698.事典篇:妖精族:ゴブリン

 今回は「ゴブリン」をまとめました。お待ちかねですかね。

 RPGの雑魚キャラとして有名で、冒険者パーティーの最初の任務が「ゴブリン退治」という作品も数多い。

 かといってコボルトほど弱くはないんですけどね。





事典【妖精族:ゴブリン】


 ゴブリンはTRPGやコンピュータRPG、ファンタジー小説に登場する雑魚キャラの一種です。

 ゴブリンはヨーロッパ伝承の妖精が元なので、あなたの「剣と魔法のファンタジー」に登場させても著作権には抵触しません。

 蝸牛くも氏『ゴブリンスレイヤー』でもおなじみの存在でしょう。




ゴブリン

 ゴブリンはヨーロッパの民間伝承やその流れを汲む(主として)ファンタジー作品に登場する伝説の生き物です。稀に「ガブリン」とも表記されます。

 以下のようなさまざまなイメージで捉えられています。

 ・邪悪な、または悪意を持った精霊。

 ・おふざけが好きで意地の悪い(だが邪悪とは限らない)妖精。

 ・ぞっとするような醜い幽霊。

 ・ノームまたはドワーフのこと(またはその一種)。

 従って伝承や作品によってその描写は大きく異なりますが、一般に醜く邪悪な小人として描かれることが多い。またドイツのコボルトは、上記のゴブリンのイメージに重なることもあり、英文ではしばしば「ゴブリン」と訳されます。なおホブゴブリンは、密かに家事を手伝う善良な妖精というのが伝承での姿ですが、後世ではゴブリンに似たもっと大型の生物とされていることが多い。



 J.R.R.トールキン氏の『ホビットの冒険』に登場するゴブリンは邪悪で狡猾な種族でした。ただし、この「中つ国」の「ゴブリン」は『指輪物語』以降「オーク」という名に変えられ、ゴブリンはそれをわかりやすく現代英語に訳した名であるとされました。これは作品から童話のイメージを拭い去るためです。しかしオークであれゴブリンであれ、トールキンが確立したイメージは後世の娯楽作品におけるゴブリン像に強い影響を与えました。

 トールキン氏以前の作品であるジョージ・マクドナルド氏『お姫さまとゴブリンの物語』では、ゴブリンは地下に住む悪意のある醜い生き物として描かれています。この作品はトールキン氏も少年時代に好きな物語でした。同じくトールキン氏以前の作品であるE.R.エディスン氏『ウロボロス』においては、ゴブリンは小麦色の肌を持ち、勇敢で正義心に富む種族として登場し、ゴブリン王である怪傑ガスラークに率いられて主人公勢力であるデモンランドを助けてウィッチランドと戦うのです。

 J.K.ローリング氏『ハリー・ポッター』シリーズでもゴブリンが登場します。日本語訳では「小鬼」。ゴブリンの経営する銀行・グリンゴッツがあり、その従業員もゴブリンが多い。銀行の業務で金属である貨幣を扱いトロッコにも乗車し、地下や坑道に生息するイメージが残されています。



 TRPG『Dungeons & Dragons』第五版では、ゴブリンは体の小さく、心のねじけた、自分勝手な人型生物です。洞穴や、人のいなくなった坑道や、荒れ果てたダンジョンなど、寂れた場所に住み着いています。

 一人ひとりは弱いが、数が多く、時には無数に寄り集まるのです。ゴブリンは権力に飢えており、ひとたび何らかの権威を手にしたなら悪用せずにはいられません。

 ゴブリンは「ゴブリン類」と呼ばれるクリーチャー群に属するのです。ゴブリンの親戚でゴブリンよりも体の大きなホブゴブリンやバグベアは好んでゴブリンを脅して従わせます。しかしゴブリンはなまけ者で言いつけを守らないので、召使いや労働者や番人としてあまり上等とはいえません。

 ゴブリンは欲と悪意で動いており、珍しく優位に立ったなら大喜びを抑えきれず、勝ったなら大喜びで踊りまわり跳ねまわります。どんちゃん騒ぎが終わったなら、次は他のクリーチャーをいじめ、ありとあらゆるひどい仕打ちをして楽しむのです。

 ゴブリンを治めるのは、仲間うちでいちばん力が強く、いちばん頭がよい者です。ゴブリンのかしらは一つの巣を指図し、ゴブリンの王や女王(というのは単に「ゴブリンのかしらの中でも偉いやつ」くらいの意味ですが)は、何か間違いがあっても部族が生き残れるようにと複数の巣に広がった数百人のゴブリンを治めます。ですが、ゴブリンのかしらが位を追われることはよくあり、またホブゴブリンの将軍やバグベアの頭目がゴブリンの部族を乗っ取ることもままあるのです。

 ゴブリンのかしらは自分が狙われたとき、5フィート以内にいる他のゴブリンを身代わりとして位置を入れ替える能力を有します。

 ゴブリンは、侵入者が来たらそれとわかるよう、巣穴に警報網を張り巡らします。しかも巣穴には、ゴブリンは簡単にくぐり抜けられるが、人間大のクリーチャーは満足に通れないような、狭いトンネルと抜け穴でいっぱいです。ゴブリンはこの手の通路を使って逃げ出したり、回り込んで敵の不意を討ったりできます。

 ゴブリンはラット(鼠)やウルフ(狼)に親しく、これらの獣を育ててラットはペットに、ウルフは乗騎に使うのです。ラットと同じくゴブリンも日光を嫌い、日中は地下で眠ります。ウルフと同じくゴブリンも群れをなして獲物を狩り、数をたのんで大胆になるのです。ウルフの背に乗って狩りをするときには、ゴブリンは一撃離脱戦法をとります。

「力ある者」とも「深淵と暗闇の主」とも呼ばれる下級神こそゴブリン類の崇める偉大な神です。おおかたのゴブリンはこの下級神のことを、身の丈11フィート(約3.4m)、戦の傷だらけの黒い肌をして、両目から火を噴くゴブリンとして思い描いています。ゴブリンの神が拝まれるのは、尊崇ではなく恐れゆえです。ゴブリンが戦で死ねば魂はアケロンの次元界でゴブリンの神の軍勢に加わるのだと、ゴブリンたちは信じています。多くのゴブリンはこの「ほまれ」にあずかるのを怖がり嫌がるのです。「力ある者」の永遠の圧制に従うのは死よりも恐ろしいからです。



 TRPG『PATHFINDER RPG BESTIATY』では、ゴブリンは洞窟、アザミやイバラが生い茂った深い藪の中、何者かが建ててしかる後に廃墟となった建造物に好んで住みます。自らの手で建物を建てる意欲を持ち合わせるゴブリンは極めて少ない。ゴブリンはより文明化された種族が捨てたものの中から宝物を探し出すことにいつも心奪われており、ゴミや漂流物を吟味することをこよなく愛するため、沿岸部を気に入っています。

 ゴブリンの憎しみは根深いもので、ノーム(長きにわたってゴブリンと戦い続けている)、ホース(馬、甚だしくゴブリンを怯えさせる)、普通のドッグ(犬、ゴブリンは犬のことをゴブリン・ドッグの劣悪なまがい物とみなしている)ほどにゴブリンの怒りを掻き立てるものはきわめて少ない。

 ゴブリンは非常に迷信深く、異型と恐怖が入り交じるへつらうような気持ちで魔法を扱います。また、魔法とそうでないものを同じように捉えており、ゴブリンたちの社会では火と書物は神秘的な力を持つと考えられているのです。火には甚大なる破壊をもたらしうる力があり、大きな身体や強い力がなくとも使用できることから、ゴブリンたちは火をこよなく愛する一方で、書かれたものは激しく嫌っています。ゴブリンは文書が頭の中から言葉を盗んでゆくと信じており、この思い込みの結果として、ゴブリンは総じて読み書きができません。

 ゴブリンは食欲旺盛で、1日に自分の体重と同じだけの食料を食べ、それでも太らない。ゴブリンのねぐらにも、おびただしい数の倉庫と食糧庫が備えられている。ゴブリンは人間とノームの肉を好むが、どんな食料だろうと拒みません――おそらく野菜以外は。



 TRPG『ADVANCED FIGHTING FANTASY』第2版『モンスター事典――奈落の底から――』では、ゴブリンはオークよりは小さいが、同じく不快で粗野な人型種族で、多くの地域で厄介事を引き起こしています。身長は1.5メートルほどの茶色い肌の醜い生物で、多くはぼろぼろの毛皮や生皮、鎧の切れ端を身にまとうのです。邪悪な生物であり、人間、ドワーフ、エルフを捕らえ、痛めつけ、殺すことに喜びを感じます。荒野に原始的な村を作って生活する者もいますが、多くは混沌のモンスター軍勢に加わり、オーク、オーガー、トロールと並んで戦っているのです。近縁のモンスター種の大半と同じく、まぶしい太陽の光を避けて地下に住むことを好みます。

 ゴブリンの多くは剣、小さな斧、投擲用の短剣で武装しています。また油断した者を陥れる残虐な罠を作ることも好みます。毒の塗られた針でいっぱいの落とし穴、棘の生えた捕獲罠、その他数々の悪質な装置です。ゴブリンの部族はそれぞれ、優れた戦士に率いられており、戦闘時には先頭に立ちます。

 沼ゴブリンは普通のゴブリンと似ていますが、いくつか目につく違いがあるのです。より細身で、緑がかった鱗のような皮膚に覆われ、手と足には泳ぐための水かきがあります。ほとんどの時間を住処である沼地の泥と葦の中に潜んで過ごし、しばしば彼らの忌み嫌うココモコアを襲うのです。沼ゴブリンは陸に住むゴブリン以上に人間を嫌っています。たとえば、捕らえた人間を板に縛り付けて放置し、大ヒルがゆっくり血を吸うようなことを楽しむのです。



 TRPG『Tunnels & Trolls』完全版では、ゴブリンは緑の肌をした敵対的な人型種族で、両生類と遠い血縁関係にあります。人間よりは小柄で、大きな黄色い目と尖った耳、鋭い歯を持っているのです。ほとんどがカエルやサラマンダーのようなぬるぬるした皮膚にまだら模様が入っています。無毛の体にいささか長過ぎる手足を生やしており、胸はくぼみ、腹はぽこんと出ているのです。

 新鮮な魚が大好物で、川の土手沿いを生活の場とし、多くは沼地や湿地に住んでいます。どんなものでも習得さえすれば活用できる知恵はありますが、魔法に興味を示すものはほとんどいません。好き勝手に実験を行なうため、魔術師になれたかもしれない若者も命を落としてしまいます。

 日々の暮らしの中では、泳ぐときに邪魔になるような衣服はほとんど身に着けていません。しかし、冒険に出るゴブリンは体の大きさに合わせて調節できる鎧や武器を利用するでしょう。

 ウルク(オーク)はよくゴブリンを奴隷にします。都会の種族の中には、定期的にゴブリンを雇い、伝令や夜警として商売に利用する者もいるのです。

 じめじめした故郷を侵略者から必死に守ろうとするゴブリンの部族もありますが、それ以外はわりあい協力的に対応します。魚を町の市場に持っていったり、人の寄りつかない沼地を通って好ましくない商品の輸送を請け負ったりしています。

【グロブリン】

 グロブリンはゴブリンと血縁関係にある、ほとんど知られていない種族で、山トロールと友好な関係を築いています。

 身長は120センチほど、ゴリラのように拳と後ろ足を使って歩きます。

 わずかに鱗の生えた無毛の皮膚には赤と黄色のまだら模様があり、目は緑色で、暗闇では光っているように見えます。短く尖った、ごつごつした尻尾が背骨の根本から30センチほど突き出しています。彼らの文化は原始的で、普通は棍棒や石斧で戦うことを好みます。


 TRPG『Tunnels & Trolls』完全版『MONSTERS! MONSTERS!』では、ゴブリンは人間に似ていますが、やや小さめです。人間用の武器を使い、ひじょうに魚を好みます。ふつうは緑色で鱗に覆われていますが、中には厚い皮を持つ種類もあります。また、とがった耳と牙を生やしています。

 ゴブリンは緑色の体色をした、やや小柄なヒューマノイドです。鱗に覆われているものと、厚い皮のものの二種類がいますが、大きな差はありません。手の長さ、大きさなどは人間と遜色なく、人間用の武器も扱います。争いを好む割に意気地はなく、ちょっと状況が厳しくなればすぐに逃げ出してしまいます。

 ゴブリンはバルルクにひじょうに大きな恐怖感を抱いており、バルルクの命令にはそれがどんなことであっても逆らうことはできません。



 TRPG『ソード・ワールドRPG』完全版では、人里近くに棲む妖魔の一種で、アレクラストにおいては極めて一般的な怪物です。その背は人間よりひと回り小さく、肌は赤褐色です。普段数匹から数十匹の集団を作って、森や丘に住んでいますが、ときどき人家に現われて家畜を襲ったり、盗みを働いたりもします。人間から奪った武器(ショートソードやダガーなどの小さなものがほとんど)を使うことが多々あります。集落の中では、コボルドや人間の子どもを奴隷に使うことがあります。また、用心棒代わりのホブゴブリンとともに暮らしていることもあります。

【ゴブリン・シャーマン】

 ゴブリン・シャーマンは部族の中で、精霊魔法の力に長けたものを指します。肉体的な特徴は普通のゴブリンとそれほど変わりがありませんが、頭がよく、しかも精霊語をマスターしています。これは、ゴブリンたちが元々妖精界の住人であることを考えれば、驚くに値しないでしょう。

 ゴブリン・シャーマンの中には、暗黒魔法も使えるダークプリーストもいます。ゴブリンは神話の時代には悪黒神に仕えていたのです。ゴブリンシャーマンは低レベルのシャーマン技能及びダークプリースト技能のいずれか、もしくはその両方を有しています。

【ゴブリン・ロード】

 ゴブリン・ロードはその名のとおり、ゴブリンたちの王ともいえる存在です。ただ、すべての部族にこのゴブリンのロード種がいるわけではなく、むしろめったにいないといったほうがよいでしょう。

 彼らはかつてゴブリンが妖精界に住んでいた時代の力を限定的にですが残している、いわばゴブリンたちの上位種です。魔法的な能力は欠如していますが、人間やホブゴブリンと同じか、それよりさらにひと回り大きいぐらいの体を持っています。

 アレクラスト大陸の東にある「妖魔の森」には、このゴブリンのロード種がかなりいると伝えられています。



 TRPG『ロードス島戦記RPG』では、ゴブリンは人間よりひと回り低い背、猫背気味の姿勢、赤褐色の肌、少し尖った耳に口から少しはみ出た歯を持つ妖魔です。

 繁殖力が高いわりに生産性が低く怠惰な性質です。そのため集団で人間の集落を襲撃しては、略奪を繰り返しています。

【ゴブリン・チーフ】

 ゴブリン・チーフは少数のゴブリンを束ねるリーダー格のゴブリンです。

【ゴブリン・シャーマン】

 ゴブリン・シャーマンは一定以上に発展したゴブリンの部族の中にいることがある、ゴブリンの精霊使いです。ゴブリン・ロードと並び、ゴブリンの上位種だと考えられます。

【ゴブリン・ロード】

 ゴブリン・ロードは有力なゴブリンの部族を率いることがある、ゴブリンの上位種です。体格は人間やホブゴブリンと遜色なく、強靭な肉体と人間並みの知能を持っています。



 TRPG『クリスタニアRPG』では、きわめて邪悪な性格をした褐色の肌の妖魔。人里近くの洞窟などに住んでいて、十匹前後の集団で生活し行動します。また、他の妖魔と一緒に行動することもあるのです。暗視能力があり、暗闇でも自由に行動できます。

【ゴブリンシャーマン】

 シャーマン魔法やダークプリースト魔法を使うゴブリンで、ふつうのゴブリンとは種類が異なります。知能も人間並みにあり、能力的にも普通のゴブリンを上回ります。しかし、外見は普通のゴブリンと同じです。

【ゴブリン・ロード】

 ゴブリンの群れにときどき見られる、ゴブリンのリーダー。ふつうのゴブリンよりひとまわり大きく、いくぶん知性的でもあります。もちろん、能力的にも普通のゴブリンを上回っています。ゴブリンの上位種といえる存在です。



 TRPG『グランクレストRPG』では、悪戯好きの妖精。人の半分ほどの大きさの、醜い姿を持ちます。



 TRPG『ログ・ホライズンTRPG』では、緑小鬼ゴブリンは悪の亜人間種族の一種。細身で醜く引き歪んだような小柄な体躯と緑がかった皮膚を持ちます。『大災害』以前より、ゲーム開始直後からレベル上限到達後に至るまで、長く付き合うモンスターとして知られていました。一体一体はけっして強くはないが、好戦的ですばしっこく、徒党を組んで前線を突破してくるため、思わぬ痛手を被ることも少なくありません。

緑小鬼の呪術師ゴブリン・シャーマン

 緑小鬼ゴブリンの中でも魔力に秀でた個体。飾りのついた杖と髑髏の被り物をしており、通常の緑小鬼ゴブリンより小狡い顔つきをしています。冷気を帯びた攻撃魔法はけっして侮れず、中でも密集している敵に放つ広範囲魔法は要注意です。『大災害』後は、その知能の高さから小集団の中で主要な地位にあることが多く、荒野や森の中で呪術の儀式を行なう姿が目撃されています。

緑小鬼の調教師ゴブリン・テイマー

 猛獣の扱いに長けた緑小鬼ゴブリンの調教師。動きやすく丈夫な服に身を包んでいます。訓練の結果耐久力の増した獣たちを率い、また自らも調教用の鞭を武器として振るうのです。『大災害』以後はゲーム時代には連れていなかった獣をも連れ歩くようになり、冒険者の頭を悩ませています。



 TRPG『この素晴らしい世界に祝福を!TRPG』では、小柄ながら凶暴な亜人種族。

【ゴブリンリーダー】

 ゴブリンの群れを率いるリーダー格のゴブリン。高いカリスマと指揮能力を有しています。本来は危険が少ないとされるゴブリンであっても、ゴブリンリーダーの指揮下に入ることで、警戒すべき集団へと形を変えるのです。たかがゴブリン退治と侮り、痛い目を見た駆け出しの冒険者はけっして少なくありません。



 TRPG『ゴブリンスレイヤーTRPG』では、小鬼ゴブリンは緑の肌をした小さな人型の怪物です。悪賢くはありますが知識はなく、自分が一番という無根拠な自信に基づいて行動します。

小鬼ゴブリンの弓兵アーチャー

 弓矢を手にした小鬼ゴブリンです。狙いなんてろくにつけられませんが、流れ矢は当たったほうが間抜けなので問題ありません。

小鬼ゴブリンの呪文使いマジシャン

 なんらかの方法で呪文を会得した小鬼ゴブリンです。賢く強い自分が一番偉く得をすべきなので、群れの長として振る舞います。

小鬼ゴブリンの呪術師シャーマン

 なんらかのきっかけで精霊と交信した小鬼ゴブリンです。精霊と通じる自分が一番偉く得をすべきなので、群れの長として振る舞います。

小鬼ゴブリン英雄チャンピオン

 小鬼ゴブリンの中からごく稀に登場する英雄存在です。巨大で、多くの戦いを経てきた古兵です。当然、自分が群れの長にふさわしいと思っています。

小鬼ゴブリンの統率者リーダー

 小鬼ゴブリンの中でほんの少し賢い個体です。上手いこと群れを乗せて言うことを聞かせますが、常に下剋上の脅威に晒されています。無論、自分なら上手くやれると根拠なく確信しています。

小鬼ゴブリンの王ロード

 小鬼ゴブリンの中から極稀に登場する、まさに王と言うべき存在です。学習し、進歩し、失敗を糧として自分が一番得をする事だけを目標に群れを操ります。





最後に

 今回は「妖精族:ゴブリン」についてまとめました。

 RPGの中ではコボルトとともに最弱の部類に入る人型種族です。

 しかし繁殖力の高さと組織を構成することから、コボルトよりも厄介なクリーチャーとなっています。



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