第40話 小説家を目指すあなたに読んで欲しい物語
富士見L文庫×カクヨム「オーバー30歳主人公コンテスト」、読者選考期間本日最終日です。
エントリー作品
『サルビアとガーデニア 作家志望の彼女と私』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890430472
この物語は、小説家への道を踏み出すのに遅いということはない、と考えながら書きました。
年を重ねるごとに、自分の奥に押しやってきた夢。
その夢を実現したいと思っている自分の気持ちを、一度開放しないことには、人生終われないだろうと。
かつて、小説ではない分野で書籍化したことで、なんとなく夢がかなってしまったように思っていました。
商業出版されたことで、自分の中のある種の才は、小さいながらも証明されたのだと。
それで、錯覚したのですね。
もう、十分だ、と。
否、してません。
わかってました。
そちらの分野で、細々とでも成果があがるたびに、うれしいけれど、どこかで何かにひっぱられてるような、知らぬふりするなと注意を促されているような気分が、いつもありました。
疲れちゃいました、そういうのを感じ続けるのも。
気がつけば、年々、体力も気力も目減りするばかり。
とにかく、一度、開放しよう。
勝負は、それからだ、と。
カクヨムで書き始めてから、使いやすいこともあって、思いつくまま、がしがしと書いていたら、統一感はないものの、創作ワールドが生まれていました。
自分の中に物語あったんだ、枯れてなかったんだと、まずはひと安心。
この秋で、カクヨム参加三周年。
10万文字書くことのできるカク体力がついたことに感謝!です。
これからチャレンジするために、この秋は、リアル体力もつけないと、です。
リアル体力がないと、書き続けるのも厳しいですよね。
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