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267.表現篇:推測と断定」への応援コメント


  • 編集済

    >拙著『暁の神話』も時折「神の視点」が混ざってしまい、結果は大失敗に終わったのです。

    軍記ものは、戦場を俯瞰することが多いので、視点が難しいですよね。
    戦場を俯瞰したり戦果を検討する描写は、どうしても神の目になってしまうので、読者としては、戦闘分析が好きなマニアでないかぎり、そういう場面になると、物語りから気持ちが一時的に離れてしまいます。
    そこの工夫が、軍記ものを書く作者の腕のみせどころでしょうか。

    作者からの返信

     明千香様、おはようございます。

     そうですね。軍記ものは敵味方の思惑を知って読むことが多いので、どうしても神の視点になりやすいです。
     段落などをうまく使って、切り替えて描写する方法もあるのですが、これは相当綿密にやらないと、すぐ神の視点になってしまいます。
     私としては「神の視点」は避けたつもりなのですが、評価が伸びなかったのは、そこに「神の視点」を見てしまったからなんだと思います。

     また戦争ものを書く場合は、『秋暁の霧、地を治む』のように、徹底的に一人称視点に振り切るか、三人称一元視点にして、場面場面での主人公を切り替えていく方式にするか。きちんと決めたうえで挑む予定です。