712.事典篇:魔獣:バジリスク、コカトリス
今回から「魔獣」を取り扱っていきます。
まずは「石化」能力を持つ「バジリスク」「コカトリス」をまとめました。
この二種はたびたび混同されていますが、元々は別の存在です。
事典【魔獣:バジリスク、コカトリス】
バジリスクやコカトリスはゴルゴン三姉妹(メデューサなど)のように、相手を石化させる能力を持っています。
そのため、バジリスクは強敵として扱われているのです。コカトリスは攻撃がヒットしないかぎり石化しないので、バジリスクほどの脅威はありません。
バジリスク
バジリスクはヨーロッパの想像上の生き物です。名称はギリシャ語で「小さな王」に由来します。すべての蛇の上に君臨する蛇の王です。
外見はただの蛇ですが、頭に王冠を彷彿とさせる模様があります。身体を半分持ち上げて進むと言われ、移動する音を聞いただけで周囲の蛇が逃げていくのです。この特徴から後世にはインドに棲息するコブラからこの生物を想像したのではないかとも考えられています。リビアや中東にある砂漠地帯は、そこを住処とするバジリスクの力で砂漠となったと言い伝えられたのです。
その毒はひじょうに強力で、匂いにより他の蛇を殺し、息に含まれた毒は石を砕きます。さらに馬上の人が手に持った槍でバジリスクを突けば槍を伝った毒がその人を殺しさらに馬すら殺すのです。見ただけで死をもたらす力がを持っているともされていました。
中世になるとバジリスクの伝承はコカトリスのものと合流し、同一視されるようになります。バジリスクは雄鶏の産んだ卵をヒキガエル(または蛇など)が孵化させて生まれるといわれるようになり、その姿や生態についての記述には雄鶏のそれが取り入れられたのです(後年の主な姿態としては、頭にトサカを持った蛇、あるいは八本脚のトカゲなどがあります)。そして、コカトリスと雌雄関係にある(どちらが雄か雌かは不明)とも言われ、「バジリスク」の別称として「コカトリス」が用いられるようにもなりました。
バジリスクはその危険な能力ゆえに、多くのファンタジー作品に強敵として登場しています(『D&D』『SW』などのTRPGでも事実上のボス敵として登場しているのです)。ほとんどで「猛毒を持つ」「視線で石化する」という二つの能力が共通して登場しています。ファンタジー作品におけるバジリスクは、コカトリスと混同されるケースも多いのです。
TRPG『Dungeons & Dragons』第五版では、旅する者は時として、野生動物の真に迫った石像を目にします。石像の欠けた部分はなにものかに食いちぎられたように見えるのです。経験を積んだ探検家はこれらの像を見て——危ない、こいつを石にしたバジリスクが近くにいるぞと気づきます。
バジリスクは乾燥地帯でも温帯でも熱帯でも問題なく生きていけるのです。洞窟などの外から見えない場所を住処とします。人がバジリスクと最もよく遭遇する場所は地下です。
囚われた身で生まれ育ったバジリクスは、飼い慣らして訓練できます。この手の訓練済みのバジリクスは、主人が「こいつに石化されては困る」と思っている者とは視線を合わせないようにしつけられており、恐るべき番犬となるのです。この用途があるため、バジリクスの卵は極めて珍重されます。
バジリスクは狩りをする獣にしては動きが鈍い。獲物を追いかける必要などないのでこれでよいのです。バジリスクの超自然的な凝視に対して目を合わせてしまった者は、たちまち石に变化させられます。強い顎を持つバジリスクは、石をも噛み砕くことができ、その石はバジリスクの喉の中で生物組織に戻るのです。
一部の錬金術師はバジリスクの喉とその中の消化液を加工処理する術を知っているといいます。適切な処置を施せばバジリスクの喉から「石化したクリーチャーを肉の体に戻し生き返らせる油」が取れるのです。しかし(犠牲者にとって)困ったことに、石化中に体の一部が失われた場合、石化が解けてもそれは失われたまま。つまり石化したクリーチャーの生存に必要な箇所(たとえば頭)が失われている場合、この油を使っても蘇らせることは不可能です。
もしバジリスクが「明るい」光のもとで、何かに自分の姿が反射したものを見てしまったならば、バジリスクはそれを競争相手だと思い込んで、自分自身を凝視の目標とします。
TRPG『PATHFINDER RPG BESTIATY』では、バジリスクは、時に“蛇の王”と呼ばれますが、実際には蛇とは縁遠く、睨むだけでクリーチャーを石に変える能力と性悪な気質を持つ八足の爬虫類です。伝承によれば、最初のバジリスクはコッカトリスと同様に、雄鶏に暖められた蛇の卵から生まれたとされます。しかし、バジリスクの生態から考えるに、この主張にはまるで信憑性がありません。
バジリスクは森から荒野まで、ほとんどいかなる環境にも生息しており、砂漠に棲むバジリスクは黄褐色から褐色、森に住むものは明るい緑などといったように、外皮は周囲の環境に適合した色合いであることが多い。自然の洞窟や地面に掘った巣穴など、隠れられる場所を巣にしています。巣の周辺にはしばしば人間や動物の彫像――運悪くバジリスクと出くわしてしまった者たちの残骸が立ち並んでおり、巣の目印となるのです。
バジリスクは石に変えたクリーチャーを消化する能力を持ち、石を泡立つ胃酸で溶かして栄養を吸収できます。しかしその過程は遅く非効率なものであることから、バジリスクは怠惰で動きが遅い。よって、バジリスクが獲物に忍び寄ったり、凝視を避けたものを追うことは滅多になく、もっぱら隠密能力による奇襲によって安全と食事を確保しているのです。バジリスクは通常、獲物である小型の哺乳類、鳥、爬虫類を待ち伏せるとき以外の時間を巣穴で眠って過ごしています。バジリスクを捕らえようとしたり、その近くに宝を隠して天然の番犬として利用しようとする勇気のある者はその時間を狙うでしょう。
成体のバジリスクは体調13フィート(約4m)で、その長さの半分は尾である。体重は300ポンド(約140kg)。一部の品種では、鼻先に小さな湾曲した角や、頭を王冠のように覆う骨質のとさかが発達しています。通常は単独で生活していますが、繁殖したり、外敵の多い地域においては共同で身を守るために共棲集団を形成することがあります。この場合には、共同で侵入者を攻撃するのです。
理由はわからないが、ウィーゼルとフェレットはバジリスクの凝視に完全耐性を持ち、ときどきバジリスクの両親が狩りに出ている間に子を食べるため忍び込みます。しかしこれは石化したクリーチャーや体の一部を元に戻す魔法的な回復力が誤って伝えられたものでしょう。
TRPG『ADVANCED FIGHTING FANTASY』第2版『モンスター事典――奈落の底から――』では、バジリスクは遠くから見ると巨大なトカゲのように見えます。鼻から尻尾の先まで2メートルほどあり、体色は砂っぽい茶色のまだら模様です。バジリスクに近づこうとした愚かで無知な冒険者は、そいつの頭が鳥のようで、においを嗅ごうとしているかのように頭部を左右に傾けていることに気づくでしょう。あるいは、目が蛙のように大きく黄色いことに気づくかもしれません。それも、バジリスクの視線によって瞬時に石と化してしまうまでですが。
この伝説的な獣は犠牲者と視線を合わせることで石化させ、殺してしまいます。バジリスクの視線から逃れようと、瞬時に目を閉じて戦ったり、目を背けたまま武器で斬りかかろうとするのもひじょうに危険です。これだとバジリスクの毒の吐息で即座に命を奪われるからです。しかし、バジリスクの視線が他の生き物にとって致命的なのと同様に、この生き物にとっても危険なものです。もし鏡やなにか反射するものでバジリスクが自身の目を見てしまったら、一瞬で生きた血肉から死んだ石へと硬化してしまいます。
TRPG『Tunnels & Trolls』完全版『MONSTERS! MONSTERS!』では、世の中で最も危険なものです。眼を覗き込んでしまった相手を石に変えてしまいます。もしバジリスクが見えるより早く、バジリスクの姿を見れば、バジリスクは怒りのあまり、自ら石になってしまうのです。バジリスクは小さなトカゲで、おんどりが産んだ卵が、蛙の腹や、肥やしの中で暖められ、孵ったものです。このことからもバジリスクの邪悪さはわかるでしょう。
バジリスクは雄鶏の卵をヒキガエルが温めて生まれたといわれる、小さなトカゲ型のモンスターです。そしてこの世界では最も恐ろしい存在のひとつでもあります。バジリスクの視線には、相手を石化させる作用があります。
また、バジリスクは体内に猛毒を持っています。そのため、バジリスクの吐く息を浴びると、草木は枯れ果て、石も砕けてしまいます――ですから、バジリスクの住んでいる場所はひと目でわかります。バジリスクと戦い、武器でダメージを与えた場合、この毒は武器の柄をも伝わり、相手の体を腐らせ始めます。この影響から逃れるには武器を持っていた手を切り落とすなどするしかありません。
バジリスクが誰かに先に姿を見られた場合、バジリスクは自ら石化してしまいます。また、鏡などで自分の姿を見たときも同様です。
TRPG『ソード・ワールドRPG』完全版では、バジリスクは全長10メートルほどの大きなトカゲで、頭に鶏のトサカがあり、脚は八本です。普通の戦闘では牙で敵を噛み殺そうとしますが、自分のほうが不利と悟った場合には、石化の視線で攻撃します。バジリスクに睨まれたものは抵抗ロールに成功しないと即座に石となるのです。
大きな鏡(少なくともスモールシールドぐらいの大きさ)を使ってバジリスクの視線を受け止め、反射させて逆にバジリスクを石にしようと試せます。
またバジリスクは血液中に強力な毒を持っています。バジリスクにダメージを与えた武器は、血が染み込んで猛毒を帯びます。バジリスクの血がついた武器を手にしている者は抵抗ロールに失敗するたびにダメージを受けます。
【スモール・バジリスク】
スモール・バジリスクはバジリスクの小型種です。石化の視線や毒の血液は、小さいながら大型種と変わらないほどの威力を持っています。
TRPG『ロードス島戦記RPG』では砂漠に棲息する恐るべき魔獣です。体長10mにも及ぶオオトカゲで頭に鶏のようなトサカがあり、脚が八本あります。相対するには万全の準備が必要でしょう。
【スモール・バジリスク】
スモール・バジリスクは砂漠に棲息する体長が半分程度のバジリスクの小型種です。
TRPG『クリスタニアRPG』では、体長2メートルほどの大トカゲ。頭には鶏のようなトサカがついています。視線には魔力があり、視線が合えば石化してしまうのです。また、口からは毒のブレスを吐きます。通常武器で傷つけることはできません。
TRPG『ゴブリンスレイヤーTRPG』では、
コカトリス
コカトリスは雄鶏と蛇とを合わせたような姿の伝説上の生き物です。トカゲの姿をしているとされます。
古代ギリシャの文献ではエジプトのマングースを「イクネウモーン(後を追うもの)」と呼んでいたが、これがラテン語カルカトリクス、古フランス語コカトリイスを経て「コカトリス」になったといいます。イクネウモーン(エジプトマングース)は元々は蛇(あるいは鰐)を殺す動物とされていましたが、これが中世イギリスにおいてバジリスクと混同されてひとつのものになり、本来の意味とは逆に蛇の怪物と思われるようになったようです。なお外見などにニワトリの要素が付け加えられたのは、たまたま名称にコック(雄鶏)が付いておりそこからの連想によると考えられています。
コカトリスは、雄鶏の産んだ卵から生まれるとされるのです。雄鶏は七歳で、卵はヒキガエルが九年間温める、などという民話も生まれました。飼い主の家にいる人物から少しずつ血を吸い、やがて死に至らしめるとされます。
同じ伝説の生物であるバジリスクから派生したとされているが、そのきっかけは14世紀ジェフリー・チョーサー氏『カンタベリー物語』においてバジリスクが「バシリコック」とう名前で登場したことです。その名はやがてコカトリスに変化していき、その名が指す生物の外見も、元々は蛇であったものが、首から上と下肢は雄鶏、胴と翼はドラゴン、尾は蛇というふうに、複数の生き物が混同した姿に変貌していきました。
能力はバジリスクと同じようなものを持ち、人に槍で襲われるとその槍を伝って毒を送り込んで逆に殺したり、水を飲んだだけでその水場を長期間にわたって毒で汚染したり、さらには見ただけで相手を殺したり、飛んでいる鳥さえ視線の先で焼いて落下させたりするとされたのです。
TRPG『Dungeons & Dragons』第五版では、コッカトリスはトカゲと鳥とコウモリを混ぜたような醜い姿をしています。肉を石に変えてしまうその能力を誰もが恐れるのです。コッカトリスは雑食性で、食べるのはベリー類、ナッツ、花、それに虫やネズミやカエルのような小動物、つまり一言で言えば丸呑みできる食べ物です。こんな生き方をしているコッカトリスは、誰の脅威にもならない生き物だったろう——もし、少しでも危険を感じたなら断固として猛烈に戦うという性質が「なかった」なら。コッカトリスは脅かされると相手に正面から飛びかかり、甲高い鳴き声をあげ、翼をばたつかせ、首を伸ばして相手をつつきます。そのくちばしが毛ほどの傷でもつけたが最後、相手の体はゆっくりと石に変わっていく定めです。
TRPG『PATHFINDER RPG BESTIATY』では、愚かで獰猛で、嫌悪感を催させる外貌のコッカトリスは、肉を石に変えるその魔法的能力のために他のクリーチャーから避けられています。言い伝えによると、最初のコッカトリスはコッカレス(若い雄鶏)が産んでトード(ヒキガエル)が抱卵した卵から孵化したとされるのです。この話の真偽はさておき、身の毛もよだつ不潔な巣窟で純血種を産み繁殖します。こうした群れでは雄のほうが雌よりもずっと数が多く、肉垂ととさかでのみ見分けることができるのです。典型的なコッカトリスは2フィート(約60cm)を超えるくらいの体高で、体重は5ポンド(2.3kg)。
コッカトリスの食事は主に植物の種と石化した虫からなります。都合のよいことに、石化した食餌はこのクリーチャーの砂のうの中で胃石として、またすり潰された後は栄養分として、二重に役に立ってくれるのです。
コッカトリスは脅威を感じたあらゆるものから狂暴な縄張りを守ります。ときに群れから離れ、巣窟を作るのによい新しい場所を探してさまよう雄が人型生物と不意に出くわしてしまうと人型生物は悲惨な結末を迎えます。
他のクリーチャーを石に変えるコッカトリスの奇妙な能力は、このクリーチャーの最大の防御手段であり、コッカトリスの巣には決まって石化した敵の残骸が散らばっているのです。皮肉な運命のなりゆきから、ウィーゼル(イタチ)やフェレットはこの効果に対する完全耐性を持っており、よくコッカトリスの巣にこっそり忍び入って卵を食べてしまうとされます。また、知られざる理由から、コッカトリスはごく普通の雄鶏を恐れると同時に怒りに駆られ、雄鶏と対峙すると同じ程度の割合で逃げるか戦うかするのです。
TRPG『ADVANCED FIGHTING FANTASY』第2版『モンスター事典――奈落の底から――』では、コカトリスは神話に出てくるような珍しい獣であり、最も勇敢なヒーローすらひじょうに恐れています。一部の地では“蛇の王”としても知られており、さまざまな生き物が不思議な融合を遂げた存在です。頭と体は大きな雄鶏のもので、コウモリのような大きな皮膜と長い蛇のような尻尾を持っています。短い距離を飛べますが、普段は地上で翼をパタパタとさせながら悠然と闊歩しているのです。肉食で、遭遇したどんな大きさの生き物でも恐れず攻撃します。
攻撃に際して、コカトリスはそのくちばしで突き、毒の吐息に触れた者はすべて麻痺してしまうのです。
コカトリスの吐息を受けた者は〈運だめし〉に成功すれば最悪のケースを免れるかもしれません。
遠縁であるバジリスクのように、コカトリスも大きな弱点を抱えています。鏡やなにか光を反射するもので自身を見ると死んでしまうのです。飢えたコカトリスの足を止めて鏡を見るよう仕向けるなら、〈運だめし〉を2回行ない、どちらかに失敗したら、コカトリスはその者が集中している間に自動的に攻撃を命中させます。このようなやり方でなぜコカトリスを殺せるのかは誰にもわかりませんが、長年にわたって幸運な冒険者たちの多くが、この知識が役に立つと示しています。
TRPG『ソード・ワールドRPG』完全版では、コカトリスは人間ほどの大きさのある飛べない鳥で、脚と尻尾はトカゲです。くちばしには生物を石化させる力があり、コカトリスに攻撃され命中を受けた者はダメージを受けなくても抵抗ロールに失敗すると即座に石になってしまいます。
コカトリスは主に荒野に棲んでおり、ヘンルーダという薬草を食べています。これはコカトリスのくちばしに触れても石にならない唯一の植物なのです。あらかじめヘンルーダを見つけて食べておけば、コカトリスの魔力を中和し、石化を防げます。この薬草はメデューサやバジリスクにも有効ですが、保存がきかないのと、効果が丸一日しか持続しないのが欠点です。
TRPG『ロードス島戦記RPG』では《脅威レベル+1》人間ほどもある大きな鶏で、脚と尻尾はトカゲのようになっています。くちばしに強力な石化能力を持ち、「ヘンルーダ草」を好んで食します。
TRPG『クリスタニアRPG』では、人間大の雄鶏に蛇の尾が生えた魔獣。草食性なので、むやみに襲いかかってきませんが、棲み家に侵入する者には容赦しません。くちばし攻撃の他に、自分に触れるものすべてを石にしてしまうという、恐ろしい能力を持っています。
TRPG『ゴブリンスレイヤーTRPG』では、
最後に
今回は「魔獣:バジリスク、コカトリス」についてまとめました。
「バジリスク」と「コカトリス」はその形態が鶏と蛇・トカゲ・竜の合いの子と近いため、しばしば混同されるのです。
どちらもヨーロッパの想像上の生き物であるため、あなたの「剣と魔法のファンタジー」に登場させても著作権に引っかかることはありません。
ただし『SW』『ロードス島』でコカトリスの石化を中和する「ヘンルーダ草」はそれぞれのTRPG固有なので、そのままの名称では著作権に引っかかります。使いたければ名称を変更しましょう。
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