2話あらすじ(※小説のあらすじです。本編ではありません)
あたしが惚れたのは伝道者!? 二話あらすじ
一学期に起きたあの事件から二か月が経った。
あたし、小野寺神無は、中学生最初の夏休みを、親友の麻耶ちゃんと一緒に海に行ったりしながら楽しく過ごしていた。
もちろんそんな中でも、あたしは来る新学期に向けて、播磨くんとの関係をどうするか悩んでいた。
そうして始まった新学期。
九月に行われた校外学習では、鎌倉に行くこととなり、あたしと播磨くんは同じ班になって行動することに。播磨くんは聖書の伝道者だということで、お守りを買ったりお参りをしたりすることはなく、お寺や神社の中にも入らない。そんな播磨くんの様子を見て、同じ班のクラスメイトは訝しげに思う。
一方普段の学校生活では、あたし達の担任の先生の妊娠が分かり、クラスみんなでのお祝いをするなど、クラスの団結がいい感じに高まっていく。
そうした状況の中で始まる、あたしにとっての中学校初めての体育祭。
赤白の組分けも決まり、クラスのみんなとの体育祭の練習が始まる最中、事件が起きる。
なんと、播磨くんが聖書の言葉を理由に、騎馬戦は見学すると言い出したのだ。
あたし達の学年の中でも一番目か二番目くらいに体格の良い播磨くんが騎馬戦不参加ということで、あたし達の組にも動揺が広がる。
普段は優しい学級委員長も、この時ばかりは熱心な応援団員として、クラスの輪に加われと播磨くんに詰め寄り、クラスのみんなもそれに同調する。
あたしは播磨くんの弁護をしようとするものの、クラスのみんなから自分も除け者にされかねない状況にたじろいでしまう。
そんな中、あたし達の組の中でもただ一人、播磨くんの味方をする人が応援団の中から現れる。しかもその人は、あたしや播磨くんと因縁深い人物で……。
普通の中学校で繰り広げられる、普通とはちょっと違うあたしの毎日。二学期になってから始まる様々な行事に、あたしや播磨くんも大忙し。
「あ。ちなみに体育祭の後の打ち上げも兼ねたハロウィンパーティーも、年末にみんなでやる予定のクリスマスパーティーも、僕は聖書の伝道者だから参加しないよ」
だからなんでだよ!? が今回も盛りだくさん(?)の優間長考が描く新作の続編。
そして冬休み初日。あたしが播磨くんに誘われて行った、聖書の勉強会みたいなことをする場所、王国会館で出会ったのは、意外な人物だった!?
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