エレナーゼでは死→大地蛇→転生となるんでしたね。大地蛇に受け入れられないので死すら許されないというウラヌスさんの話もすごいですが、ここにザレンシオが入ってくるということですか。人間族の王による救い、と捉えるべきなのでしょうね。
作者からの返信
ですです、生前に呪いが進行しすぎたり、強い感情で魂が変質(歪む)と、正常な転生が出来なくなってアンデッド化(たぶんジェルマの場合はヴァンパイアとリッチの中間みたいな存在)になっちゃうのですね。
(ちなみに、赤いほうのカミルも転生の輪から外れている系です)
ザレンは、名付け親になった縁でどうしても介入したかったみたいですね。人の行為を止めるのは職権乱用になりますが、ウラヌスが介入するなら自分も……という。
でも、絆を何も持たなかったジェルマには、救いになったのだと思います^ ^
次話、統括者と炎の王の噛み合わない問答戦になります。
最期は自分に与えられた最良の贈り物を、再び炎の王様によって与えられるのですね。
悲しいけれど、彼にしてあげられる一番最大限のことだったのかもしれないなぁ、と感じました。
しかしウラヌス様、彼はどうして悪役に回ってしまうのか……。
作者からの返信
彼の結末についてはキャラシートもらった時から悩みに悩んで、こういう形に決着づきました。この辺は結局、砂伝なんかともつながってくる「力(権能)を持つ者がどの程度まで個人の人生に関わることができるか」ですね。
エレナーゼ世界は箱庭なだけに精霊や種族王は(良くも悪くも)振る舞い自由なところがあるので、統括者が説教係にならざるを得ない部分があるのかなーと。
かといって、シャーリィの例でもわかるように、咎めはしても行ったことを取り上げたりはしない(改めて死に直せとか言わない)統括者なのです(笑)
これは泣ける。幼少の頃祝福してくれたザレンシオが最期を看取るなんて、震えるくらい切ねえ。
作者からの返信
彼の最期、決着は、こういう形でした。すっごい悩んでの結末だったんですが、この世界らしいかなと思っております。
ちなみに、ザレンシオのセリフに振ってあるルビは、竜語魔法文字ですよ!