5-10 リストの『献呈~君に捧ぐ』&『愛の夢』への応援コメント
最後のピアノの演奏が何よりの説得力を持っていたのでしょうね。真智子のお父さんにも言葉以上のものが伝わったのでは。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ピアノ演奏から慎一は真智子のピアノの情熱を支えてくれた人ということが伝わり、晴れて真智子の両親の理解を得ることができ、真智子はとても嬉しかったと思います。
5-5 『幻想小曲集 夕べに』&『アラベスク』への応援コメント
慎一の気持ちが少し急いているようにも感じられます。やっぱり病気が目の前にあると不安が先にたつのか。いつもゆったりと受け止めてくれる真智子は母のように心強いのではないでしょうか。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
慎一は真智子に会った当初から真智子に亡くなった母の面影を投影しているせいか、真智子のことをすっかり気に入って少し強引なところがありますし、病気への不安はその気持ちに拍車をかけているようなところがあります。一方の真智子はそんな慎一の気持ちを精一杯受け止めようとしていて健気ですよね。
5-1 奈良からのメッセージへの応援コメント
この病気は知りませんでしたが、単身で外国に住んでピアノの成果も……となると相当な負担がかかっていたでしょうね。それでもちゃんと単位を取っていたのが健気で偉いです。。
作者からの返信
留学前は寛解状態だった慎一の持病ですが、環境が変化しただけでなく緊張が続き、慎一も知らず知らず無理をしてストレスを溜めてしまっていたと思います。自分としての課題を乗り越えるべく、成果を出せた後に緊張の糸が切れたように倒れてしまいました。
持病を持っていると精神的に人一倍鍛えられる面がありますね。
4-4 留学に向けてへの応援コメント
ひとりで考え込むよりも、真智子と分かち合うことで慎一の心のしこりが薄まっていったのはよかったです。でもその間にも別れの時が迫っているのが切ないですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
慎一は確かに一人で思い詰めるようなところがありましたが、真智子と出会ったことで、良き相談相手を得たように思います。でも留学のことは今後のためにも乗り越えるべき課題で、切なくても真智子が待っていてくれることを信じて踏み出しました。昔に比べて連絡手段が発達しているのはふたりにとっても救いですよね。
3-7 修司とのひとときへの応援コメント
修司が本当にいい男ですね。
みんな自分の道をしっかり見据えていて思いやりがあって、見ていて清々しいです。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
そう、修司は人気があります。まだ、カクヨムに公開する前に原稿を2、3人に読んでもらったことがありますが、その1人に「修司を主人公に小説にすればいいのに」と伝えてきた人がいたりしましたね。
3-3 未来への楽譜への応援コメント
これは素人の素朴な質問なんですが、ピアノ曲は難易度も考慮して選んでおられるのでしょうか。高校生が弾ける曲と音大生が弾ける曲はやっぱり違うのか、英才教育を受けている子なら年齢は関係ないのか。例えばそれぞれが選んだプレゼントはレベルが異なる曲なのかな、と思ったり。
知識がなくて恐縮です。
おそらく中澤さんのような方なら数多ある曲から彼らにふさわしいものを選曲されているのでしょうね。僕は短編で扱ったとき、音楽院のサイトなどを見てその年齢(課程)に見合った履修曲や試験の課題曲を調べるのにちょっと苦労しました(笑)
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ご質問についてですが、作者としては難易度も考慮してますし、曲を聴くだけでなく結構、調べました。私自身は学生時代はピアノをよく弾きましたが、就職してからは一気にピアノを弾く時間が減って、それとともにピアノの腕も落ちたので、今は主に聴く側ですが、技術的に難しい曲のことはすぐにわかります。でも技術に関わらず、曲想や曲の解釈をどう演奏に反映するかどうかで、楽曲の美しさは変化するので、音楽の世界は技術のみならず、感性や個性が人の心に働きかけるように思います。
2-8 それぞれの思いへの応援コメント
この時期はいったん離れたらそれきりということも大いにありますね。自分の道と相手とのつながりの間で色んな感情が混ざりあう、その戸惑いが伝わります。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ほんとうに、そうですよね。音信不通になってしまう友人たちが多い中でごく一握りですが、連絡が続いている友人たちがとても貴重です。
今更ながらこの小説を書けたことが不思議だなと年を追うごとに思ったりもしますが、感情面のゆらぎを描くためには振り返ったり、思い返したりすることが大事だなと改めて思いました。
編集済
2-4 行き交うメッセージへの応援コメント
修司のような立場にいるとなんだか嫉妬が勝ちそうですが、彼はスポーツマンらしく潔い感じで慎一とも真智子とも付き合っていて、好感が持てます。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
修司は真智子がピアノを弾いている姿も好きなんですね。でも自分はそんな真智子を支えられないし、真智子が好きなことに向かって頑張って欲しいから悔しさを堪えつつ、真智子の相談に乗っているさわやかな存在ですね。
ところで、ケアレスミスのご指摘、感謝します。
大幅改稿に加えて、何度となく見直しもしているにも関わらず、まだミスがあって少し焦りましたが、気づかないときは気づかないので…。さっそく直します!
1-2 真智子と修司への応援コメント
お邪魔します。
初めてお互いに触れたのが「友達でいましょう」の握手だなんて皮肉ですね。
落ち着きのあるきれいな日本語は読んでいて心地がいいです。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
そういえば、コロナ禍はソーシャルディスタンスなんて人と人との距離の規制がありましたが(話が逸れすぎですが;;)、握手できること自体が貴重な機会だったり、親しみを込めることもありますし、真智子にはそう簡単には割り切れない複雑な気持ちもよぎっていたと思います。
ところで、昨日、柊圭介さんの「犬とオオカミの間」を読み耽り、美しい散文世界に浸って、コメントをどこかに残そうと考えていたところで、こちらを訪ねて頂き、思いがけなく先を越されましたが、光栄です。続きも時間がある折り、読み進めようと思っています♪
6-10 ふたりの日々のはじまりへの応援コメント
気付いたらラストにたどり着いていました!
二人がピアノを通して想いを育み、少しずつ丁寧に関係を育てていく過程が上品に穏やかに描かれていて、留学や病気のことでたまに不安になりつつも、最後まで安心して見守ることができました。
二人の生活がスタートし、これから一層音楽への理解と共に、関係が深まっていくことでしょうね。
続編もおいおい拝読いたします。楽しみにしています^^
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ここまで読んで頂き嬉しく思います。この小説を書いて、初めて10万字越えができましたが、楽曲の味わいを深められたので、私自身、音楽への想いが深まりました。何事も深めていくと改めて世界の広さを痛感する面もありますが、自分としての方向性は見失わないようにしていきたいと思っています。
鐘古こよみさんの創作世界の広がりもこれからも楽しみにしています!
5-5 『幻想小曲集 夕べに』&『アラベスク』への応援コメント
慎一の病気にはドキッとしましたが、こうして真智子と再会できるきっかけになり、一緒に暮らす将来まで見えてきて、悪いことばかりでもなかったと思えました。
ドビュッシーの「アラベスク」は、ちょうど今娘が練習している曲なんです。二人の思い出の中にあの美しい旋律があるかと思うと、嬉しい気持ちになります(*^^*)
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
慎一は病気のことがあったから母との思い出が濃いピアノへの情熱も自分を支えてくれる真智子への思いも強かったようです。とにかく留学時はほんとうに緊張したと思いますが、お父さんに迎えに来てもらい、日本に帰国でき、真智子とも再会できて良かったです。
ところでお嬢さん、ドビュッシーの「アラベスク」を練習されていらっしゃるんですね。私も思い出がある曲ですが、ほんとうに美しい旋律ですよね。こよみさんの嬉しい気持ちをこの小説を通して共有できて私も嬉しいです♪
4-4 留学に向けてへの応援コメント
慎一はお父さんとのわだかまりが解けてきて、本当に良かったです!
心置きなく留学できるかと思いましたが、真智子と離れるのはやはり寂しいですね。
二人がそれぞれの道を歩み、どんどん大人になっていく様子が頼もしいです。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
慎一は自分の目標を定め、成し遂げようと努力する意志が強く、ついに留学することになりました。しばし離れ離れになりますが、互いに心の絆を確かめ合って前進する二人を温かく見守って頂き嬉しいです!
3-7 修司とのひとときへの応援コメント
みんなそれぞれに進路が決まって、ほっとしました。
真智子は修司と一緒にいるとすごく自然体に見えますが、惹かれるのは慎一の方なんだろうなあ。
修司のようにバランスの取れた人はこの先も良い出会いがありそうなので、真智子は慎一を選んで正解なのかもしれません。慎一はなかなか合う人が現れなさそうなので、真智子はとても貴重な存在ですね。
でも学校も分かれてしまって、この先の二人がどうなるのか、少し心配ではあります。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
修司は推薦で早々に進路が決まっていたので、余裕があった分だけ真智子が慎一と練習した上達した成果を本番で発揮できるかどうか、いろいろな意味でヤキモキしながら気にかけていたと思います。そして真智子が合格し、念願の音楽の道に進学することが決まって、安心したことでしょう。
真智子は慎一とのレッスンを続けるうちにピアノの腕が上達しただけでなく、真智子自身の世界観も切り開くことができ、少しずつ自信もついたし、その分だけ慎一に対して感謝の気持ちも芽生えていたと思います。そして慎一にとっても真智子は貴重な存在だからこそお互いを高め合えたこともありました。
卒業後どうなるか、それぞれ大学生活を送りながら、互いへの気持ちも離れてみてわかることもあるかもしれませんね。
2-8 それぞれの思いへの応援コメント
慎一の心が浮上した一方、真智子は逆に寂しさを覚えていて、シーソーのような心の機微がドラマですね。
環境の変化が激しい学生時代ならではの、瑞々しい悩みだなあ~と今となっては思います^^
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
慎一は思い詰めるところがあるんですね。一方の真智子は慎一と一緒にピアノを練習しながら、その情熱の強さに惹かれ、支えてあげたい気持ちで一杯で、それぞれ悩ましいですよね。
私は友人たちの恋の悩みの相談によく乗っていたり、ドラマの影響もあったりで…、こんな展開になりました♪
1-3 ショパンの『エチュード』への応援コメント
音楽や絵画など、芸術に没頭する人は危ういほど真っ直ぐで情熱的な面があると感じることがあります。真智子さんも、そうした真っ直ぐさが修司さんへの言葉になったのでしょうね。
慎一さんは、謎めいた部分があるように感じます。先が楽しみです^^
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
真智子は慎一と出会ったことで、自分もしっかりピアノと向き合おうという気持ちを新たにした面があります。
慎一のことは少しずつ、わかってくることもあると思います。
こちらまで読みに来てくださって嬉しいです♪
6-10 ふたりの日々のはじまりへの応援コメント
ハッピーエンドですね。
素敵な音楽ラブストーリーでした。
会話が古風なのに展開がラノベっぽくて、それも良い味になっている物語だとおもいます。
執筆、お疲れ様でした。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
最後まで読んでいただき、星評価もありがとうございます。
元原稿を大幅改稿して、10万字越えはある意味大きな目標でしたが、達成できた時は嬉しかったです。
まだ、推敲の余地があると思いつつ、つい続編に走ってしまい…、でもリアルと並行しながらの執筆ですし、勢いがある時に書いた方が量は書けますね。
この小説を書いたことで自分なりの音楽的視野を広げることができましたし、Webだから鍛えられた面もありました。
数々の応援コメント、心から感謝してます♪♪
6-8 ショパンの子守歌への応援コメント
風邪……不穏な兆し? と思いましたが、あと2話ですし、そんな急展開はなさそうですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ご心配かけましたが、真智子も慎一のことを心配したり、自分自身の課題のこともあり、かなりバタバタしたようです…。
6-7 新生活の準備への応援コメント
23区内でグランドピアノを置ける広さの物件……。
搬入は窓からクレーンですよね。
ベランダも広いんだろうな。
親ガチャという言葉をしみじみと噛み締める私です。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
実は物件も実際、探してみたりして…、なかなか大変そうですよね。
6-2 病院への付き添いへの応援コメント
芸大1年の時点で、将来の演奏活動が約束されているって凄いですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
リスト音楽院での実績を出せましたし、これからの演奏活動もどんどんステップアップしていかなければいけないですよね。
5-10 リストの『献呈~君に捧ぐ』&『愛の夢』への応援コメント
眞子様と圭さんの恋愛って、こんな感じだったのでしょうか。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
眞子さまと小室圭さんは10年越しの恋で交際当初から結婚を意識されていたという記事がありました。週刊誌などで小室圭さんのお母様の金銭トラブルで騒がれて延期になったり、小室圭さんが渡米して、遠距離恋愛になったりした時期もありましたが、お互いの意志を貫いて、ご結婚に至りましたね。
5-7 父の思いへの応援コメント
モラハラ臭のするお父さんが、あっさり2人のことを認めたのは、亡き妻に似ているからでしょうか?
でも学生のうちに結婚を決める……。
やっぱりそれくらい勢いをつけないと、少子化の解決は難しいかもですねぇ。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
お父さん、慎一が留学先で倒れたことが相当応えてますし、できるだけ病気に差し障りがないよう、慎一の気持ちを汲んだのでしょうね。
学生結婚の例も実は知っていて…、今回、改稿及び加筆の際、思い切って設定に盛り込みましたが、元原稿ではそこまでは考えてなくて、物語の到達点がぼやけていたので、慎一と真智子の未来にここで課題を与えました。
少子化対策のことまでは考えていませんでしたが、音楽の道を選択し、お互いを支え合いたい二人にとっては未来に向けての選択肢の一つになると思いました。
5-6 ショパンの『ノクターン』への応援コメント
中澤さんの小説は、いかにも息子さんのいる方の書く小説、という感じがあります。
私にも子どもが出来たら、そういう個性が出てくるのでしょうか?
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
私自身が本格的に小説を書き始めたのが30代ですでに母親になっていましたので、どうしてもそういった影響が出てしまうのでしょうね。
でも朔さんはこれからも可能性を広げていける年代ですから、どういう方向性に進んでいくか、模索している面もあると思います。
自分自身の生き方を大切に前進できますよう願っています!
5-1 奈良からのメッセージへの応援コメント
ネフローゼで留学……。
慎一の父親も無茶を強いるものですね。
というか、ピアニストは体力勝負だと思うのですが、大丈夫なのでしょうか?
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ご心配おかけしましたが、ネフローゼ症候群でも克服する例もあり、実は友人の一人も今ではマラソン大会に出場できるほどに回復し…といった例もあり、慎一も再発しないよう気をつけていましたが、無理がたたって再発してしまいました。急遽、帰国して治療に専念し、真智子ともなんとか連絡が取れるようになったところです。
4-5 ハンガリーのブタベストへへの応援コメント
素晴らしい賞を受賞なさったのですね。
今更ながらおめでとうございます。
にしても1ヶ月。
連絡を取れなかった理由を知りたいです。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ハンガリーのブタペストにあるリスト音楽院には日本からも多くの留学生がいらっしゃるという記事を読んで書けたエピソードですが、苦心する面もありましたね。
1ヶ月の空白を気にかけてくださってのコメント、痛み入ります。
3-9 これからのふたりへの応援コメント
突然の留学の誘い。
慎一はピアノは凄いけど、やっぱり中身は18歳……というか、だいぶ子どもで身勝手だなあと思います。
ほんの数年前ですけど、そういうことを熱く語っている男子は多かったです。
一緒に暮らしたがるんですよね。
私は1人でいたいタイプなので、男子のそういうところは正直凄く苦手です。
7年付き合った人とお別れしたのもそういう理由でした。
物語と関係ない感想を失礼しました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
そうですね…、確かに慎一はやっと念願叶って芸大に合格したばかりで、でも単純に嬉しいし、これからもっとピアノの才能を伸ばしたいと思う気持ちで一杯、且つ真智子ともこれからも一緒にいたいというのが正直なところなのでしょう…。
私自身は18歳頃は恋愛は話に聞いてるだけで、どちらかというと恋の悩みの聞き役、且つ相談役で、友人は大切にしてきましたが、受験間近で悲しい事故に遭って…という状況だったので恋愛どころではなかったけれど、その分、受験はなんとか乗り越えました。でも人を好きになる気持ちは自然に湧き上がるので…、プラトニックに走る傾向が強かったですね。
朔さんも自分の気持ちを大切にして、決断したこともあったと思います。私たちの時代も長く付き合っていたけれど、卒業とともに別れた方もいました。人生の分岐点って時々でありますし、一緒に歩めなくなってしまうこともありますよね。
また、高校時代、私は自分が小説を書くようになるとは思っていませんでしたが、今、こうして書くようになると、その頃から心のどこかで気持ちはあったけれど、目の前のことに追われて目を背けていたような面があって…、小説を書きながら、ふと懐かしく思い出すこともあります。
その一方で昨今はインターネットが普及したことの影響も大きく受けてますし、この小説を書いたことで私自身の音楽の世界観が広がり、夢中になって書いているようなところがありますね♪
3-8 未来への不安への応援コメント
「既読」で、現代の話だったことを思い出し、ハッとしました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
元原稿をカクヨムに投稿したことで大幅改稿してますし、元原稿も4万字ぐらいでしたので、ここのエピソードなどは新たに追記してます。
カクヨムに投稿したことで、内容的にも充実した面があり、学びを得たと思います。
3-7 修司とのひとときへの応援コメント
真智子モテモテですね。
私なら修二の方を選びます。
芸術を仕事にしてる人と生活を共にするのは大変なので。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
そう簡単に気持ちが切り替えられた訳ではなく…、二人を見守ってきた修司ですが、卒業とともにそれぞれの大学生活が始まりますね。真智子も修司に対して友人として後ろ髪引かれるような思いもあったと思います。
3-4 冬休み明けのレッスンへの応援コメント
殺伐とした時期に良い関係を保てているのが素敵ですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
一緒にピアノの練習を続けてきたので、自ずと仲間意識が育ち、目標に向かって支え合ってる感じの慎一と真智子です。
3-3 未来への楽譜への応援コメント
やりたいことが明確にあって、それに向かって行ける進路の選択って、良いですよね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
音大進学の方々って幼い頃からピアノを続けていて、コンクールなどにも参加したりして、けっこう早い時期から目標が定まっている感じですよね。その点、真智子はブランクを埋めていくためにも懸命に頑張ったようですね。
3-2 小さな演奏会への応援コメント
久しぶりに読み継いでるので、設定が朧げに……。
2人は高校2年生なんでしたっけ?
(高3の3学期は自由登校だったので……)
2人はピアノの練習があるから登校するということでしょうか?
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
一応、受験期の設定で、2人はピアノの練習のために登校します。慎一は叔父さん宅にピアノがないので、真智子はレベルアップのため慎一と一緒に練習したい意向です。
2-10 ドビュッシーのベルガマスク組曲『プレリュード』への応援コメント
芸大を受験するのに独学って凄いな、と思いました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
実際に友人のお嬢さんや母の友人等、芸大の方がいらっしゃって、こういった設定を考えてみました。
才能がある方々って諦めない精神も人一倍強いし、自分自身で道を切り開いていく力があると思います。
2-8 それぞれの思いへの応援コメント
相手を思えば思うほどに、
彼にとってのBestを応援するべきか、
それとも自分の気持ちを優先するべきか、
考えてしまうものですよね。
若さ故の青い悩み……
でもないか。
いくつになってもそういう思いに悩む事ありますもんね。なんて考えながら読んでました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
丁寧に読んでくださって嬉しいです。
若い時ほど先のことが見えない不安に陥ってしまうことはあるかもしれませんね…。一緒に過ごしている時間が楽しいほど、離れ離れになって会えなくなったら、どうなるのだろう…という不安が生じてしまうのかもしれません…。
2-6 グリーグの『ノクターン』への応援コメント
今回もグリーグの「ノクターン」をYouTubeで探し出しました。
たしかに眠りを誘う曲、幻想的なちょっと不思議なメロディ……ついノクターンの意味まで調べてしまいました。『夜想曲』…なるほど慎一の心の迷いと瞑想的な音楽が重なり合って、より情景とリンクして読めましたよ。そう考えると音楽って不思議ですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
音楽は映画やドラマのBGMなどでも使われていますし、この小説でもそういった音響効果も意識して楽曲を選んでいますし、小説に出てくる楽曲はすべて聴いて選曲してますし、なかには実際、ピアノで弾いたことがある曲もあります。
音楽を好きな気持ちを込めて書いた小説なので、わざわざ聴いてくださってとても嬉しいです♪♪
1-5 ショパンの『黒鍵のエチュード』への応援コメント
ついつい物語に出てくる曲をYouTubeで探して、聞いてしまいます。あまり音楽には詳しくないので……。でもその曲を聞いてみたら方がとても真智子と慎一の所作と情景が感じやすいですね。
今日は黒鍵のエチュード聞いてみました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
あまり意識していなかったのですが、曲についてはロマン派の名曲が多いです。私自身はピアノを習っていた時期が長かったので、ドビュッシーの『アラベスク』やリストの『愛の夢』は弾けましたが、『黒鍵のエチュード』のレベルだと弾きこなすのは難しいですね。でも発表会などでは難しい曲を弾いていらっしゃった方がいましたので……、当時から羨望のまなざしで聞いてました♪
YouTubeで曲を聞いてくださってありがとうございます。
今はYoutubeで名曲を探索できる時代で、この小説を書いたことをきっかけにショパンコンクールもYouTubeで視聴して、素晴らしいピアニストとの出会いもありました♪*☆ 。.:*☆⭐︎
6-10 ふたりの日々のはじまりへの応援コメント
いつでも、慎一の素晴らしい演奏を間近で聴ける2人っきりで過ごす時間♪
高3の出逢いからこうなる運命付けられていたような、とてもお似合いの2人です。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
いろいろなことがありましたが、晴れて一緒に暮らせるようになって、幸せ一杯の真智子と慎一です。
心温かなコメントの数々、ほんとうにありがとうございました。
6-8 ショパンの子守歌への応援コメント
真智子の体調が心配です。慌ただしく過ごしていた疲れが出ただけなら、少し休めると良いのですが。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
このところ真智子はとても忙しかったので、知らず知らずのうちに疲れが溜まっていたようですね…。
6-7 新生活の準備への応援コメント
良い感じの間取りですね。
家具を選んだり、2人の生活のスタートが楽しみですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ピアノを設置するスペースを確保しなければならないので、物件選びには気を使いましたが、二人の新生活がもうすぐ始まろうとしています。
6-6 叔父との会合への応援コメント
お父さんより随分年下で、叔父さんは思ったより若い方だったのですね。
良さそうな雰囲気の方で良かったです!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
叔父さんとは打ち解けた楽しい時間を過ごせましたし、慎一と真智子のことを見守ってくれそうです♪
6-5 絵梨と真智子への応援コメント
アンサンブルも順調そうで、引っ越しに向けて、着々と進んでいるようですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
アンサンブルの課題に一緒に取り組むことになったパートナーとは仲良く連弾できそうですし、引越しの日取りも決まって、大変ながらも充実した日々です♪
6-4 アンサンブルのパートナーへの応援コメント
真智子はアンサンブル、慎一もリハビリしながら少しずつ回復して、個人レッスンに打ち込めるようになって、良かったです!
アンサンブルのパートナーは、マイペースそうな方ですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
慎一も真智子も音大生ですからね。音大生としてそれぞれの課題にも目を向けながら、新生活の準備も進めていくことになります。
6-2 病院への付き添いへの応援コメント
フィアンセという響きに戸惑う真智子ですが、慎一の病気の克服の為にも、栄養の事を考えた食事を用意しなくてはと前向きですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
一気に進展しましたし、まだどこか実感が湧かない反面、病み上がりの慎一のためにも健康的な食生活を意識しているようです。
5-10 リストの『献呈~君に捧ぐ』&『愛の夢』への応援コメント
双方の親が許可してくれて良かったです♪
リストの名曲も皆の心に染み入りますね♪
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
慎一と真智子にとっては先ずは一歩前進といったところでしょうか。慎一の奏でるリストの『愛の夢』の美しい旋律もふたりを未来へと導くように皆の心に響いたと思います。
5-6 ショパンの『ノクターン』への応援コメント
美津さんが優しそうな方で良かったです。
あとは、お父さんですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
美津さんはなんたって慎一のもうひとりの母のような人なので。
5-5 『幻想小曲集 夕べに』&『アラベスク』への応援コメント
真智子と慎一の場合の一緒に暮らすは、指輪も有りましたし、結婚の事かなと思われます。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ふたりの気持ちは結婚に向けて動き出していることは確かですね。
5-4 思いがけないプレゼントへの応援コメント
素敵な指輪とプロポーズ、2人の気持ちは固まってますが、周りの反応が気になります。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
いろいろあったし、お互いもう離れたくない気持ちを確かめ合えた慎一と真智子ですが、先々のことは気になりますよね。
5-3 奈良での再会への応援コメント
やっと逢えたのですから、泣きたくなる気持ち分かります。
慎一が寝たきりとかじゃなくて良かった!
5-2 奈良へ向かう準備への応援コメント
慎一のお見舞いに奈良に泊りがけを許してもらえて良かったです。
修司も応援してくれてますね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
真智子は自分で判断して行動できる年代ですし、慎一のことを心配する真智子の気持ちがお母さんにも伝わったようです。
修司も良い相談役になってますよね。
5-1 奈良からのメッセージへの応援コメント
まさか慎一の持病が悪化して、奈良で療養中だったなんて!
慣れない海外生活で、無理したり、ストレスが有ったのかも知れないですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
慎一は留学先でのスケジュールをこなす緊張の日々の中で知らず知らず、ストレスも溜まり、持病が悪化したようです。真智子も連絡がとれたのは嬉しかった反面、心配も募り、ついに奈良へ。
4-5 ハンガリーのブタベストへへの応援コメント
慎一から1ヵ月以上も、連絡が途絶えると、不安になりますよね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
留学から一転して音信不通という状況にしていくのは作者としても内心苦しくもありました。
4-3 ひとときのタイムスリップへの応援コメント
2人に修司から連絡が有り、仲良しが続いているのは良かったですが、会う時間を作るまでは難しそうですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
皆、それぞれ進学先が違いますし、環境が違うことで距離ができてしまう面もありますが、それでも連絡が取り合えるだけいいのかもしれません。
4-2 リスト音楽院への留学への応援コメント
慎一と久しぶりに会えたのは良かったですが、留学も決まり、ますます会えない時間が増えそうですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
留学の準備もありますし、留学後はしばらく会えなくなりそうですね…。
4-1 慎一からのメッセージへの応援コメント
違う音大に通うというのは、こんなにも会う時間を見付けにくいものなんですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
違う大学というだけで、それぞれ、新しい環境になれなければならないし、目標や課題などができたり、時間作りが難しかったりすることもあるように思いました。
3-9 これからのふたりへの応援コメント
一緒に留学なんて、素敵過ぎるサプライズですね✨
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
一緒に留学するのを実現するのはなかなか難しいですけどね。慎一から真智子への気持ちのこもったちょっとした話題でした*☆ 。.:*☆⭐︎
3-8 未来への不安への応援コメント
真智子は、慎一と一緒にいると、実力差がより感じられてしまうのですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
慎一のピアノの腕前は並大抵ではなく、慎一とピアノの練習を重ねて真智子の実力がついて音大に合格できたといった経緯もありますからね…。
3-7 修司とのひとときへの応援コメント
2人の男性から、それくらい思われるって羨ましいです!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
2人とも真智子のピアノへの情熱を応援してくれて、励まし合える存在で、心の絆が育ちましたね。
3-4 冬休み明けのレッスンへの応援コメント
お手伝いさんを雇っているような家庭のやっぱりお坊ちゃまだったのですね!
親しみやすそうな人柄のようなので、真智子とも打ち解けそうですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
慎一はお母さんを亡くしているので、その頃も美津さんは慎一の心の支えになってくれたと思います。
3-3 未来への楽譜への応援コメント
それぞれが進路に向かって大変な時ですが、久しぶりに慎一と会える事で、真智子の気持ちの高揚感が伝わります。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
受験期で緊張が高まる時期ですが、久しぶりの練習再開はやはり嬉しいですよね。
3-2 小さな演奏会への応援コメント
修司は、盛り上げ役のような立場で、2人の演奏を応援してくれて、その爽やかさが魅力ですよね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
修司は真智子のピアノを以前から応援していましたし、慎一とも親しくなり、ふたりの演奏を間近で聴けてほんとうに嬉しかったと思います。
3-1 まどかとの帰り道への応援コメント
4人で一緒に帰りそうな流れでしたが、慎一が機転を利かせてくれて、まどかと2人で帰る事になって、色々2人で話せて良かったですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
そうですね。慎一がまどかとふたりきりで話したい真智子の気持ちを察してくれて、久しぶりに相談事など話しながらの帰り道になりました。
2-10 ドビュッシーのベルガマスク組曲『プレリュード』への応援コメント
ピアノだけに打ち込めば良いというわけではなく、勉強ももちろん必要で、大変な時期ですよね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
高三ですから勉強も疎かにはできませんね…。ピアノの練習を続けながら、勉強にも集中し、受験を乗り越えていけるといいですね。
2-9 『ピアノのために1.プレリュード』&『献呈~君に捧ぐ』への応援コメント
『献呈~君に捧ぐ』は、慎一から真智子への想いが込められた演奏なのでしょうね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
慎一と真智子は音楽室で一緒にピアノの練習を重ね、音楽への想いと情熱を互いに高め合ってきましたからね。
2-7 冬の訪れとともにへの応援コメント
真智子にしっかりと打ち明けてくれて良かったです。
離れ離れは辛いかも知れないですが......
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
真智子と慎一はずっと一緒にピアノを練習してきて、互いに励まし合ってきましたからね。
2-6 グリーグの『ノクターン』への応援コメント
いつもと違う慎一の様子が、詳しく話してもらっていない真智子には気がかりですよね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
そうですね。慎一が疲れた様子なので、真智子は心配ですよね……。
2-4 行き交うメッセージへの応援コメント
修司の方が慎一について知っている感じなのが、真智子にとっては、少し気になりますよね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
真智子にとっても慎一は特別な人だからこそ、気になりますよね……。
2-3 シューベルトの『即興曲』への応援コメント
修司は2人を応援する立場になったのですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
修司自身は内心まだ割り切れない思いもあると思いますが、真智子の受験のことを応援しているから慎一にがんばれよ!なんて言っちゃうわけで…男は辛いよって感じでしょうか。
2-1 シューマンの『幻想曲』への応援コメント
2人の男子の間で揺れ動く真智子の気持ちは、ピアノの演奏にも現れそうですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
音楽室で慎一とピアノの練習を重ねるうちにマネージャー時代のことは遠のきつつあって、慎一の存在が真智子にとって大きくなりつつある状況です。
1-5 ショパンの『黒鍵のエチュード』への応援コメント
名前で呼び合うように呼び方も変えて、いっそう距離感が縮まった感じですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
慎一がリードして、ふたりの距離感が縮まってきましたね。
1-4 真智子とまどかへの応援コメント
マネージャーをしていた同士の気の合う友人もいて良いですね!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
高校時代に気が合う友人に恵まれているのは幸せなことですよね。
1-3 ショパンの『エチュード』への応援コメント
それまでは、部活の後に、修司と一緒だった記憶を思い出したのでしょうか。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
慎一とピアノを練習する時間は充実しているけれど、修司のことも親しかっただけにふっと思い出す真智子です。
1-2 真智子と修司への応援コメント
修司は爽やかなスポーツマンで、慎一とは対照的ですが、2人とも魅力的ですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
そう、マネージャー時代の気が合う仲間の修司は真智子にとって大切な存在でしたが、転校生の慎一と出会ったことで気持ちが揺れる真智子です。
1-1 真智子と慎一の出会いへの応援コメント
『愛の夢』良いですよね♪
心癒されます♪
ピアノの名曲が耳元に届きそうな作品、楽しみです♪
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
学生時代、ピアノを習っていた時期が長かったので、音楽への思いも込めて書き始めた小説です。
カクヨムで公開するようになって、音楽の世界観も広がり、とても感謝してます。楽しんでいただけたら、嬉しいです♪♪
5-10 リストの『献呈~君に捧ぐ』&『愛の夢』への応援コメント
第4章と第5章に至る物語の流れ、起承転結の「転」のように拝読しました。
才能や技倆で真智子の先を行く慎一は「未来」を眼差し(これとて真智子と共にいたいが為なのでしょうけれど)、真智子は慎一と共在できる「現在」に居心地の良さを感じる一方、「別離」への焦慮が慎一の留学という形で現実的、具体的なものとして眼前に迫る第4章、慎一を駅や空港に見送りに行ってばかりの真智子でしたから、特に4-3にて慎一が駅で真智子を先に行かせて見送るところには得も言われぬ感慨を抱きました。
そして5章はまさかの展開。第4章中で「男が廃る」という慎一の心の声を少し意外に思ったのですが、その「頑張りすぎた」結果としてのネフローゼ症の再発、伏線のように読めなくもないですね。久方ぶりの二人の電話、少し重苦しい雰囲気もあるようでいて、然し個人的に「らくらくパック」の語感に、どこか救われたような気が致します(着目する点が些かピント外れで失礼致しました)。
病気の「お蔭」というと語弊もありましょうが、そのことで真智子も迷い無く未来へ向けて動き出せた、良い方向へと「転」ずることができたのでしょう。二人の人生が寄り添い「調律」されて行くようです。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
慎一も真智子も進学先は違っても互いに音楽の情熱を共有する時間を持つようにしていましたが、慎一の留学によって、叶わなくなってしまう、そして離れても互いのことが思い合えるかどうかが試されますが、断絶の時期を乗り越えられたのは慎一も真智子もお互いのことを思っていたからで、病気はある意味慎一のハンデにはなりましたが、ハンデを抱え、慎一は真智子を大切に思う気持ちが強まったし、そんな慎一を真智子も支えようという気持ちで、ふたりは寄り添い合うことができました。
互いに支え合って夢を追うというのは実際、大変なことですが、そういった空気も込めています。
丁寧に読んでくださり、感謝致します。
編集済
3-9 これからのふたりへの応援コメント
第2章の終わりにお送りした私のコメントへのお返事、拝読しました。「実は慎一と真智子の距離感がピアノ曲のレベルも含めてもっとありました」とのこと、そうだったのですね。例えば彼我の差に、もはや天地ほどの隔たりがあれば容易に諦観の域に達せましょうが、なまじ眼に見えるくらいの懸隔、でもなかなか届かない、くらいですと、そのほうが逆に葛藤が強くなりそうですね。マラソンでも、視界に入らない、自分の遙か先を走っているであろうランナーより、辛うじて視界に入る、自分の前を実際に走っているランナーのことを考え乍ら走るはずなのですから……そう考えますと真智子の葛藤、そして焦慮は故にこそより切実に現実味を帯びるのかも知れません。読者の方々と遣り取りする中で有り難い御教示等を得つつ、テクストの調整を果たせるところも小説投稿サイトの醍醐味ですね。
さて第3章の冒頭シーン、感傷的な気持ちで拝読しました。高校生活の間もなく終わるその前に揃った「クヮルテット」、そして、彼らが一堂に会する日は再び来るのでしょうか。「演奏」が終われば、皆それぞれの返るべき場所に散っていくのは仕方の無いことではあるのでしょうが……。
私も修司のようになりたいものでした。山田詠美『賢者の愛』に「ヴェルレーヌを読む肉体労働者が好きだ」という科白があるのですが、リスト/シューマンの「献呈~君に捧ぐ」を聞く壮健なサッカー部員もまた同じように大変好もしいように思われます。有り余る膂力の汪溢を抑え、心静かに藝術や美の前に頭を垂れる男性の姿というのは古今東西を問わず美しい像を顕すようです。3-7で登場する、「青春」の舞台の一つであるファミレスでの食事の後、真智子・慎一が「別々に別れる」最後のシーンも印象的でした。
芸大受験は今もやはり大変なのでしょうね。私の同級生でも芸大に入った人が二人おりまして、一人は音楽、もう一人は演劇でしたが、音楽の方の人がセンター試験の英語や現代文の勉強と併行して、楽典の参考書を開いていた、その後ろ姿を久し振りに思い出しました。と同時に、人生が動いていく予感だけを抱いて過ごした、大学合格発表後、入学までのおよそ1ヶ月のあの宙ぶらりんな居心地の悪さ、というのでしょうか、期待と不安が綯い交ぜで、時間はもう止まらないのだという追い詰められたような、武者震いするような複雑な心理状態で過ごした自分を、登場人物達に重ねておりました(余り褒められた読み方ではありませんね……ごめんなさい)。
本章の最後、未来に目を向ける新一、「場」を共有する現在に安堵する真智子の対比が鮮やかに映ります。陽光で充ちる電車内に不穏な何物も入り込む余地はないと思いつつ、二人の物語を引き続き見守って参りたく存じます。第4章以降の感想も日を改めて。でハ又。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
元原稿を手直ししながらの投稿でしたが、ピアノ曲をより丁寧に扱ったことで音楽小説としての芸術的ニュアンスが高まった面もあったと思いますし、真智子自身の音楽への情熱が慎一と過ごすうちに深まっていく方向性を導けたことでこのエピソードまで辿り着けましたが、かなり改稿しましたので、とても勉強になりましたし、達成感がありました。
私はカクヨムでは年代も上の方ですし、若手の方からのご意見や文章からそれまで気づかなかった視点に目を向けて視野を広げられたことはWeb小説ならではの醍醐味だったと思っています。
そうそう、修司のことですが、さりげなく人気者なんですよね。工藤さまからも率直なコメントがいただけましたが、これからもさりげなく登場しますので、お楽しみに。
芸大受験は実際、大変そうですが、私の親友のお嬢さんが私の小説のファンで美術で芸大合格されたという吉報が舞い込んだ時にはなんとも嬉しかったです。お祝いの気持ちを直接電話で伝えたりして、感動を分かち合ったりもしました。少し話が逸れましたが、親友の励ましがあって、私もこうして詩歌や小説を続けていますが、追い詰められたような複雑な心理は真剣に取り組むからこそ生じる気持ちだと思いますし、何事においても段階を踏んで次のステージに立つには努力が必要だと改めて思いました。
引き続き見守ってくださるとのこと嬉しいです。お時間のある時によろしくお願いいたします。
編集済
2-10 ドビュッシーのベルガマスク組曲『プレリュード』への応援コメント
一時に拝読してしまいましたので、応援ボタン、些か煩うございましたでしょうか……驚かせてしまったとすれば、お許し願いたく存じます(あるいは次章からはコメントを書き込ませて戴く際にだけ押す形に改めます)。
挟み込まれるピアノ曲を聴き乍ら(こういう点、PCで愉しむweb小説の利便ですね)、一気に「世界」に引き込まれてしまいます。並べて青春に似つかわしい春や夏ではなく、秋の、しかも一日が終わりを告げる黄昏の音楽室で始まる真智子と慎一のピアノ・レッスン……第2章まで拝読した段階で、この「仕掛け」は恐らく芸術の「秋」だからではない、「始まった時からすでに『おしまい』を意識すること」「出逢った時、すでに二人に残されている時間の少ないこと」の暗喩を、秋と黄昏という舞台設定に見ずにはおれませんでした。
そうなりますと、1-6にある「これから、どんどん暗くなるのが早くなるからね……」という慎一の呟きには、まさしく天高く馬肥ゆる秋に、日月廻の若き駿駒の隙を過ぐるが如く、夕刻の蕩けるような蜜色に染まる素晴らしい時間が季節を追うごとに短かく、そして早く終わってしまうことへの遣る瀬なさを感じ取ってしまいます。然し故にこそ、受験までの? あるいは別離までの?(この先、二人はどうなるのでしょう?) 二人の限られた時間を、光の煮詰まって濃度を増すその夕刻に惜しみなく注ぎ込むことの尊さが反転して立ち現れてくるようです。
それから、これは私の妄想なのですが、「真智子」の「子」が「子年(ねどし)」の「子(ね)」である点、「真智子(マチネ)」、フランス語で「matinee(朝、午前)」であると読むのは穿ち過ぎでしたでしょうか?……秋と黄昏の舞台設定に抗う、まだ何か「仕掛け」が? という具合に、御作、先ずはマチネ(昼公演)にて拝読しましたので、続話、ソワレ(夜公演)にて拝読することを愉しみに……。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ここまで一気に読んでいただけて嬉しいです。元原稿をかなり改稿して、ピアノ曲も味わえる作風にすることができましたが、元原稿は実は慎一と真智子の距離感がピアノ曲のレベルも含めてもっとありました。でもカクヨムで素晴らしい読み専さんが応援してくださって、発見、発見の連続でふたりの距離をここまで近づけることができました。
「秋」の出会いは慎一が受験に集中したいがため奈良の実家を出るということの影響が大きいのですが、出会った時点で慎一も真智子も出会うことをまったく予測していなかったこと、そして、互いに惹かれ合う気持ちを音楽室でのピアノのレッスンを通して音楽への情熱へ向け、目的意識を共有していくことで互いに影響し合い、思い合う気持ちを深めていく一方で、慎一の心の中には期日の定まった確固たる目標があり、真智子の心の中にはおっしゃるように『おしまい』を意識せざる得ないような漠然とした不安があり、その真智子の意識に慎一が変化を与えていく、そして、慎一の思いを受け止めて真智子も変わっていく、といった流れが続きを読んでいく中で伝わればいいなと思います。
ふたりのこれからがどうなるか?と思い巡らせてくださったそのままの気持ちを真摯に綴ったコメントに感謝致します。
2-2 晩秋のランチへの応援コメント
君のその柔らかな感性で僕の心も包んでくれないかなって...
グッときますね^^
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
真智子は慎一と初対面の日に突然言われて、内心びっくりした面もあったと思いますが、慎一は亡きお母さんがよく弾いていたドビュッシーの「アラベスク」を真智子が弾いて聞かせてくれたことに運命を感じて、親しくなりたい気持ちを込めて言ってますね*☆ 。.:*☆⭐︎♪♪
6-10 ふたりの日々のはじまりへの応援コメント
中澤京華先生の文章、まるで書籍を読んでるみたいで、とても素敵です!
読んでくうちに、世界観に引き込まれました!
素敵な物語、ありがとうございました!
私、ピアノ好きなので、クラシックネタがいっぱい入ってきて、うれしかったです!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
私も子どもの頃からピアノが好きで、この小説を書いたことで、その思いを再確認しました。
クラシックネタは歴史の勉強にもなりますよね。素晴らしいピアノ曲を聴きながらの充実した執筆期間でした♪♪
4-2 リスト音楽院への留学への応援コメント
音楽留学って、夢があっていいなー。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
音楽留学は音楽への関心や世界的視野を広げていくチャンスでもあり、留学を通して学ぶことも多いと思います。
2-7 冬の訪れとともにへの応援コメント
真智子ちゃんドライです^^;
実際、中学の頃と違って高校になると何故か男子の方が恋愛脳だったりしますよね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
真智子は慎一の音楽の情熱と才能に惹かれているので、そちらを優先するようなところがありますし、まだどこまで踏み込んでいいか戸惑っているようなところもあります。
そして、慎一は自分の率直な気持ちをしっかり伝えるので、悩みも深い感じですね。
そして、実際のところ高校生やもっと大人になっても男女の恋愛観に違いがあるからドラマが生まれるのだと思います。(なので、朔さんの小説も今後も楽しみです(≧∇≦)
2-6 グリーグの『ノクターン』への応援コメント
不勉強でグリークと聞いても『ペールギュント』しか思いつかない私です。
朝になったらYouTubeでノクターンを探してみますね。
読み終えた後にモチーフとなった曲に興味が湧くのもこの物語の魅力ですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
近況がバタバタしていて、返信が遅くなりましたm(__)m
グリーグは北欧ノルウェーの作曲家なので、神秘的な北欧の自然を曲の中に繊細に溶け込ませた透明感のある澄んだ音色の作風が魅力的です。『ペールギュント』もグリーグの代表作で、詩劇『ペール・ギュント』のために作った曲ですが、物語と音楽が深く結びついて今に伝わる作品ですね。
ノクターンもグリーグ独特の音色が繊細で美しく響き、心洗われるような余韻がある曲だと思います。
2-4 行き交うメッセージへの応援コメント
2人の丁寧な言葉遣いに育ちの良さを感じます。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
言葉遣いは友人関係にも影響しますよね。そして、親しさの加減で変わることもありますね♡
2-3 シューベルトの『即興曲』への応援コメント
2人の会話は付き合っていてもそこまで踏み込めないかなあ? と思うほど内容が濃いですね^^
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
踏み込んでくるのはどちらかというと慎一ですが、真智子ともっと親しくなりたい気持ちの表れでもありますね(笑)
2-2 晩秋のランチへの応援コメント
私ももうすぐ高校を卒業するのですが、卒業後も会うだろうなと思える友人はごく僅かです。と言うか1人もいないかもしれません。ひきこもりで外出しないせいか近所に住んでる筈の小中学時代の友達ともめったにすれ違いませんし。
そんな私からすると、真智子とまどかのような関係性は羨ましいです。
2人の友情がいつまでも続きますように。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
長い人生の中でもほんとうに親しくなれて長く続く友人は僅かだと思います。何かに一緒に打ち込んだり、お互いの考えを伝え合えたり、会っていて楽しいと思える人との出会いが朔さんにもありますように。
真智子とまどかは部活で気が合って、何気ないお喋りも弾んだり、お互いを尊重し合える関係ですね。
6-10 ふたりの日々のはじまりへの応援コメント
最初から最後まで穏やかな空気に包まれていて、読んでいて安心感を覚えました。出てくる人たちがみんな優しくておおらかな心で生きているのも、世知辛い現実を忘れさせてくれます。彼らの育ちの良さからくる前向きな精神も、若者らしく清々しいです。
これから本当のスタートですね。きっとこの二人なら、色んなことを笑いながら乗り切っていくように思いました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
最後まで読んで頂き、丁寧なコメントや星評価もほんとうにありがとうございます!
この小説をここまで書き上げるまでに私自身も紆余曲折あったので、ここまで辿り着けて感無量でした。私自身、音楽への思いもこれからも大切にしていきたいと思っていますし、現代でご活躍の音楽家の方々も応援しながら、数々の楽曲も味わっていければと思っています。