設定資料
<夢鬼>都市伝説。
1982年――20名の生徒。
2020年――22名の生徒。
が夢鬼に出席した。
夢鬼と呼ばれる鬼さんから逃げる悪夢のような世界だ。
夢鬼に捕まると無残に殺されてしまう。
仲間は見捨てるか助けるかで今後どのような展開になるか…。
38年後、友の再会を果たすかつての夢鬼の経験者たち。
夢鬼を実行した犯人が彼らから口に出す。
夢鬼は決して単なる夢でも錯覚でもゲームでもない。
復讐と化した化け物が殺しにくる<殺人ゲーム>だ。
「わたしと、あそびましょう」
その声が聞こえてきたとき、現実と夢の境がなくなり、夢鬼の始まりだ。
システム
:お守り
黒いドクロに小さい足が生えたような薄っぺらい人形。瞳にはくぼみがある。くぼみにあるアイテムを入れれば、光り輝く。
夢鬼が苦手とする光を発射するアイテム。
:金貨
正確には宝石。宝石の中に金貨が埋もれている。メダルの効力に発揮する力がある。一方で単価だけでも10万はくだらない価値がある。
:身代わり
ダミーと呼ばれるもので、人のカタチをしたゴム製の人形。遠くからだと人と見間違えることが多い。夢鬼はダミーを捕まえてくれる。ただ、偽物だと分かると<本気モード>に移転する。
:本気モード
夢鬼さんの本気。部屋と部屋でテレポートすることができるようになる。また、メダルの影響をうけなくなる。同時に複数人攻撃ができるようになる。夢鬼時間が終了するまで継続する。
:異次元ボックス
アイテムが収入することができるボックス。持ち運びに不便。無駄にでかくて重い。いくらでもアイテムを入れることができる。
:夢鬼時間
夢鬼の世界のこと。時計の針は止まっているため、正確の時間は不明。脱出できる個所はすべて触れられない透明の壁で覆われてしまう。また、見えない壁で地下から天まで張られる。
:夢鬼
追いかける側。捕まった人は無残に殺されてしまう。殺されてしまうと生き返ることは不可能。変死事件と片付けられる。夢鬼は「わたしと、あそびましょう」と歌いながら歩いてくる。
近くにいるかどうかを判別できる。
:台座
お守りを填めこむ石板。夢鬼時間中、どこかに現れる。お守りを填めこめば、夢鬼時間は終了する。台座が壊れた場合、別の個所に出現する。
夢鬼時間を終わらせないため、夢鬼は行為で壊すことがある。
:タイムパラドックス
未来から着た登場人物のひとり。彼の行いで、一旦は夢鬼がリセットされる。1982年の生存者が2名だったのを彼が来たことによって、時間が書き換えられ、全員生存したうえで、記憶もそのままとなる。
その代り、その人と同じクラスメイトも夢鬼に参加することになってしまう。
登場人物
1982年
:ゴトウ
高校生。タクマの親。<夢鬼>を繰り広げられ、妻と結婚した後もたびたび<夢鬼時間>で過ごしていた。メダルを金に換えて生活を支えていたが、妻と一緒に車ごと移動し、脱出不可能にさせられ戦闘不能(リタイヤ)となってしまう。
:イムラ
ゴトウの同じクラス。幾たびの<夢鬼>に怯え、結婚もできず独身生活を過ごしていた。ゴトウの死を切っ掛けに図書館で調べものをしていたタクマと出会う。
ゴトウの死は<夢鬼>だと教える。その日に、本棚が倒れてきて潰されるという死を遂げる。
2020年
:タクマ
高校生。両親が謎の不良事故によって亡くなっている。家族旅行の直前の日で亡くなり、その事故が車は無事で人だけが木端微塵になっているという不可解なものだった。
孤独の身となる。図書館長のイムラと偶然に出会い、<夢鬼>のことを知る。
<夢鬼>に参加したことにより、両親の死はなかったことになるが、自身とクラスメイトも巻き込まれることになる。
:イグチ
高校生。タクマの親友。オカルト好き。過去に起こった<夢鬼>のことを調査している。1982年のクラスメイトの教師だった親から<夢鬼>のことを教えられ、その方法をタクマに教えたことによって、今回の事変に遭遇した。
お守りのやり方や<夢鬼>の逃げ方など親から教えられていたため、仲間と共有して<夢鬼>を終わらせようとする。
夢鬼 にぃつな @Mdrac_Crou
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