応援コメント

51.中級篇:エンターテインメント小説を書こう(中略あり)」への応援コメント

  • 純文学にはマジックリアリズムと呼ばれるものも含まれるので、一概にフィクションレベルがゼロとは限らないのでは?
    国内なら安部公房や円城塔、村上春樹
    海外ならカフカやボルヘス、ピンチョン
    こういった作家は下手なエンタメ作家より遥かに独自性の高い世界を構築していると思いますが

    作者からの返信

    有部理生様、コメントありがとうございます。
    おっしゃるとおり、純文学もフィクションレベルがゼロだと完全に言いきれません。
    しかしフィクションレベルが高いとどうしても「ファンタジー」の色合いを帯びてしまいます。ここでいう「ファンタジー」とは「剣と魔法のファンタジー」ではなく語源の「幻想」の意です。
    そもそも「純文学」の新人賞に名を冠する芥川龍之介氏も、フィクションレベルのある作品を数多く書いています。教師だった夏目漱石氏も、フィクションレベルのある作品を書いているのです。
    それらをまとめて「純文学」と称しているのに、「剣と魔法のファンタジー」は「純文学」ではない、と決めつけているところに限界があるように感じます。
    「純文学」とはどんなものなのか。
    それを明確に定めないかぎりは、フィクションレベルをものさしに使うほかない、というだけの話だと受け取っていただけると助かります。

  • ファンタジーだからと言って、当然のように魔法やらが出て来ると興ざめですがね……

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    「ファンタジー」がいつから「剣と魔法のファンタジー」になったのかは定かではありません。
    ただJ.R.R.トールキン氏の「中つ国」を舞台にした『指輪物語』などの作品において、民間伝承や神話から種を集めて、魔法を操る親玉が登場するということはありましたね。
    だからといって「ファンタジー」だから魔法が出てくるのはご都合主義ですよね。