異世界転生モノが流行りになって色んな主人公・世界があふれるなかでとても昔ながらで、それでいてだからこそ新しいと思える内容でした。もしかして? と、途中途中で感じる違和感が、どんどんと大きくなっていき、ああ! と、分かった時には、巧い!! と拍手したくなるほどでした。
主人公は、豊富な知識を備えたまま事故に遭い、異世界転生を希望したのだが、想像をある意味絶する世界だった。異世界転生。でも、実際にはそうではなかった!?意味がわからなければ、この物語をみれば本当にわかるでしょう。願わくば、転生した先がこの世界にならないことを強く願いながら、主人公の運命がよくなることを祈っておきます。凄く目線が変わる素敵な作品でした!