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  • 第12話 パンジーへの応援コメント

    こんばんは!
    ついにペーパーウェイトの最新話まで追いついてしまいました。大事に読んでいたのですが……!嬉しくちょっと寂しくも思いながら、また続きを待とうと思います。
    このお話もとても素敵ですねえ!思いがけず日常が少し変化して。まさかいぬとの暮らしが始まるとは、サチさんもまるで予想していなかったでしょうね。ユキヒロさんや沢野君がスッとそのことを受け入れてくれているのがなんだか良いです。
    柴犬の毛ってツンツンしていて思ったより硬いですよね。手触りを思い出してほっこりしました。すきなんです、いぬが……。なので私の好きな作家さんであるsakamonoさんの作品でいぬに会えたことがやたら嬉しくて今にやにやしています。
    ありがとうございます。

    作者からの返信

    何と! とてもうれしいコメントをいただきました。書いてはいるものの、ちっともまとまらず、煩悶する日々が続いているので(?)、とても励みになりました。ほんのささやかな、日常の断片を切り取ったような短編を書こうとしています。ユキヒロさんは、アパートの住人達と家族ぐるみでお花見をしたりとか、そんなイベント好きの大家さんです……という設定です。このアパートの住人達の物語を、いろいろ考えていて、やっと出てきたのがこの一編だけです(笑)。昔々、うちでも柴犬を飼っていました。思いのほか固いですよね、短毛の犬の毛って。気持ちのよい手ざわりです。最新話までお読みいただき、ありがとうございました。

    【追記しました】
    すばらしいレビューまで、ありがとうございました。

    編集済
  • 第11話 屋上にてへの応援コメント

    屋上でお酒を飲むのって素敵ですねえ。
    なんかそんな、めちゃくちゃ変わった景色が見えるとか、そういうわけもないんですが、なんとなく気持ちが開けて。
    味のある出会いの話ですね。きっとまたこの二人は会う気がします。そしてまた柿ピーをつまんだりするのだろうなあ。

    作者からの返信

    昔々だと風呂なし、トイレ共同なんてアパートもありましたが、今時はもうほとんどないのだろうと思います。でももしかすると、屋上の物干し場が共同なんていうアパートはあるかもしれない、そんなふうに思いました。陽気のいい時期に外で飲むのは楽しいものです。実はこのお話、第4話「玉川上水」の前日談的なものを書こうとしたのが、発想の元でした。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第10話 箱庭への応援コメント

    読んでいるあいだずっと、水の音が聞こえてくるような気持ちで拝読しました。
    主人公の語りといい、ハナと主人公のやりとりといい、そして作品の中での時間といい、何もかも静かに流れているようなお話に感じました。
    「僕はハナが好きだったのだ」の気づきが、なんだか心に残り、好きです。
    sakamonoさんの作品の空気は本当に真似出来ない素晴らしさがありますね。読み終わる度にどんな読後感が得られるのかが楽しみで、じっくり読んでしまいます。

    今更ながらまだこのペーパーウェイトに☆をつけていなかったことに気づいて、えっ?私まだ☆つけてなかったの?ってびっくりしているのですが、折角なので更新分を読了してから付けさせていただくつもりでおります。
    レビューも添えたいんですけど、表現の幅が狭い自分が憎いです!

    作者からの返信

    「読んでいるあいだずっと、水の音が聞こえてくるような」というコメントをいただいて、とてもうれしく思っています。水の気配とか湧水とかが好きで、他にもそんな場所を舞台にした作品をいくつか描いています。そして、自分の思う空気感をどうやって伝えようか、と書く時に考えるので、コメントに「空気」という言葉が出てきたことも、とてもうれしくなりました。過分なお言葉までいただきまして……。いえいえ、私も☆を付け忘れることよくあります。一心に読んでコメントを書いたら、そのまま閉じてしまったり(笑)。丁寧に読んでくださり、ありがとうございました。

  • 第9話 弥子さんの散歩への応援コメント

    「僕」の素朴な感じが好きです。
    大荒れのお天気、ずぶ濡れでお腹も減って……は心細くなってしまいますよね。人間の本能だなあと思います。
    でもひどいお天気に逆に助けられて、いままでより弥子さんに一歩近づけたんじゃないでしょうか。
    何が福となるかわからないものですね。
    散歩って、歩きながら深く浅く、色んなことが浮かんでくる気がします。共感するところの多いおはなしでした!

    作者からの返信

    朴訥というか愚直というか、恋愛に不慣れな男子の恋愛小説、というものを書こうとしたので、「素朴」と言ってもらえてよかったです。大雨でずぶ濡れになって、何とも情けない格好で弥子さんに助けられる。そんな状態で、思わず口にしたひと言が……それでも終わりよければすべてよし、でしょうか。私も散歩をしていると、いろんなことを考えます。部屋の中でうなっているより、出かけた方が創作にもいいように感じています(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第8話 亀鳴くへの応援コメント

    亀鳴く、風流なタイトルだなあと思いながら読みました。季語なんですねえ!
    カモノハシみたいっていう例えが風変わりで、でもなんか可愛さ、わかる!ってなっていました。面白い!
    なんとも味のあるお話で、素直に良かったです。

    深大寺、東京近郊に住んでいた時にとても行きたい場所のひとつだったのですが、結局行かずじまいで。おそばを食べに、それと植物園にも行きたかったことを思い出しました。

    作者からの返信

    おお、ご存じでしたか。私は季語だと知らなくて、タイトルを決める時にあれこれ検索していて知りました(笑)。そうそう、カモノハシってかわいいですよね。かつて東京近郊に住んでらしたのですね。植物公園も隣接しています。ぶらぶら歩いてお蕎麦を食べて(お酒もちょっと飲んで)、そんな休日を過ごすのにいいところかもしれません。そんな感じのデートを妄想しながら書きました。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第7話 冬休みへの応援コメント

    久しぶりに御作を拝読しているのですが、いつもながら細やかな描写に惹き込まれます。なんというか、細部まで神経が通っている感じがするのです。
    そして山里ならではの料理、良いですね。わさび丼、噂には聞くのですが、こうして書かれるととても美味しそうです。

    作者からの返信

    この作品、最初にアップした時より少し書き直していて、その分、書き込みが増えているかもしれません。描写ばかりに凝るのが好きで、ちっともストーリーが追いついてこないのが悩みの種です(笑)。実は私わさびが好きで。初めて食べたわさび丼はとてもおいしかったです。機会があれば是非。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第1話 焼き鳥への応援コメント

    何気ないささやかな日常が淡々と過ぎていく様子にしんみりします。小さなお店は閉まっている事が多くなりましたね。さびしいものです。
    素敵なお話をありがとうございました。

    作者からの返信

    物語的な盛り上がりのあまりない、淡々としたお話ばかり書いています。読んでいただいた方に刺さるように、うまい具合に風景が切り取られていればよいのですが……。昔住んだ町で、私がよく焼き鳥を買っていた鶏肉屋のことを思い出して書きました。お読みいただき、ありがとうございました。レビューコメントをいただいたことも、あわせて御礼申し上げます。

  • 第12話 パンジーへの応援コメント

    最近の@sakamono さんが書くお話は、以前のと比べてユーモアがはっきりと現れている作品が増えている印象です。淡々と書く、という書き方自体は変わらないのだろうけれど、何というか、肩の力が抜けているというか、ま、いいか的な? いい意味でいいかげんな感じが私は好き。犬に猫まんまあげてる所とか、ひとり言が多い所とか、何と言っても最後の「パンシー」。これはもうつい笑ってしまった~。こういう女性が若かりし頃バイトしていたスナックに行ってみたかったなあ(スナックって一度も行ったことなくて😅)。こういう日常が続くなら年を取るのも悪くない、私もこのアパートに住みたいな、と思わせてくれるお話でした✨

    作者からの返信

    元々、淡々とした何も起きないようなお話が好きなのですが、もう少し物語的な起伏をつけたいなぁ、という思いも出てきて。出てきたものの、それほど大きく今までと変わっていませんが、もしかしてほんの少しでも何か変わった空気が立ち上っているのかも、といただいたコメントを読んで思いました。私の住む辺りだと、夫婦でやっていて、近所のおじさん、おばさんの社交場的なカラオケスナックなどがあったりします。伯母さんも旦那さんと息子の三人でスナックをやっていて、母や妹が手伝いに行っていたこともありました(笑)。ちなみに「パンジー」というのは、昔々うちで飼っていた柴犬の名前です。オスでしたが(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第11話 屋上にてへの応援コメント

    あー、いいなー。こういうアパートがうちの近くにあったらこっそり屋上に行っちゃうな。それで我が家の屋根の傷み具合を確認させてもらいつつ、私もビールか何かを飲む、と。住人の方に見つかったら怒られますかね? 屋上に上がれるようにするのってお金かかりそうだから、珍しい大家さんですね。
    それはともかく。10月になりさすがに少し涼しくなりましたが、それでもまだしばらくは夜、外で楽しく飲めそうな気温って、今年は暑すぎ! そして今年があと3ヶ月で終わりだなんて、一年が早すぎ!!

    作者からの返信

    屋外で飲むには、初夏の頃が一番いい季節でしょうか。昔々に行った、真夏のビアガーデン(デパートの屋上)は、結構風が吹いていて涼しかったです。夜だから青空は見えませんでしたが。こんな共有スペースのあるアパートも、あるのかな。あれば住人同士の交流にも役立つと思いますが、現実としてはちょっと難しいかもしれませんね。ようやく過ごしやすい気候になってきました。そして今年もあと3ヵ月(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第8話 亀鳴くへの応援コメント

    いやあ……やっぱり上手ですね。
    深大寺を舞台にしたと知って、興味深く読んでいました。その舞台のひとこまひとこまが、男女の心の揺れ具合に自然と溶け込んでいます。

    「地の文」と「会話文」の長短のメリハリも読んでいて、心地よく感じられました。もう本当に参考にしたい限りです。

    作者からの返信

    深大寺をご存知でしたか。東京の調布市にある古刹です。最初に書き上げて、しばらく経った後に改稿しているのですが、特に会話のところを直しました。その点に言及していただけて、直してよかったと思います。ちなみに8,9,10話は、深大寺を舞台にしています。ひと息にたくさんお読みいただき、そしてたくさんのコメント、本当にありがとうございました。

    編集済
  • 第7話 冬休みへの応援コメント

    まさに、山里の光景。男とさわさんのやり取りやジビエなどの料理が目に浮かんできます。
    こんな繊細なところまで描けるのは、何か秘訣がありそうですね。
    もうひとつ気づいたのは、長文なのに、読みやすいこと。なんか、漱石や太宰の作品を読んでいるかのような気がするのは僕だけでしょうか。

    作者からの返信

    漱石や太宰の作品を引き合いに出していただけるとは、光栄というか、恐れ多いですね(笑)。これも情景描写と同じなのですが、1行1行に凝ってしまって、ちっとも筆が進まないという……。私の住んでいるところが山に近いところで、母の実家は山の中でした。サワさんの家は、まったく母の実家そのままがモデルになっています。鹿肉をもらって食べたこともあります。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第6話 夏休み その2への応援コメント

    本当に情景描写が巧みですね。

    私は母の「手記」から目を上げて居間の窓を開けた。さっきまでの夏空がすっかり黒雲に覆われている。遠雷も聞こえだしていた。夕立がきそうだ。

    「夏空」「黒雲」「遠雷」

    中でも、この六十字あまりの文章。僕にはこの季節感のあふれて、先々を見通すような光景が一番好きで、心に染みてきます。

    作者からの返信

    物語が、いつどこで起きているのか、そのヘンまで書きたくて、つい季節を表現する言葉と風景描写が多くなってしまいます。ただ、そういうところにばかり時間がかかって、ちっとも筆が進まないのが問題点です(笑)。情景描写に感じ入っていただけたなら、とてもうれしく思います。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第5話 夏休み その1への応援コメント

    読んでいて特に印象的だったのは、主人公がネズミと向き合うシーンです。ネズミの存在が主人公の生活に微妙な緊張感をもたらし、その対処方法を考える様子が興味深く描かれています。また、主人公が中学時代の友人と再会するシーンも印象的で、過去と現在、そして未来への期待感が交錯する様子が感じられます。本当に上手な世界観ですね。羨ましいぐらいに。

    全体的に、この作品は日常生活の中にあるドラマを巧みに描き出しており、私自身を引きつける力があります。それぞれのエピソードがどのように展開していくのか、引き続き読み進めるのが楽しみです。素晴らしい文章をありがとうございました。

    作者からの返信

    ドラマのようなことが、特に起きないフツーの日常を、どうにか物語にできないものかと、そんなふうな思いで書いているシリーズになります。ネズミはもしかしたら、古い実家で一人で暮らす男の同居人(?)になれたかもしれないのに、男はそれを拒否してしまいました。そう考えると、ちょっと暗い締めくくりにも思えます。お読みいただき、そして過分なお言葉まで……ありがとうございました。

  • 第4話 玉川上水への応援コメント

    「立川北駅から玉川上水駅へと向かうモノレール」小説の舞台は、おぼろげな記憶ながら懐かしい限りですね。立川は百貨店もなくなり、大きく変わってしまったけど。話は本編に戻りますが、淡々と綴りながら彼らの情景や人間関係までよく伝わってくる文章です。続きが楽しみとなります。

    作者からの返信

    何と、この辺りの地勢をご存知でしたか。立川駅周辺は、再開発で大きく変わって(ずい分と昔のことですが)、さらにモノレールが上の方を走っていて、まるで未来都市、だと私は思いました(笑)。男同士の微妙な関係を楽しんでいただけたなら幸いです。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第10話 箱庭への応援コメント

    珍しく? 曖昧模糊とした終わりではなく、少しきりっとカッター(ナイフではない)で切り取ったような〆で、印象に残る赤でした。コーラのパッケージも「売り家」の字も赤ですしね。甘いけどちょっと後味に苦さもあったりで、コーラの炭酸みたいな飲み口で、いつもの@sakamonoさんぽくはないけど、いいな、面白いな、と思いました。

    作者からの返信

    私の友達にこれを読んでもらった時、同じような感想をいただきました。曰く、曖昧模糊としてなくて、くっきりしてる、と。それまでも私の作品を、半ば強引に読んでいただいていたものですから(笑)(他の人には、薄ぼんやりしていると評されたりもしたのですが……)。この物語を書き始めた時に、「今でも深大寺へはたまに行く」という一文を最後の一行にしようと、そこを目指して書いていたのですが、いざそこまで書き進めてみたら、もう一行を自然と書き足していました。それは私にとって、とてもよい創作の体感になりました。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第9話 弥子さんの散歩への応援コメント

    弥子さん、かっこいい。僕を助けにきた王子様のようだ✨ 
    これで言わなきゃもう言う機会はないよね。ってくらいな舞台でした。
    @sakamono さんにしては珍しく? 大きく早く動く展開で、こういうのも面白かったです♪

    作者からの返信

    実は最初、思い切った告白をした「僕」が、こっぴどくふられるという結末を考えていたのですが、書いているうちに、それでは「僕」がかわいそうになってきて……それでこうなりました(笑)。読み直してみると、確かに展開が早い感じがします。枚数の関係でエピソード1つ、丸々削ったのですが、それが功を奏したのかな。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第8話 亀鳴くへの応援コメント

    もう! 色々と突っ込み所満載だけど、最後の一文! 酷い笑!! 男の子がコレやったら、私なら百年の恋でも冷めるから笑!! 落としすぎ笑。女子がやって、男子的にはどうなんだろう。アリなのですかね?? 個人的に気になりました。←そこじゃないデスね。
    そこまでは流れるようにお話が進んでいって、相変わらず取り回しがうまいなあ、と。何というかこういうユーモアのあるお話は@sakamono さんのお話の中でも特に好みなのですが、どうしてカモノハシが出てくるのかは分かりません。
    カモノハシ、実は大好きでして、でもアレってどう考えても日本人にはマイナーだと思うんだけどな。うちにはぬいぐるみもパペットもいて、たしかピンバッジもあったと思うのだけれど。
    それからだだちゃ豆も大好きです。ということは、理子さんのご実家は新潟もしくは山形あたりかなあとか思ってみたり。いつまでもビールと枝豆の季節の終わりが見えない今年はちょっと変ですねえ。

    作者からの返信

    このお話、結末を決めずに書き始め、途中まで書いたところで「そうだ!」と、最後の一文が思い浮かんだのでした。ラストが決まると、それに向かってすいすいと筆が進むものですね(笑)。「僕」からすると、鼻から蕎麦がいつもの理子で、涙を流したところが意外な一面といったところでしょうか。理子の実家のことまで考えていなかったのですが……。カモノハシ、私も好きでして、カモノハシの国のお話も書きました(笑)。ともかく、楽しく読んでいただけたようで、ありがとうございました。

    編集済
  • 第3話 コオロギへの応援コメント

    このお話とても好きです。
    とりとめのない日常で、この感情に名前をつけることも難しいのだけど、なんか共感するのです。
    最後に三人組の男性が出て来ますが、特に何かをするわけでなく、日常の「雑音」「風景」として登場してて。こういうのがとても素晴らしいと思うのです。

    作者からの返信

    最後の三人組のエピソード、推敲しているうちに後から追加したシーンです。そこに言及していただいたことが、とてもうれしいです。なるほど、こうしたシーンを「雑音」「風景」というふうに考えればよいのか。今後の創作に生かせそうです。こんなふうな、何も起きない物語ばかりを書いているのですが、好きと言っていただけると、励みになります(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済

  • 編集済

    第7話 冬休みへの応援コメント

    この分量ですらすら読めてしまうのは、@sakamonoさんの私が読んだ作品の中でこれが一番でした。とにかく読みやすかったです(他が読みにくかったとかいうんじゃないですよ? このお話がすっごく読みやすいという意味です!)。やっぱり時間かけてそれだけ練り上げたのかなー、と思ったり。
    潮臭くて、っていうのが離婚の理由になるの、何となく分かる気がします。皆が皆、そういうひとたちばっかりじゃないと思うけど、土地を選ぶ、ってあると思います。サワさんはどの作品で読んでも魅力的ですね♡
    コシアブラ、私も好き~♡ 山菜は全部好き~♡ この刺身こんにゃくはすっごく美味しそう。食べてみたいなあ。鹿肉は食べたことありますが、あんまり好みじゃなかったです。ラムも得意ではないです。イノシシは食べたことないと思います。鹿革のハンドバッグはとっても柔らかくって、びっくりした覚えがあります。

    作者からの返信

    文章表現にはいつもこだわっているので、読みやすいという評価は、とてもうれしいです。時間をかけ過ぎて筆が遅くなるという短所でもあるのですが。何も起きない物語なので、文章にこだわるしかないというジレンマがあります(笑)。飄々と、サバサバした感じのサワさんも、昔はいろいろあったのだろうなぁ、と感じていただけたら幸いです。コシアブラ、ご存知でしたか。山菜の知名度としてはタラの芽の方が上かと思うのですが、コシアブラ、おいしいですよね。私は鹿刺が好きなのですが、今はもう生では食べられなくなってしまいましたね。もらいものを家で食べた時は、刺身で食べたりしましたが……。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第12話 パンジーへの応援コメント


     純文系統の小説講座なんかだと、「犬が居着いたことによる主人公の内面の変化を描写しなければならない」とか何とか、もっともらしい注が入りそうですが、そういうことと全く別のアプローチでの小説があってもいいはずだし、「ただ犬を飼い始めた」だけの描写に魅力的な日常が活写されていたなら、それは最高だと思います。だいたい、大人の立場で動物を飼い始めるのって、こんな感じじゃないですかね。特に気負いもなく、必要な気配りだけは怠りなく、という。こういう小説こそ、まさに自然主義文学と呼ぶべきではないかと ^^。
     それにしても、作中の小説のチョイスが絶妙です。いや、私も「本格小説」は「そういう話題作があるようだ」というおぼろげな認識しかありませんけれども。こういう本を公園にまで出かけてベンチで読みふけっている古希過ぎの女性など、それ自体地方都市では珍種に近いのですが、東京あたりだと普通に隣に暮らしてそうでしたね。そういう意味では本作は「とある女性の、理想の老後」を描いた作品とも読めます 笑。私も命永らえれば、ぜひこうありたいと思いました。

    作者からの返信

    なんと、私としては最大級の誉め言葉をいただいたように思います^^;。このシリーズは、こんなふうに起伏のない物語ばかりで(他もそうですが)、かと言って内面の描写もなく、こんな感じでいいのだろうかと自問しながら書いています。おかげで筆が遅いこと。「うすぼんやりした印象」と評されたこともあります(笑)。でも「自然」ってこういうことではないだろうか、などと思ったり。「本格小説」にも言及していただいて、ありがとうございます。もう何年も前の作品で、あまり自分好みではなかったのですが、母に薦められて読んでみたらおもしろくて。骨太な大河小説で構成もおもしろかった。あの長編を、間は空きましたが三回は読み返したと思います。自分もこんなふうに穏やかな老後を過ごせたらな、などと思います(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第12話 パンジーへの応援コメント

    コメント失礼いたします。

    特に大きな事件が起こらない日常を、退屈させないよう書けるのが、さすがですね。見習わねば。

    犬好きって頭じゃなくて、顎をなぜますよね。そういう細かい描写も感服です。

    おもしろかったです。

    作者からの返信

    主人公の女性が、ただ犬を飼うことになったという、それだけのお話です。自分自身、こんなんでいいのか? という思いもあったので、そう言っていただけて、とてもよかったと思います。もう少しストーリー性ももたせたいと、常々思ってはいるのですが。お読みいただき、過分なお言葉まで、ありがとうございました。


  • 編集済

    第12話 パンジーへの応援コメント

    お邪魔します。

    サチさんの日常がとても素敵です。その年齢の女性らしい気取らない感じがリアルで、こんなふうに暮らせたらいいななんて思ってしまいました。
    「今日の行動が具体的になるにつれ、自然と気持ちが快活になってゆく。」
    この一文がとても好きです。

    パンジーの名前の由来は、サチさんの違う一面を想像させますね。
    面白かったです。ありがとうございました♪

    作者からの返信

    そもそもは、このアパートに暮らす人たちの物語を構想していて、形にならず、それでとりあえずサチさんのエピソードを投稿することになってしまいました。沢野君や他の住人、ユキヒロさん一家との関わりを、各々の視点で書こうとしていて……。私としては想像するしかないことですが、凛とした高齢女性の描写をリアルと言っていただけて、とてもうれしいです。頑張って、この物語を形にしようという気持ちになりました(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第12話 パンジーへの応援コメント

    若かりし頃にアルバイトをしていた「スナック」の名前というのが良いですね。「スナック」という旋律にサチさんの変わらぬ艶やかさが滲み出ています。
    パンジーも「それほど器量良しではない」ところが、また愛嬌マシマシです☆

    作者からの返信

    私が住んでいるような田舎では、「スナック」というお店は、夫婦でやっていて、お客さんは近所に住む顔なじみのおじさん、おばさんで、井戸端会議的な場所でもあります(笑)。私の親戚も二人ほど、スナックをやっていました。サチさんが、単に犬を飼うことになったという、その顛末を物語っただけなのですが……お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第4話 玉川上水への応援コメント

    モノレールってちょっと面白い乗り物ですよね。浮遊感があって、その割には怖くなくて、私は結構好きです。
    このふたりのかけあい、いいですね~。特に冒頭で惣介さんのことを愛を持って悪態っぽく語る要一さんの口ぶりに思わず吹いてしまいました笑。これが結婚してない独身男性同士だったらBLでもイケそうな、と思ってしまった私の頭は暑さのせいでバグっているのでしょう。BLではなく、ビールの季節でしたね🍻

    作者からの返信

    私は今、モノレールを使って通勤しています。電車の高架と違って何となく頼りないような気がします(笑)。ぶら下がるタイプのモノレールではないのですが。いえいえ。この作品、実は私もほんの少しのBL要素を混ぜたつもりでした。それが伝わったかどうか、という思いがあったので、そこに言及していただけてとてもうれしいです。毎日暑いですね。ビールが進みます(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。


  • 編集済

    第3話 コオロギへの応援コメント

    ありましたねえ。引っ越してしまった友だちとのお手紙のやり取り。読むまですっかり忘れていました。転勤族の親御さんが多い新興住宅地住まいだったので何人もの友だちと文通みたいにしましたが、結局はどこかで何となく途絶えていく。でも、こんな形で心の中で問いかけるというのは、やはりタキちゃんはただの友だちではなかったのでしょうね。初恋、と呼ぶにはもっと淡くて優しい色に見えるけれども。(しかし何故に広島? 個人的にはソコが妙なツボとなりました笑)

    作者からの返信

    どこか具体的な地名を、と思ってパッと浮かんだのが広島で、そこがツボだったとは……う~んよかった(笑)。私も、昔ながらの友だちで、もう何年(何十年?)も会っていなくて、年賀状のやり取りだけが続いているヤツもいます。そういえばたまたま去年、十年ぶりくらいにその友だちに会ったなぁ。あまり主体性のないような「僕」が、勢いで結婚を決めてしまって、そんな状況で幼なじみの女の子を思う。日常のひとコマを切り取った、ただそれだけのお話でした。お読みいただき、ありがとうございました。


  • 編集済

    第2話 春の雉への応援コメント

    梅酒、発見! 果実酒って長く置いておくと甘みが強くなるように感じられるのは私だけでしょうか。
    ヒメオドリコソウ、分からなかったので検索したら、よく見かけるお花でした。検索ワードの中に「食べられる」とあったので一緒に見てみた所、お浸しや天ぷらにしてとのこと。飲んべえさんの@sakamonoさんことだから食べたのかしらと思いましたが深読みし過ぎでしょうか?
    住み手、住み方が変わっても、長く住み続けてもらえる家は幸せな家だと私は思います。

    作者からの返信

    長く漬けるほど果実のエキスが出そうだから、甘くなるかもしれませんね。でもやっぱり限度があって、相当昔に母が漬けて、忘れられていた梅酒は、飲んだらちょっとヤバイような見た目になっていました(笑)。匂いはよかったけれど。ヒメオドリコソウは春先に、その辺でよく見かける花ですね。食べられるとは知りませんでした。カラスノエンドウの実を食べたことはあります(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第1話 焼き鳥への応援コメント

    焼き鳥の匂いに誘われて。はい、分かります笑。ウナギと違ってお値段の敷居が低いのも誘われやすい理由になりますよね。焼きたて、食べたいなあ。
    おばあさんのことも含め、何も分からないままお話を終えることができるのが@sakamonoさんらしくていいなあと思いました。

    作者からの返信

    うな串の店で飲むことも、たまにありますが、焼き鳥で飲むことの方が圧倒的に多いですね。うなぎのいろんな部位を串に刺して焼いて出してくれる。とても心はずむものがありますが、やっぱりお値段的にも焼き鳥屋(串焼き屋)です。まったく何の説明もないまま、宗一朗の日常のひとコマを切り取ってみました。その空気感を味わっていただければ、という思いです。こちらもお読みくださり、ありがとうございました。

    編集済
  • 第4話 玉川上水への応援コメント

    こんにちわ。

    要一と惣介の関係性や会話(ほんのちょっとのやり取り)が、本当に好きですー!なんですかー!この悪友感(褒めてます)

    現地には行ったことないので、情景を思い浮かべながらでしたが、想像力を震わせました。

    追伸:ポツリ、ポツリとしか読み進められてなくてスミマセン(滝汗)
    また読みにきます(^^)

    作者からの返信

    ちょっと齢のいった男同士ですが、高校時代から長いつき合いの2人。会えば、その頃に戻ったような口ぶりでしゃべってしまいます。もう少しハードボイルドな感じにもしたかったのですが、日常を描いてハードボイルドは難しい(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。いえいえ、むしろゆっくり読んでいただける方がうれしいです。私も他の方々の作品をゆっくり読んでいます(笑)。

    編集済

  • 編集済

    第3話 コオロギへの応援コメント

    まさにマリッジブルーというか、人生の新しいスタートラインに立つ時って、なぜか昔の大切な想い出(人だったり、出来事だったり)を思い出しては感情のタイムトラベルしてしまうような。(感覚的な意味です)

    コオロギの鳴き声も、もやもや?していた不透明な気持ちの透明度を上げてくれました。

    修一さんの心情が流れるように文章に現れてて、「ほほう。そうか、そうか!そうなのか」とニヤニヤしながら(楽しんでいます)読ませて頂きました。


    なんか、まとまらない感想になってしまいスミマセン(^^;

    作者からの返信

    男のマリッジブルー、まさにその通りです。昔々ならば、一笑に付されるような出来事かもしれません。今という時代だから書く意味があるように思います。違うかな。男も女も、時が経つほどいろいろと思い出が堆積してしまうものだから、早くに結婚してしまう方が、よいのかもしれませんね(笑)。

  • 第1話 焼き鳥への応援コメント

    >道端でとりとめない思いに沈む、そのわずかな時間を宗一朗は好んだ。

    この文章がとても好きです。宗一郎が「お店、どうしたんですか?」って聞けない性格をようく表現しているように感じました。繊細ですね。

    ちょっと話が逸れてしまいますが、このお話読んでて焼き鳥が美味い居酒屋があって(しかも、ママの娘さんが焼くのが絶妙に上手い)。
    以前、別のお話で「そういう店があったんですが…」の件にも繋がり。自分が(他県へ)引っ越してしまったので、そのお店に行けなくなってしまったのです(残念)

    sakamonoさんのお話は、自分のリアルな体験とも通ずることもあり、すごく共感すること多々あります。更に、それを物語として書いてることにも感銘を受けます。勉強になります!

    続きはまた時間のある時に、ゆっくり読んでいきたいと思います(^^)
    長々と失礼しました。

    作者からの返信

    いい年をして、まだモラトリアムを抜け切っていない、社会人(大人)として「?」がつくような、そんな男を主人公に据えてばかりで、固い作風にすると少々暗めのお話になってしまいます。もう少し物語に起伏をつけたいと、構想(迷走?)しております。多々共感されるということは、やはりお酒好きの方なのですね(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第11話 屋上にてへの応援コメント

    お邪魔します。

    要一さんが惣介さんの性格や彼女との関係を考察する様と惣介さんの表情の描写がとても面白かったです。
    小春日和のビールも美味しそう。
    再開した時、惣介さんと彼女はどうなっているでしょう。気になります。

    作者からの返信

    女性に対して、ちょっとシニカルな視線を向ける男を書いてみようと思ったのが、このお話を書くきっかけでした。そして男にはちょっと甘い。再会の余韻を残すような終わり方にしましたが、何だかとりとめのないお話になってしまいました。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第11話 屋上にてへの応援コメント

    ほんと、また再会できそうな雰囲気ですな。
    こういった屋上って貴重ですね。四季を問わず、心地良い風が吹いてそうな場所に感じます。ウチの近くにも、そんな屋上が無いものかなぁ (*´ω`*)
    再会後のエピソードも覗きたくなりますね。面白かったです☆

    作者からの返信

    屋上で酒を飲む気持ちよさは、やっぱりビアガーデンが証明しているでしょうか。ここは住宅街で、あまり風通しもよくないようなところですが、屋外で飲む気持ちよさがあると思います。ほんのプロローグだけを書いたようなお話になってしまいました(笑)が、お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第10話 箱庭への応援コメント


    十話分続けて読ませていだきました。まとめた形のコメントで失礼します。本音を言えば、各話ごとに色々書き残したい気もしたものの、必要以上に私のプライバシーを喋り散らしてしまいそうで自重しました 笑。
    立川モノレールができる前ですけれど、東京は何年か暮らしましたので、出てくる舞台のいくつかと、その空気の記憶に少なからず郷愁を覚えます(ちなみに深大寺方面だけは不案内です)。それにしても、各話それぞれの主人公の人生の切り取り方がおもしろいです。どこにでもありそうで、誰にでも語れるわけではない話の収め方が、本当にいい味を出していらっしゃる。
    「夜を拾いに」の後で拝読いたしますと、何作かは共通の作品世界、あるいはバージョン違いかと思しきものに読めますが、いずれも完結しきった作品ですから、似たような場面の平行世界での話を集めたものと受け止めています。逆に言うと、一見同じような舞台で似たようなキャラが立ち動いていながら、語られている物語はまるっきり別物な印象です。ごく狭い舞台の中で、とても奥行きのある話が豊かに語られていると申しますか。

    ところで今なお気になるのは、第五話でのネズミはその後どうなったんだろうということ。あの話だけは、第六話がその続きになっていないことにちょっとがっかりしたりもしましたが w、何事も扉を開く手前で話を終えるのが華、でしょうか。そういう心憎さもふんだんに味わった作品集でした。続きを書かれるようでしたら、ぜひまた読ませていただきます。

    作者からの返信

    また一気に読んでくださって、感激しております。プライバシーを喋り散らしてしまうコメントもおもしろそうではありましたが(笑)。立川モノレールをご存知ということは、東京の西部に暮らしていたのですね。深大寺辺りも、不案内でも何となく分かる。はい、あまり深く考えず、同じ登場人物で別の話を書くような感じになってしまったものもあります。人物が固定されていると書きやすいのですよね。好意的に読んでいただいたことに感謝です。こんな感じのものばかり書いていて、最近はもっと「物語的」な、小説としての仕掛けがあるような、そういうものが書けないかと逡巡していたりします。
    第五話について言及いただいて、ああ、そっか、と思いました。天袋に閉じ込められたネズミは「当然」そこで死んでしまった、と書かなくても「当然」と私は考えていたのですが、読んでいる方にとっては、そんなこと分かりませんものね。おっしゃるように「扉を開く手前で話を終えるのが華」かもしれませんが、書きっぷりは同じでも、その点を考えた上で筆をおくのと、一人よがりで結末を書くのとでは天と地との差がありますものね。コメントを、とてもうれしく拝読しました。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第1話 焼き鳥への応援コメント

    実際に宗一朗になって、商店街をぶらぶら歩いている気分になりました。焼き鳥をおばあさんから受け取った後の、“手のひらが温かくなる”という表現が素敵だなと思いました。
    合鴨の焼き鳥、食べてみたいです。

    作者からの返信

    商店街の個人経営の小さな鶏肉屋の前で、夕方に煙を上げて焼き鳥を焼くおばあさんと、焼き上がりを待つお客たち。そんな情景が読んだ方に伝わればいいな、と思って書きました。紙袋から伝わる温もりも、そのまま宗一朗は家まで持ち帰ってツマミにします。合鴨、おいしいですよ(笑)。読んでいただき、ありがとうございました。


  • 編集済

    第10話 箱庭への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    全10話をじっくり読ませてもらいました。どの話もオチが素晴らしいですね。切れ味があるとか、予想もつかない、とかもいいですのですが、それはまた違う、すとんと気持ちに落ちてくるというオチで、独特の読後感があります。どの話もおもしろかったです。
    連載中みたいなので、続きも楽しみにしてます。

    作者からの返信

    他愛のない日常の風景を描いて、その空気感が伝われば、というふうに思っています。ただ最近、もう少し「何か」が起きないと物語としてつまらないかな、などと思っております(笑)。しばらく更新が止まっていますが、読んでいただき、過分なお言葉までありがとうございました。

  • 第10話 箱庭への応援コメント

    sakamonoさん、こんにちは!お久しぶりです。お元気に
    されていましたか?
    コメント欄でしかお話できないので、書いている今が
    どきどきします。
    新しいお話が上がるとやっぱり嬉しいですね。
    何度か読みに来ております。

    自分の感情を言葉にして初めて知る思いだった~
    「こんなことを話すのは君だけ」と言われている気がしたのだ。までの
    くだりが、とても好きで印象に残りました。sakamonoさんのお話は
    読み手に大してダイレクトな感情の押し付けではなく、読む中でほんのりと
    残り、読み進める中でゆっくりと受け取らせてくれるので、この独特の
    空気感はそこにあるのだろうなと毎度思いつつ、今回もsakamonoワールド
    を楽しませていただきました。
    相手の心をすべて判る事は出来ないながら、誰かと過ごした時間は
    個々にそれぞれの箱庭を形成しているんだろうなぁ。思い出の一つ
    として誰の心にも在りますよね、きっと(しみじみ
    ハナさんも、主人公の最後のくだりのようにたまに想ってくれていたら
    いいなと思いました。

    ふと最近思ったのですが、sakamonoさんはコンテスト系は書かれたりは
    しない方なのでしょうか? 今やってる五分の、でsakamonoさんは一体
    どんなお話を考えるのだろうか?と気になってしまい。というか読みたくなり
    ……答えにくかったりだとかでしたら、この質問はスルーしてくださいです
    すみません!

    作者からの返信

    はい、変わりありません。先日、まきむらさんの更新通知が来たと思ったのですが、更新されてなくて、私の見間違いだったか、と思ったところです(笑)。
    コメントに「空気感」という言葉があって、とてもうれしく思っています。書き始める時に最初に考えるのが「こんな空気感を伝えたい」ということだからです。何気ない行為や情景の描写で、心情を伝えられればベストですが、なかなか難しいことです。ハナが好みのタイプを述べるところなど、ちょっと説明的です(反省)。最後の主人公の独白は、私もとても気に入っているところです。
    コンテストに応募したことはあります。「五分の」、カクヨムコンの短編、角川武蔵野文学賞。長いものにも挑戦したい気持ちはあるのですが難しくて。今やってる「五分の」にも応募しようかと応募要項を見たのですが「小学校高学年~中学生に向けた」ということだったので「う~ん、どうしよう」と、うなっているところでした。とりあえず、そこは気にせず応募してみようかな、という気持ちになってきました(笑)。
    お読みくださり、丁寧なご挨拶も、ありがとうございました。

    編集済
  • 第10話 箱庭への応援コメント

    お邪魔します。

    ハナさんがいてこその箱庭だったのでしょうね。でも、何か行動を起こしそうな気がします。

    深大寺、行ったことないので、こちらの物語で想像するばかりなのですが、深い森も草木の間の流れも美しくて、行ってみたくなりました。


    作者からの返信

    深大寺を中心にそこだけ雑木林がこんもり残っている風景です。昔ながらの風情を残す蕎麦屋が門前にたくさんあって。大きな植物園が隣接しているので、雑木林はその辺りから続いています。そんな狭い範囲を箱庭に見立てて、そこでおままごとのような交際をしている男女、というお話を書いてみました。もしお近くにお住まいなら、行かれてみては(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第10話 箱庭への応援コメント

    深大寺という箱庭が丸ごと消えてしまうような感覚。今後の人生にハナさんの存在感が大きく影響してしまうのだろうなぁと、一緒に蕎麦をコーラとセットで食べてあげたくなりますね。
    竜の受け口って言い得て妙ですわ(笑)
    水の落ちる先で広がる苔むした四角い石と、たくさんの彩り豊かな落ち葉が浮かんできます。そうですか、ちゃんと掃除している人がいたのですねぇ☆

    作者からの返信

    深大寺に行った時、落ち葉を掃除しているおじさんを見たことがありました。雨上がりだったので、竜がたくさん水を吐いていましたよ(笑)。「箱庭」というタイトルの意味を読みとっていただき、うれしく思います。深大寺を中心とした昔ながらの雑木林が残るあの周辺地域自体を、描きたいと思いました。ちょっと風変わりな女の子、好きなんですよね。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第9話 弥子さんの散歩への応援コメント

    お邪魔してます。

    一人でのびのびやってきた主人公がちょっと覚悟した瞬間でしょうか。うんと年上のおばちゃんから見たら、微笑ましいというか、がんばれって応援したくなりますね。

    作者からの返信

    ラストの「僕」の言動は、精一杯の告白なのですが、曖昧なラストシーンが、ちょっと微妙で……そう読み取っていただけて、とてもうれしく思います。実は最初、ラストはこっぴどくふられるように考えていたのですが、書いているうちに「僕」に感情移入したのか、ハッピーエンドにしたくなってきて、でも……という感じで曖昧なラストになってしまいました。応援したくなる、と言っていただけて、とてもうれしいです。読んでいいただき、ありがとうございました。

  • 第7話 冬休みへの応援コメント

    お邪魔してます。

    お金を介さず自分の手で食物を手に入れるというのは、特別な信条がなくても喜びだと思います。「やってみたかったから」で十分納得できてしまいます。

    美味しそうなものがいっぱい出てきて、ヨダレがじゅるるでした。

    素敵な物語、ありがとうございました。

    作者からの返信

    私の住むところが山間の町で、山菜の類はなじみの深いものでした。そのおいしさが分かったのは大人になって酒を飲むようになってからでした。子供の頃は親に連れられてキノコを採りに行ったり、畑の畔の野草を摘んだりしたこともあります。川で釣った魚が、そのまま夕飯のおかずになったり。些細なことですが、そんなふうに食べ物を手に入れることは、とても充足するように思います。そんなふうに感じるようになったのも、大人になってからですが。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第6話 夏休み その2への応援コメント

    お邪魔してます。

    情景描写が具体的で絵が浮かびます。周りがリアルな分、主人公の気分も入って来るのですが、私の感じ方がおかしいのか、何でしょう、とても不安になります。彼は多分一人を苦にしない人なのかもしれませんが、一人でいてはいけないような気もします。本当に元彼女さんに連絡したか気になります。

    作者からの返信

    こちらもちょっと曖昧な終わり方です。主人公の性格からして、この時ふと、連絡してみようと思っただけで、次の日になれば、また気が変わっていそうに思います。主人公の何事にも投げやりな言動に、不安を感じていただけたなら、望外の喜びです(笑)。書くときにいつも、風景描写には力を入れているつもりなので、そこのところもうれしかったです。読んでいただき、ありがとうございました。


  • 編集済

    第9話 弥子さんの散歩への応援コメント

    女性の側から見れば、なんか、うなずけます。
    この僕を至近距離に置いておきたい気持ち。(笑)

    作者からの返信

    そういうふうに言っていただけて、とてもうれしく思います。女性側の視点は、私の想像だけで作り上げられているもので(笑)。読んでいただき、ありがとうございました。

  • 第9話 弥子さんの散歩への応援コメント

    このジレ感、たまりません。
    与しやすし、と言われても追いかけたい弥子さん、魅力的ですわ☆

    作者からの返信

    年上の女性に翻弄されているという自覚のないまま、何となく巻き込まれてしまう、素朴な主人公。主体性がないとも言えますが、満更でもない調子でつき合ううちに、最後にほんの少しだけ勇気をふるう。そんなお話でした^^;。読んでいただき、ありがとうございました。

  • 第8話 亀鳴くへの応援コメント

    こんにちは!
    面白かったです。静かな温度持つ文章だなといつも思っています。
    生きている、をちゃんと感じられる登場人物、生命、風景と。
    読んでいて知らず没入してしまいます。
    生身を感じさせる文章を書く、というのは私などには本当に難しく、
    samamonoさんの様に、読み手にちゃんと届ける事の出来る物語を
    表現できること、羨ましく思います。
    生きる中で起こる何気ない事、人との関わり、登場人物の一コマを今回も楽しく
    読ませて頂きました。次回作も楽しみにしております。

    作者からの返信

    過分なお言葉、ありがとうございます。何気ない日常みたいなシーンを書きたいと思っていて、このようになりましたが、最近もう少しドラマチックな盛り上がりがあるようなものも書きたいという欲が出てきて……苦労しています(笑)。
    まきむら唯人さん含め、他の方々の作品を読む度、「飛躍する創造力」のすごさに感嘆しています。
    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第7話 冬休みへの応援コメント

    こんにちは!
    サワさんの「何かをやる時、・・・のくだりからの二人の会話が
    とてもいいですね。刺さる人が多いんじゃないでしょうか。
    私は自分の書きたい話を書いている時は登場人物にコレを
    言わせたいというのがありきで話を書くので、いい台詞を見ると
    自然とたぎってしまいます。
    これまで数話@sakamonoさんの物語を読んできましたが
    今回のお話が、私には一番伝わってくるものが多かったように思いました。
    これからも応援しています。

    作者からの返信

    そんなふうに言っていただけて、とてもうれしく思います。自分の思うところを、あまりストレートに書いてしまっては、という自制もある中、この部分はかなりストレートに登場人物にセリフとして言わせてしまいました。その反面、カッコよくしゃべらせたいというジレンマもあって……難しいところでもあります。読んでいただき、ありがとうございました。そして先日の誤字の指摘も、あらためまして、ありがとうございました。

    編集済
  • 第8話 亀鳴くへの応援コメント

    蚯蚓ではなく亀というところが、やはり深大寺らしいところでもありますね☆

    作者からの返信

    蚯蚓? ググってしまいました^^;。参道の前のところの池に亀がたくさんいるので、その辺りを取り入れてみました。おかしくも哀しくもあるような感覚を、描いてみたかったのですが、なかなかに難しいことでした。お読みいただき、ありがとうございました。深大寺のお話は、まだストックがあるので、そのうちまた投稿したいと思います。

    編集済
  • 第4話 玉川上水への応援コメント

    このエピソードは、もう少し続きを眺めていたいものです。
    立川北から玉川上水、さらには上北台へと続く区間は、真下が広い幹線道路でもあり恐怖心が増しますよね。愛宕は普段、その下の道路を車通勤しておりますが、逆に落っこちてこないか不安になる時があります。特に雨風が強い時(笑)

    作者からの返信

    スケッチふうのサラッとしたものを書きました(原稿用紙5枚)。それでも背景はいろいろ考えていて、駅周辺が開発された時期とか、モノレールが開通したのはいつだっけ? とか調べたり。設定を考えるのもおもしろいですね。あそこが通勤路でしたか。私は上北台と反対方向の終点まで通っています。今はほとんど在宅勤務ですが。


  • 編集済

    第3話 コオロギへの応援コメント

    コオロギの鳴き声が読了の後もリフレインしているような錯覚に陥ります。
    静けさの中にも色々な音があるのだなぁと感じさせてくれる一作でもありますね。温泉に入った後のような心地良さがありました☆

    作者からの返信

    郷愁を誘うような幼なじみとの思い出と、男のマリッジブルー(?)みたいな心境がシンクロするように、そしてそれをつなぐのはコオロギの鳴き声……そんなふうに構想して書いたわけではありませんが、そんな雰囲気になったかなぁ、と思っております。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第1話 焼き鳥への応援コメント

    時の流れを感じ取れますね。
    おばあさんたちに何があったのか、空想をする時間もまた癒しのひと時のように感じます。飴で口の中を切る描写って、その後の切なさが浮き彫りとなるスイッチにもなってる気がしました。こういう細かな描写って愛宕にはできないので、とても勉強になります☆

    作者からの返信

    口の中で欠けた飴の角で舌を切ったこと、ありませんか? 私は結構よくあるのです。そういう時、ちょっと自分にイラっとするんですよね(笑)。細かいことが気になって、1つの文章をこねくり回してちっとも執筆が先に進まない、ということもよくあります。適度に話を要約して先へ進める、という書き方をしたいのですが、なかなかうまくいきません。お読みいただき、過分なお言葉まで、ありがとうございました。

  • 第8話 亀鳴くへの応援コメント

    亀鳴くや人は人とて猫の恋(季重なり(笑))

    作者からの返信

    おお、さすがです。Haiku物語という作品も投稿されていますものね。私はこの作品のタイトルを考えた時、検索して「亀鳴く」が季語だということを知りました。


  • 編集済

    第7話 冬休みへの応援コメント

    なんだかしきりに目が濡れるのですが、涙なんかじゃないと思います。(笑)
    生きるのって大変だよね、でも、人間っていいよね。そんな囁き声が……。

    作者からの返信

    あ、いえいえ。過分なお言葉、お読みくださりありがとうございます^^;。そう言っていただけてうれしい限りです。自然の中で、でも自然にとらわれず、淡々と生きる人を描いてみたかったのですが、なかなかに難しいことでした。

  • 第1話 焼き鳥への応援コメント

    切なくて、非常に面白かったです。
    読んでいて、情景が浮かび上がり続いてタレの芳香が漂ってきました。
    昔に通った焼き鳥店を思い出し、懐かしい気持ちになりました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。自分としては、しんみりとした空気感を醸したかったので、そんなふうに感じていただいて、とてもうれしく思います。私も昔、近所の鶏肉屋で売られている焼き鳥を、よく買っていました。そのお店をモデルにしているのですが。