699.事典篇:妖精族:ホブゴブリン 、バグベア

 今回は「ホブゴブリン」と「バグベア」についてまとめました。

 ホブゴブリンは伝承の妖精なので間違いなくあなたの「剣と魔法のファンタジー」に登場させられます。

 バグベアに関してもウェールズ地方の妖精ですから登場させられるのですが、『D&D』『PF』の形態で登場させると著作権違反になる可能性があります。登場させたいのなら形態を変更して、元のウェールズの妖精として書いてください。





事典【妖精族:ホブゴブリン 、バグベア】


 ゴブリンたちの用心棒であるホブゴブリンとバグベアについてまとめました。




ホブゴブリン

 伝説の生物。略されてホブゴブとも。

 ホブゴブリンは、密かに家事を手伝う善良な妖精というのが伝承での姿ですが、後世ではゴブリンに似たもっと大型の生物とされていることが多い。



 TRPG『Dungeons & Dragons』第五版では、ホブゴブリンの肌は暗橙色や赤橙色で、髪の毛は暗い赤茶色から暗灰色までさまざま。太い突き出た眉の下に黄色や暗褐色の目がぎょろりと光ります。大きな口からは黄ばんだ鋭い歯がのぞくのです。ホブゴブリンの男性は大きな青い鼻や赤い鼻をしており、これはゴブリン族の間では男らしさと力のしるしとされます。ホブゴブリンの寿命はヒューマンと同じほどですが、戦と争いを好むため、現実にヒューマンと同じほど長生きする者はいません。

 ホブゴブリンは「ゴブリン類」と呼ばれるクリーチャー群に属します。ホブゴブリンはしばしば、自分たちより体の小さなゴブリンや、獰猛なバグベアといった親戚たちを率いるのです。

 力と武勇ばかりを徳とし、戦の技と術策を示す機会ばかりを求めます。軍で高い位にあるホブゴブリンは、力でその位に登ったのち、厳しい手段で権威を示して位を守ってきたのです。

 さまざまな武器で戦う訓練を積んでおり、武器、防具、攻城機械その他の軍用の品々を作るのがうまい。編成と訓練が行き届いており、武器防具などの持ち物を大切に手入れします。部族を表す派手な色の組み合わせを好み、往々にして手の込んだ制服に、血のように赤い縁取りや黒く染めた革をあしらうのです。

 ホブゴブリンは自分たちを部族集団として編成します。この集団を「軍団」と呼ぶのです。彼らの軍事的な社会では、あらゆるホブゴブリンに階級があります。上は大指導者や闘士から、下は下士官や兵隊にあたる歩兵、それに最前線に立たされるゴブリンまで。軍団を率いるのは将軍で、単に部隊を率いて戦をするだけでなく、戦略、勝利、栄光、名聞、支配を気にかけています。

 ホブゴブリンは軍団に忠実で訓練が行き届いているのです。競争相手の軍団同士はいつも評判と地位を競い合います。軍団同士が出会ったなら、部隊を抑えておかないと暴力沙汰になりかねません。戦場で複数の軍団をきちんと協力させられるのは、よほど強力な指導者だけです。

 戦術と規律をよく心得ているため、戦略に明るい指導者の指図があれば複雑な戦闘計画を遂行できます。けれど彼らはエルフが大嫌いで、戦いでは他のどんな目標よりも真っ先にエルフを攻撃するのです。たとえそれが戦術上の失策であろうとも。

 ホブゴブリンの軍団はしばしば、より信頼性が低い、より使い捨てやすい部隊を編成に加えることがあります。ゴブリン、バグベア、オーク、悪属性のヒューマン、オーガ、ジャイアント等です。

 ホブゴブリンは長らく動物を訓練し使役してきました。より文明化した種族と同様、彼らも牛馬を用いて物資や武器を遠くまで運ぶのです。訓練したレイヴン(ワタリガラス)を用いて連絡を取り合い、猛々しいウルフ(狼)に囚人を見張らせ野営地の番をさせます。ホブゴブリンの騎兵隊は、ちょうどゴブリンがウルフに乗るように、訓練したウォーグを乗騎に使うのです。一部の部族は肉食のエイプ(類人猿)を戦闘用の獣として使うことすらあるのです。

 資源の豊かな土地を手に入れようとします。彼らは森や山、鉱山や人型生物の集落のそば、そのほか木材や金属や奴隷候補の見つかるところならどんな土地にでも現れるのです。戦略の要地に砦を築き、あるいは攻め取って、領地を広げるための編成拠点に使います。

 ホブゴブリンの将軍は戦いに赴くことがないけれども、だからといって軽々しく軍勢を動かすこともありません。ホブゴブリンは攻撃の前には物見を放って敵の強み弱みを探ります。砦を攻めるときにはまず囲み、退路と補給線を断って干し殺しにするのです。

 ホブゴブリンは自分の住処を要塞化し、元々あった防備を創意工夫で補強するのです。洞窟網やダンジョンや廃墟や森に住むときは、拠点にほりや柵、門、見張り塔、落とし穴、即席のカタパルトやバリスタを設けます。

 ホブゴブリンはゴブリン類の神「力ある者」を崇めるのです。この神はいかにも恐ろしいが、ホブゴブリンは死を恐れず、戦いで死ねば魂はアケロンの次元界でゴブリンの神の軍勢に加わり、名誉ある位につくのだと信じています。

 あるクリーチャーから5フィート以内に「このホブゴブリンの味方でかつ無力状態でない者」がいるなら、このホブゴブリンは1ターンに一回のみ、そのクリーチャーに対して自分が武器攻撃でヒットを与えた際に追加でダメージを与えることができるのです。

 ホブゴブリンの隊長はグレートソードとジャヴェリンを持ち、グレートソードは二回攻撃できます。通常のホブゴブリンはロングソードとロングボウを持っているのです。

 ホブゴブリンの将軍はロングソードと盾とジャヴェリンを持っており、3回の近接攻撃を行なえます。もしくはジャヴェリンで2回の遠隔攻撃を行なうのです。盾攻撃もできますし、指揮能力もあってゴブリン類に命令や警告を発することができます。ですが同時に複数の「指揮」能力の利益を得ることはできません。このホブゴブリンが無力状態になった時点で「指揮」効果は終了します。敵の近接攻撃がヒットしそうなとき、近接武器を使用していれば「受け流し」ができるのです。



 TRPG『PATHFINDER RPG BESTIATY』では、ホブゴブリンは軍国主義的な性状と旺盛な繁殖力を持ちます。一部の地域において、この組み合わせは彼らを大きな脅威となさしめているのです。成長も速く、構成員が倒れてもすぐに新たな兵士に置き換えられ、戦いを運命づられているにもかかわらずその数を減ずることはありません。彼らが戦争を始めるには理由を必要としませんが、たいていは奴隷狩りのためです。ホブゴブリンの住処における奴隷の一生は過酷で短い。奴隷は倒れたり食料にされたりするため、つねに新たな奴隷が必要とされます。

 ホブゴブリンはゴブリン種の中で最も文明的です。彼らは体は大きいが社会化されていないバグベアを暗殺や潜入を含む特殊作戦などといった場面で便利に使える道具と見なしています。また、小さなゴブリンたちを恥と失望の混じった感情で眺めているのです。ホブゴブリンはゴブリンの不屈さを賞賛します。しかし、この小さな親戚たちはいいかげんな気質や火遊び好きの性質を持つため、ホブゴブリンの部族や居住地では歓迎されません。にもかかわらず、ほとんどのホブゴブリンの部族にはゴブリンの小集団が入り込んでおり、たいてい居住地で最も住心地の悪い片隅に居座っているのです。

 ホブゴブリンの部族の多くは、戦争への情熱と高い知性とが結びついています。ほとんどのホブゴブリンは攻城兵器、錬金術、複雑な工学の賜物に魅了されており、それらに熟練したものは英雄として扱われ、つねに部族で最高ランクの地位に就いているのです。分析的な知性を持つ奴隷はとくに価値があるとされることから、ドワーフの都市への襲撃がよく行なわれます。

 よく知られているように、ホブゴブリンは魔法、とりわけ秘術魔法を信用せず、嫌悪さえしているのです。呪術師は恐怖と敬意が入り混じった扱いを受け、通常は部族の居住地のはずれに独り住むことを強いられます。秘術魔法、ホブゴブリンの言うところの“エルフの魔法”を学ぶホブゴブリンを見たという話はほとんどありません。魔法に対する嫌悪感はエルフに対する憎悪に根ざしています。

 ホブゴブリンの身長は5フィート(約1.5m)、体重は160ポンド(73kg)。



 TRPG『ADVANCED FIGHTING FANTASY』第2版『モンスター事典――奈落の底から――』では、おそらくゴブリンとオークの混血の結果と思われるホブゴブリンはひょろりと背が高く、さまざまな未開の地で見られます。ゴブリンとともに暮らしていることもあるが、それとは異なり、陽の光を恐れず、地上でも地下でも手強い敵となるのです。人間と同じぐらいの背丈があり、多くは過去に敵から奪ったぼろぼろの服や鎧を着ており、剣や棘付きの棍棒を携えています。親類のゴブリンのように相手を拷問で殺すことを好み、それもとくにエルフがお気に入りです。醜く、いぼだらけの生物であり、少しでも優美で可愛いものすべてを憎んでいます。

 ホブゴブリンとは人里離れた原始的な集落で暮らしているところに出くわすこともありますが、多くは混沌の軍勢に加わり、人間ではない人型種族と過ごしています。なかなかの戦士であり、いくさではゴブリンやオークの小規模な集団を率いているのに出会うこともあるのです。そのような若干の規律めいた能力を持ちながら、エルフに面と向かおうものなら、受けた命令などすぐに忘れて、即座に襲いかかってしまいます。



 TRPG『Tunnels & Trolls』完全版では、ホブゴブリンは決してゴブリンほど多産ではなく、本人たちはゴブリンとは無関係だと主張しています。彼らには両生類的な特徴がないので、もっともな主張と言えるでしょう。一説にはホブの遠い親戚、あるいはホブとゴブリンの結合種とも言われています。理由はどうあれ、ホブゴブリンはひじょうにホブを嫌っています。

 ホブゴブリンは大きさや姿は人間に似ていますが、もっと粗野でずんぐりした体格をしています。肌の色は薄い灰色から濃い黄褐色まであります。だいたいにおいて毛深いのですが(やや尖り気味の耳に毛が房になって生えているほどです)、ホブとは異なり、かなり身だしなみには気を遣います。

 ホブゴブリンは誰かと友達になると、頼まれなくても、また報酬を期待せずに、ちょっとした雑用や必要な仕事を引き受けます。しかし、彼らはなにかと軽蔑されがちです。やりすぎたり、低い報酬で商品や労働を提供するために軽んじられてしまいます。

 彼らはあれこれ指図されるのが好きではありません。彼らは決して利口ではなく、自分たちで考えるのが苦手なようです。

 ホブゴブリンと仕事をするときには、優しく説得する必要があります。そして、結果を気にせずに、彼らが自分でそれを受け入れるか拒むかを選択できるような行為を提案するようにしましょう。自分のことは自分で決めたいという意識がひじょうに高く、他者との共同作業(仕事をする、あるいはなにかを学ぶ)のために交渉に応じることはありますが、同意した点については必ず実行しなければなりません。

 成人のホブゴブリンの多くは始終しかめ面を浮かべています。実際にあったことであれ想像上のものであれ、自分の身に起こった不運をあれやこれやと考え、不当な仕打ちをした相手へいかに報復するか策を練り続けているのです。

 グレムリンやレプラコーン同様、ホブゴブリンも仕返しの手段として意地の悪いいたずらを好みます。しかし、彼らのいたずらはひじょうに危険な場合があります。とりわけ悪辣な復讐を行なうときには、よくレッドキャップと手を組むのです。

 魔法や武器の技術を学ぶ師匠や他の種族を見つけるのは困難ですがキャラクター・タイプとして使うのにホブゴブリンの能力が劣っているわけではありません。彼らの師匠となるのはたいてい、外部の誰かと交渉して知識を身につけた他のホブゴブリンです。

 ホブゴブリンは他の種族と一緒にいるときよりは、同族といるときのほうが怒りっぽい性質をうまく制御できるように見えます。それはおそらく、彼ら特有の12音を使って「歌う」能力に関係があるのでしょう。他の多くの種族には、その歌は不規則に喉を鳴らす音やかすかな鼻歌にしか聞こえませんが、実は多くの洗練された情報を伝達できる手段なのです。


 TRPG『Tunnels & Trolls』完全版『MONSTERS! MONSTERS!』では、ホブゴブリンはゴブリンをそのまま大きくしたような種族です。体格的には人間をしのいでいますが、精神性や暮らし方においてはほとんどゴブリンと変わりありません。



 TRPG『ソード・ワールドRPG』完全版では、ホブゴブリンはゴブリンと近縁関係にある妖魔の一種族です。赤褐色の肌を持ち、頭髪はほとんどありませんが、身体全体には濃いめの体毛を生やしています。人間と遜色のない体格をしていて、力も強く、恐れられている怪物です。戦うときには、粗末な棍棒か、両顎から突き出した牙を用います。

 性格は好戦的ですが、意外に臆病でもあり、形勢が悪いと見るとすぐに逃げ出します。

 ゴブリンの集落に一緒に住んでいることもありますが、普通は単独から数匹程度の集団を作っていて、人里から比較的離れたところで頻繁に場所を変えながら生活しています。



 TRPG『ロードス島戦記RPG』では、ホブゴブリンはゴブリンの近縁種で、頭髪がない代わりに体毛が濃く、人間に近い体格と、頑強な体質を持っています。

 流浪の生活を送ることが多いのですが、ゴブリンの集落で用心棒的な役割を担うこともあります。



 TRPG『クリスタニアRPG』では、ゴブリンの近縁種にあたる妖魔。ふつうのゴブリンより大きく力も強い。しかし、知性はゴブリンとさほど変わりません。人里離れた洞窟などに数匹で住んでいます。他のゴブリンたちとともに生活していることもあります。



 TRPG『ログ・ホライズンTRPG』では、鉄躯緑鬼ホブゴブリン緑小鬼ゴブリンの亜種族。通常種よりも体格と戦術面での知能に優れています。部族に対して強烈な忠誠心を持ち、防衛力に優れる陣形を駆使して死ぬまで戦うのです。『大災害』後は大地人騎士の装備を奪って武装を強化していることもあります。



 TRPG『ゴブリンスレイヤーTRPG』では、大小鬼ホブゴブリンは古語で「大きい」を意味する名の通り、先祖返りした巨大な小鬼ゴブリンです。古語が同じ音なので「田舎者」とも呼ばれます。周囲より強い自分は尊敬されるべきと、威張り散らすのです。大金棒を持っています。





バグベア

 ウェールズ地方に伝わる妖精の一種。バガブー、ボルグボー、バグスとも。

 ゴブリンの一種で、全身毛むくじゃらの人の姿をしているという。



 TRPG『Dungeons & Dragons』第五版では、バグベアは生まれつき戦いと乱暴が大好きです。略奪と狩猟によって生き、弱い者をいじめます。指図されるのは大嫌いですが、殺戮を好むため強いあるじが流血と財宝を約束するならこれに従って戦うのです。

 バグベアはしばしば類縁種族に当たるホブゴブリンやゴブリンと一緒に現れます。

 ゴブリンを見たら相手を奴隷としてこき使い、ホブゴブリンに会ったら相手を脅して「金と食い物をくれれば物見や攻撃部隊として働いてやるぞ」と持ちかけるのです。もちろんバグベアは、たとえ報酬を受け取っていても、信用できる仲間とは言いがたい。それでもゴブリンやホブゴブリンはバグベアのことを「こいつらはたしかに俺たちの部族の資産を食いつぶすかもしれないが、しかし強いのだ」と心得ています。

 バグベアの崇める神は、アケロンの次元界に住む下級神です。ゴブリン族の仲間と一緒でないときには、バグベアは最も強い者をかしらに頂いて、あまり統制のとれていない戦闘集団を形成します。バグベアの信仰によれば、死んだバグベアの魂はバグベアの神のかたわらで戦う機会を与えられるのです。彼らは、自分がこの名誉にふさわしいと証明するために、できるだけ多くの敵を打ち倒そうとします。

 バグベアの体躯は見るからに乱暴で荒っぽそうだが、その実、驚くほど静かに動きます。彼らは待ち伏せを好み、数で敵わないと見たら逃げ出すのです。雇われて戦うときは、飲食物と宝物がある限りは忠実に働くが、自分の命が危ないと見たら契約を忘れます。

 バグベアの集団はしばしば、わが身かわいさのあまり手負いの者を見捨てて逃げるのです。見捨ててゆかれた者が自分の命が助かるならと、敵勢がバグベアの集団を追跡するのを助けることもままあります。



 TRPG『PATHFINDER RPG BESTIATY』では、バグベアはゴブリン類の中では最も体が大きく、平均的な人間より少なくとも頭ひとつぶんは背の高い、不格好で残虐な者たちです。彼らは一匹狼であり、同類となんらかの部族を作るよりも自分の力で生活したり殺したりしたがりますが、共同行動をとっているバグベアの小集団や、ゴブリンやホブゴブリンの部族で用心棒や死刑執行人として暮らしているものも珍しくありません。バグベアはゴブリンのように大きな群れを作ることも、ホブゴブリンのように国を作ることもない。彼らはもっと小規模な個人レベルで大好きな殺しと拷問をしていられる、より小規模な暴力を好みます。人間はバグベアのお気に入りの獲物で、ほとんどのバグベアは人肉を主食のようなものと考えており、耳や指などの陰残な戦利品を装飾に使うのです。

 信仰を持つバグベアは、殺人と暴力の神を愛好します。デーモン・ロードも好まれるのです。

 ゴブリン、ホブゴブリン、バグベアは外見上の共通点はあるものの、それぞれが別の悪の側面を象徴しています。ホブゴブリンは秩序正しい整然とした悪であり、大軍勢や戦士社会、専制国家を生み出すのです。ゴブリンは原始的な悪であり、彼らの目についた犠牲者たち――それは彼らの隣人かもしれないし、同族であることもある――への残酷さだけを求めます。最も恐るべきものは、バグベアに体現された悪です。彼らは犠牲者に可能なかぎり破壊的な方法で苦痛を与えようとします。ホブゴブリンの殺しは伝統と秩序によるものです。ゴブリンの殺しはただ楽しみのためです。しかしバグベアが武器を手に取るのは、殺すことでその武器が触れてもいない相手に最大の苦痛を与えることができると確信しているときです。バグベアにとって、殺人の究極の目的は、犠牲者を打ち倒すことではなく、犠牲者を愛する者を打ちのめすことなのです。





最後に

 今回は「妖精族:ホブゴブリン、バグベア」についてまとめました。

 各RPGごとに異なる要素があり、そのどれもが「ホブゴブリン」なのです。

 どれかを選択してもよいですし、名前だけを用いたまったく異なる形態や能力に設定してもよいでしょう。

「バグベア」は元々ウェールズの妖精ですが、『D&D』『PF』の「バグベア」は独自の形態を創作しているので著作権に抵触します。あなたの「剣と魔法のファンタジー」に登場させたい場合は、形態を変えるようにしてください。



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