応援コメント

190.再考篇:自分の小説を批評しよう」への応援コメント

  • 自分の作品を見直す。大事なことですね。でも、自分が出来るかどうか難しいですね。質問ですが、とある新人賞のコメント欄で「読者が何を求めているのか?それを研究してみてください」と指摘を受けました。もし、カイさんが研究するならどのようにしますか?

    作者からの返信

     サファイア様、コメントありがとうございます。

     「読者が何を求めているのか。それを研究してみてください」とのご指摘ですね。
     こういうとき、やってもらいたいのは「市場調査」なんです。

     「こういう物語は市場からどれだけ支持されて読まれるのだろうか」という発想が第一段階。
     「市場はこういう物語を望んでいるから、そういう作品を書こう」という発想が第二段階。
     「市場が真に欲しているのはこういう物語だろうから、それを書こう」という発想が最終段階です。

     まず「自分の書きたい小説を書いてから、これは市場でどのくらい読まれるかな?」と書いてから市場で受け入れられるかを考える。
     この段階のときに「読み手が欲しているものを研究してください」と言われます。

     次に「先に市場調査をして、今ウケている物語の構造を活かそう」と書く前に市場調査をして「今なにが求められているか」を知ること。そうしないと「需要のない作品を書きがち」だからです。
     つまり「読み手が欲しているものを研究してください」は、「市場を見ていない」と判断されるわけです。
     たとえば「無双」「チート」だったり、「追放」「スローライフ」だったり、「ラブコメ」だったり。
     市場が求めているものを活かして物語を作るので、書籍の売れ行きに直結します。「売れない物語は誰にも求められていないから」というのも真実です。

     最後の「市場が真に待ち望んでいる物語」を書くのは、一見第一段階のようですが、市場調査を深く行ない、今の売れ線だけでなく今の市場に足りていないものを見つけ出す先進性が求められます。
     これは天才かかなり熟達した作家でないとたどり着けない境地です。
     最初からここを目指してはなりません。

     サファイア様は第一段階で書けているので、次の第二段階つまり「市場調査してウケているものを書く」ようにしましょう。
     数をこなしていけば最終段階に到達できますよ。

     私が今回の「カクヨムコン8」で倒叙ミステリーに挑戦したのも、第二段階の「市場調査」のためです。
     文章自体は読みやすいのですが、まだ書き方が合理的になっておらず、もっと表現や描写も洗練させたいところですね。
     それでも「市場調査」は早いうちから取り組んでおくべきだと思います。

     まずはランキングを確認して「どういう物語がウケているのか」を知ることから始めましょう。

  • 最近自作を読んでも恥ずかしくなることが少なくなった……慣れたのかな……(あかんやん

    作者からの返信

    gaction9969様、いつもコメントありがとうございます。
    それが自らのレベルアップならよいのですが。
    慣れてしまったようでしたら、他人の作品を批評してみましょう。そのうち正しい判断が戻ってくるはずですよ。