ありませんでしたし」

「ふ……途中からは本気で追いつこうとしていたあなたが、よく言うわよ。でも何故かしら、ほんのつい先日訪れた時よりも空気がずっと美味しく感じられるわ」

「それは私も同じように感じますね。実に不思議なものですが……あら?」

「ん? どうしたの、ステラ? 私の顔にゴミでも付いていたかしら」

「いえ、お顔には何も……でも、右肩の辺りに何か付いているような……?」

「えっ、私の右肩に?」


 私がステラに言われた右肩の辺りに視線を移すと、そこには何か黒い小さな物体がうねうねと奇妙にうごめいているさまがはっきりと見て取れ、間もなく全身に強烈な寒気が走った私は、酷く仰天してその場で卒倒してしまいそうになった。


「い……いやぁぁああぁぁあああっ!」

「お、落ち着いてくださいシャル。それ、ただの毛虫ですから」

「た、たたたたただの、じゃないわよ! は、早く! 早く取って頂戴!」

「……ふふっ、分かりました。では少しの間だけじっとしていて下さいね?」


 ステラは私が目をつむってその物体を視界に入れないようにしている間に、私の服にくっ付いていた毛虫を事も無げにさっと取り去ってくれたようだった。


「はい。もう目を開けても大丈夫ですよ、シャル」

「ほ、本当? 他のところにも付いていたりしない?」

「んっと……見たところ、他には居ないようですね」

「はぁ……良かった。私、ああいった虫は本当に苦手だから、あれが自分の服を這いまわっているところを見て、思わず気を失いそうになってしまったわ」

「私が小さな頃は、家の何処かに何かしらの虫がよく這いずり回っていましたから、このくらいは何ともありませんね。それにしても虫に驚くシャルの姿を久々に見た気がしますよ。昔はよく私が退治して差し上げましたよね。何だかちょっと、懐かしい気分になりました」

「何をしみじみとしているのよ……全くもう。けどこんな時、あなたが側に居てくれると本当に頼もしい限りだわ……」

「ふふふ。こんな虫相手ならいつでもお任せください。シャルが安心して過ごせるように、この私が全て追い払ってみせますよ」


 ――グランフィリエのお屋敷に住んでいた頃にも、その名前を口にするのも憚られる、焦げ茶色の虫が自室に現れた際には、それはもう失神しそうになるほどの叫び声をあげて、その都度ステラたちが何事かと駆けつけて来たものだわ。


 すばしっこいあの虫はすぐにその姿を隠してしまうものだから、当時の心底怯えきった私がステラの自室に転がり込んで、そのまましばらく寝起きを共にしたこともあったわね。


「……それにしても虫を怖がるシャル、何だか可愛い……」

「えっ? 今何か言ったかしら、シャル?」

「いいえ、何にも。さぁ、引き続き山荘を目指して歩きましょう」


 それからしばらく歩いて、ルヴェア湖の畔、小高い丘の上にあの山荘へと辿り着いた私たちは、半妖たちが滞在している間に少し荒らしていた居間の辺りをまず片付けて綺麗にしたあと、丘から専用の道を下って岸辺にある船小屋へと入った。


 そして其処にあった釣り具などを持ち出した上で、小屋の中にあった白い小舟に二人して乗り込み、ステラが舟に備え付けられた櫂を手繰ると、舟は穏やかな湖面の上を滑り出した。


「ここでおじい様に教えてもらいながら二人で釣りをしたわよね、ステラ」

「そうですね。最初は全然釣れませんでしたが、しばらく教えてもらった通りにやっていると、途中から急に釣れ出して。とても楽しかったことをよく覚えています」


 おじい様は、虫が全く駄目だった私に気を遣ってくださったのか、私たちは生餌を使った普通の釣りではなく、少しばかりの専用技術を要するものの、実際の昆虫などを模した疑似餌を使った釣り方を習うことになり、最初はよく糸を絡ませたり、疑似餌を狙ったところに投げられずに苦戦したりしていたものの、徐々にそのやり方にも慣れていって、最終的には見事自分たちの力で魚を釣り上げることが叶った。


 それに、気の置けない人と一緒に、ただ静かに流れていく時間を過ごすということが、私は昔から何とも言えず好きだった。そしてそんな雰囲気の中であれば、私は自分の胸の中にあるこの想いも、さりげなく自分の口から出せると思っていた。


「ねぇ、ステラ」

「はい、何でしょう?」

「……魚のあたりは、ある?」

「そうですねぇ……今のところ、さっぱりです。シャルの方は如何です?」

「ええっと、私も、今のところは何とも」

「まぁ相手は何といっても自然ですからね。ここはじっくり参りましょう」

「そう、ね。あ……っと、ステラ」

「どうしました、シャル?」

「あっと……き、今日の夕食は……どうするの?」

「それでしたら私がお屋敷から持ってきた食材で何かお作りしますから、ご心配には及びません。あ、でもここでの釣果次第では副菜おかずがもう一品増えるかもしれませんよ?」


 言いかけて、その都度喉元まで出かかっていた言葉とは全く違うものが口から出てしまう。そんなことが何度も続いて、本題に入れないまま青一面の世界に身を浸していると、季節外れの陽気にさらなる熱を加えていたお日様が、ちょうど空の頂きにまで昇っていることに気が付いた。


「おや、そろそろお昼時でしょうか? 今日は夏かと思うほどの日差しですから、お魚も今頃は深いところで涼んでいるのかもしれませんね。まぁ私はお魚が全然釣れなくても、シャルと一緒にこうしているだけで十分楽しいですが……」

「ええ。私もあなたと全く同じ気持ちよ、ステラ」

「なら嬉しいです。ふふ……それじゃあお昼はどうしましょう? 舟の上でも頂けるように様々な具材を挟んだサンドウィッチをご用意しましたが、日差しも強いことですし、お手洗いのこともありますから、一旦山荘の方まで戻りましょうか?」

「ん、そうね……この続きはまた午後からにしましょうか」

「分かりました。それでは一度、船小屋に移動しますね」


 結局、舟の上ではステラに自分の想いを伝えることは叶わなかった。しかしこのまま話しそびれて肝心の対話をする機会を逸してしまうと、私は後で必ず後悔することになると強く感じ、昼食の最中さなかに意を決した私は勇気を振り絞って、先ほどからずっと喉元に引っかかったままの言葉を再び呑み込んでしまわないよう、自らの手で必死に引っ張り出そうとした。


「あの……ステラ!」

「ひゃっ! き、急にどうしたのですか、シャル?」

「ご、ごめんなさい……でも、あなたに聞いてもらいたいことがあるの」

「えっ? シャルが私に聞いてもらいたいこと、ですか?」

「ええ……少し前からずっと話そうと思っていたのだけれど、どうにも言葉がこの口から上手く出てきてはくれなくってね。だけど、ちゃんと話しておかなければいけないことだから……今、あなたに伝えるわね」

「は、はい……」


 これより先にこの口から紡がれる言葉たちは、これからの私たちの関係をすっかりと変えてしまうかもしれない。しかし遅かれ早かれ直面するであろうその時の訪れは、この今こそが最も相応しい瞬間だと、私は直感的にそう思った。


「ステラ。私はあなたと出会うことが出来て、本当に良かったと心からそう思っているわ。あなたは幼い頃からずっと私の側にいて、かつてこの私が自分自身を見失った時も、周りの子たちが皆私のもとを去って自暴自棄に陥ったあの時でさえも、あなただけはそんな私に絶望することなく、幼い頃と何一つ変わらずにこの私のことを敬愛してくれて、そして隣に寄り添いながら偏に温かく支え続けてくれた」

「シャル……そんな、私なんて大したことは何も……」

「けどね、ステラ。これまでの私はそんなあなたがくれた優しさに甘え過ぎていたと思うの。私はきっと……あなたの本当の気持ちも知らずに、ただ自分の側に置いて、自分の都合の良いように振る舞ってくれるあなたを、心の何処かでずっと期待していたのかもしれない。事実、あなたはどんな時でも嫌な顔一つせず常に私の期待に応えてみせて、落ちぶれた私の姿を目の当たりにしてもなお私への敬意を失することなく、そして今もこうして私の目の前で、素敵な笑顔を見せてくれている。私は……そんなあなたのことが、誰よりも一番大好きよ……ステラ」

「シャル……! 私も……この私も、ずっと――」

「でも! でも……あなたの本当の気持ちは別にある。知っているのよ、私。前にあなたの部屋を訪れた際に、あなたの机の上に日記帳のようなものが置かれているのが偶々たまたま目に入ってね……私は絶対にしてはいけないことだと解っていながら、降って湧いた好奇心に抗えず、ついその中身を見てしまったのよ」

「その日記帳って……まさか!」

「ええ。あなたが想い人に抱いている気持ちをありのままに綴った……あの手帳よ。人の秘密を勝手に覗き見るだなんて自分でも本当に最低だと思ったわ。けれど、その時に私は知ってしまったのよ。あなたが私の知らない誰かのことを海よりも深く思っている、その事実を……ね」

「シャル……それは……!」

「いいえ、ステラ。言わなくていいの。全て、分かっているわ。あなたは……あなたの幸せを手にする権利がある。そしてそれは何人なんびとにも邪魔されるべきではない。たとえこの私でも、あなたの気持ちを無理に曲げさせるだなんて真似は決して許されないの。だからね、ステラ。私はあなたが望むべき幸せを手に入れられるように、力になりたい。私がこれまであなたから両手に抱えきれないほど沢山の幸せをもらったように、私もあなたには世界で誰よりも一番、幸せでいて欲しいから……」


 私が長らくこの胸の中に秘めていた想いが、ついにこの喉元を通り抜けてステラのもとへと届いた。私が心の底から願うことは、彼女が彼女にとって本当の幸せを手に入れること。そしてこの私自身がそれを導く力になれるのなら、それ以上に嬉しいことなんてきっと無いはずだと私はそう強く思った。


 たとえそのために、ステラと私とが離れ離れになる未来が訪れるとしても。


「違う……違うんです!」

「ステラ……?」

「だって、私があの日記帳に綴っていた想い人というのは……他でもない、あなた様のことなのですから!」

「えっ……あなた、何を言って……いるの? あの中には確かに『彼』と……」

「確かに……私は敢えてそう、記していました。もし他の使用人に見られてしまっても、ただ『彼』と書いておけば誰も私がシャルのことについて綴っているだなんて、夢にも思わないでしょうから……けど、まさかシャルの目に触れただなんて」

「ステラ、あなた……」

「私は……怖かったんです。私の本当の気持ちが、あなたに直接伝わってしまうことはおろか、第三者を介してあなたの耳に入ってしまうことでさえも。当時から一介の侍女に過ぎなかった私が、運よく拾ってもらったご恩を忘れて、あまつさえお仕えしているあなたに恋心を抱いてしまうだなんて……そんな畏れ多いことが許されるわけがありませんから」

「どうして……そんな……」

「私はもともと平民以下の存在であるのに対し、あなたは極めて誉れ高いお家で生まれ育った、本来私などがお話をすることすらも叶わない高貴なお方だからです。私のような何処の馬の骨か判らない人間が、シャルがくれた無償の優しさに勘違いをしてしまって、ただの好きという一線を越えてしまったのが、そもそもの誤りだったのです」

「やめて……ステラ」

「最初から分かっていたんですよ? 結ばれるわけなどないって。あなたはいずれ、あなたと釣り合うだけの貴顕きけんなる方と一緒になる……私に出来ることといえば、あなたの侍女として一緒に居られる最後の瞬間まで、あなたが不自由なく気持ちの良い時間を過ごせるように努め、そしてこの私に人として生きる機会を与えてくださったそのご恩に報いてみせることこそが、この私の――」

「やめて!」

「……シャル?」

「私は……私が他人ひとより偉い人間だなんて思わない。私自身が持っている高貴さなんて、生まれ育った家がただ由緒ある名高い系譜を継いでいるからこそ、恰も本当に纏っているように感じられる、その実はただのまやかしのようなものに過ぎないわ。私にとっては私の想像を絶するような環境のもとで、幼い頃からただひたむきに生き続けて来たあなたの方が、私よりもずっと美しく、そして尊い存在よ」


 それは、紛れもない私の本心だった。仮に私とステラの生まれが逆だったとしたなら、私はきっと彼女のように強く生きることなど出来なかった。


 事実、彼女が幼少時に味わっていた艱難辛苦に比べれば、父親に自分の功績を認めてもらえないことぐらいで自らの存在意義を見失い、一人では何も出来ないくせに自ら家を飛び出してしまう私の存在が、酷くちっぽけなものに見えてしまう。


 一時期、他の美しい少女たちを自分の周りに侍らせて支配してみせたのも、当時抱えていた気の迷いだけではなく、裏を返せばそんな矮小な自分自身を隠すための虚栄心がそうさせたに違いなかった。


 そしてあの頃のステラの気持ちを想像した時、私は羞花閉月しゅうかへいげつの乙女などと持て囃されていい気になっていた当時の自分が、場末の溝に投棄された塵芥のように取るに足らない、酷く醜い存在であるように思えた。


「そんなことは……決してありませんよ、シャル」

「え……?」

「あなたは、私がボワモルティエの家でお世話になる以前からずっと、お父上様の期待に応えようと尽力なさっていたのですよね。あなたは自らの家柄に決して泥を塗るまいとして、また自らに寄せられた全ての要求にも応えるべく、常に粉骨砕身の姿勢を貫き、一切の甘えを自分自身に許さなかった」

「…………」

「私は、そんなシャルの気高い姿を見て、心から誰よりも美しい人だと感じると共に、あなたに仕える機会を神様がこの私に授けてくださったことが、それまでただ呪い続けるしかなかった自分の人生の中で、一番幸せなことだと思いました」

「ステラ……私、は……」

「だからここで一つだけ……私からもシャルに言わせてください。これからもずっと、あなたの側に居て……あなたと同じ時間を過ごして……そして、あなたのことを心の底からお慕いし続けても、好きを越えた好きでいても、いいですか……?」

「あ、あぁ……ステラ……!」


 次の瞬間、胸の奥底から迸った感情を抑えきれずに、独りでに動き出した私の両腕が、眼前にいたステラの華奢な身体を強く抱き締めると共に、そのまま勢い余って彼女をバルコニーの床面に押し倒し、さらに自らの唇を彼女のそれと一つに溶け合ってしまうほどまでに深く、また貪るように激しく重ね合せた。


「ん……んんんっ……んっ、んんっ……はぁ、はぁ……」

「ふわぁ……んっ、んはぁ……はぁぁ……」

「はっ……私ったら、勢いに任せて何て、ことを……! ご、ごめんなさい、ステラ! 私、いきなりこんなことをして、しまって……怪我はなかった、かしら?」

「……大丈夫……です」

「そう……なら良かった、けれど……」


 私が唇を離したあとも、ステラは半ば夢うつつといった感じでその視線は宙を仰いでいるように見え、私はひょっとしたら自分が彼女を押し倒した際に、その後頭部を床面に強打させてしまったのではないかと思った。


「その、本当に大丈夫……? ステラ……?」

「は、はい……突然のことで非常に驚いて……一瞬何が起きたのか、分からなくなりましたが……でも、この唇に残っている艶やかな温もりは、確かにシャルのものだと感じて……今の私は、何だか夢見心地のような、とっても幸せな気分、です……」


 そんなステラの言葉を聞いた私が、ふと自分の唇を指先でなぞると、先ほど彼女と唇を重ね合わせていた瞬間の連続がありありと眼裏に描き出されて、私は全身から湯気が出ているのではないかと錯覚するほど、自分の身体がこれまでにないほど酷く火照ほてっていくのが判った。


 それから次第に落ち着きを取り戻し、視線が定まってきたステラの身体をゆっくりと抱き起して、彼女が先ほどまで座っていた椅子にその腰を落ち着けさせたあと、私自身も乱れていた呼吸を整えつつ、熟した林檎のような鮮紅の色を満面に湛えたステラの顔を正面に見据えながら、再びこの唇を開いて自らの想いを紡いだ。


「い、今のが、さっきあなたがくれた言葉に対する、私なりの答え……よ。その、しっかりと受け取って、くれたかしら?」

「シャル……このエステール・ルカヴァリエ、あなた様からの本当のお気持ち……余すところなくしっかりと頂戴、いたしました……」

「う……何だか含みのある言い方、だけれど……と、とにかくそういうことだから! いいわね、ステラ?」

「ふふ……はい!」


 その後、やや浮ついた気持ちのまま昼食を終えた私は、再び小舟に乗って釣りに出掛けようとしたものの、夏を思わせるほどの炎陽は以前としてはげしく、またステラが屋敷を出る前に天候を予測する空詠士メテオプロフェットから得ていた情報によれば、一時間後からは雲が増えてもう少し日差しが和らぐため、ステラは釣りを再開するのはそれ以降が良いだろうと勧めてきた。


 そこで私がそれまでの間、湖の畔にある木陰で涼んでいようとステラに提案をしたところ、ステラには何か別の考えがあったようで、私はただ漫然とそんな彼女の考えに乗ることにした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る