なるほど、pixivは、そういった文体が人気なのか。初めて知りました。そこで、質問ですが、実はpixivのほうでルパン三世とテイルズのクロスオーバーの小説を書いています。今、シーズン2に入りまして、ベルベット一味とアイフリード海賊団と協力して莫大な資産の在りかを示す五つの美術品を盗む話を書いているのですが、最近ブックマークの数が激減しているのが悩みでして、最初のシーズン1の頃は二十以上のブックマークがあったのですが、現在は三つ、もしくはあるかないかの状態が続けています。
それに閲覧数も最初の頃を比べて激減していて、なにか悪い所があったのかなと考えています。
pixivでのとあるユーザーから片方の良さを殺さないとアドバイスをいただきました。
そこで、カイアルザードさん。ブックマークと閲覧数が多くなるような、このクロスオーバーの小説をどう書いたらいいかアドバイスがありましたら是非お願いします。
作者からの返信
サファイア様、コメントありがとうございます。
『pixiv』での閲覧数の激減は、主にサイト側に問題があります。
連載が長引けば長引くほど、最新話にたどり着きづらいシステムになっています。
ですので、ある程度のエピソードで連載をいったん終了してください。
そして新たなエピソードを始める際に、前回までのエピソードへのリンクを張ってから、始めるようにしましょう。
『pixiv』は一話を検索するのはラクなのですが、シリーズを管理するのが苦手です。
だからまず前のエピソードが終了したら、以後のエピソードへのリンクページを作り、最初の投稿で過去話へのリンクを張ります。
そのうえで最新エピソードを新しいエピソードを始めるようにしてください。
こうすれば、今までの読み手を新エピソードへ引っ張れますし、新しい読み手が今のエピソードを読んで「面白い」と思ってくれたら、過去話へのリンクが活躍してくれます。
『pixiv』は「シリーズ管理が苦手」というシステム上の弱点を理解し、それに合わせた投稿スタイルで望んでみましょう。
『pixiv』は元々イラストサイトなので、小説に本腰を入れている書き手が少ないんです。二次創作小説やBL小説は好評なのですが。
紙に書く小説とブログで書いているものは、私は全く別物になっております。
カクヨムでは会話と地の文の間に必ず1行開けるとか、多くても3行までで空間を入れるとか、自分ルールで書いております。これを紙で書けば、やたら空間の多い文章になってしまいますし。
もう一つは、小説の場合、地の文が10行も続けば、必ず会話を2、3行いれるというのも自分ルールです。
これが正しいのかどうかわかりませんが、ネットで見るには、たぶん、読みやすいのではないかと思っております。
作者からの返信
アメリッシュ様、コメントありがとうございます。
紙とウェブでは書き方が異なる方が多いですね。
おそらく通読性の問題でしょう。
紙の書籍の場合、行間が空いているので、縦に読み進めるとき隣を読む心配がありません。
しかしWebでは行間が狭く、横に読んでいくのでどうしても次の行へ視線がズレてしまいやすいのです。
私はWebでも紙の書籍フォーマットで書いていますが、やはりウケはよくないですからね。
まぁ本コラムは一話三千字前後なので、頻繁に開業されるとかえって読みづらいし分量を感じさせてしまう、という欠点もありますからね。
WebではWebの書き方を参考にしてもよいと思いますよ。
もちろん「紙の書籍」の書き方もマスターしておけば、「小説賞・新人賞」を獲ってからリライトに苦労しなくなりますけどね。
やっとこさ、Web小説独特の書き方を習得しました。
現在投稿されている拙作は、はっきり言ってWeb小説独特の書き方ではないので、来年改稿(大筋は変えず作品そのものの全体的な改稿)致します。
Web小説独特の書き方は、今書いている様なものであっていると思いますが……(一抹の不安💧)
私自身は、紙の本の書き方が好みですが、横書きWeb小説だと、この方が読みやすいと思い、あくまでWeb上だけでこの書き方にしたいと思っています。
文字数も内容も大事ですが、ぱっ、と見て。あ、読みやすそう! と思って貰うことも大事かと思っています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
私は「紙の書籍」準拠で書いていますが、横書きで読まれることが多いWeb小説では、それに適した書き方があります。
それがわかると圧倒的に読まれやすくなって、より多くの読み手を次話へとつなげられるので、ランキングでも有利になるのです。
ただし小説投稿サイトで開催されている「小説賞・新人賞」狙いのときは、どちらにも可能性があるんですよね。
「紙の書籍の書き方がわかっている書き手」と評価されるか、「Web小説というものがわかっている書き手」と評価されるか。その違いだけです。
長編小説や連載小説の場合、一投稿あたり千五百〜二千字ちょっとくらいに抑えると、読まれる率はさらに高まりますよ。
小説投稿サイトの読み手の多くが「一話を五分で読める」を基準にして読みたい作品を選んでいますので。
ご参考までに。
WEB小説は独特の作法がありますからなあ……
私も今になって大分慣れたところですぞ!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
Web小説の独特な作法については、慣れたほうがウケがいいのはわかっているんですけどね。
私はどうしても「紙の書籍」の作法に則ってしまいます。
「やたらと空白行を入れる」
作品は、確かに増えてますね。
僕は気抜けするようで、やりません。
作者からの返信
神崎 小太郎様、コメントありがとうございます。
横書きだと空白行を入れると誤読しづらいのですが、縦書きで読むとスカスカなんですよね。
私も当初は「空白行とらない派」だったのですが、横書きで読むとどうしてもどこを読んでいるのか見失いがちで、少しずつ空白行を増やしています。
でもここらが限界かなと感じていますね。
やはり一文改行はかえってよみづらいんですよね。