第10話 終幕
冬彦三は
冬彦三は超越能力には頼らず、普通の人間として真面目に勉強し、薬剤師に就職した。
そのまま一社会人として、ひっそりと暮らした。
しかし、ある時、冬彦三は、自分の体験をなろう小説に残そうと思い立った。
戦闘形態になる事が無くなっても相棒として住み続けるもう一人の自分と対話を重ねるうちに、庭塚や黒鈴との友情や禁呪の飴をめぐる数奇な体験を形に残したいと思うようになったからである。
冬彦三がなろう小説に書いたその作品は思いのほか大ヒットし、それまで一桁だったブクマ数は4万を越え、総合評価も10万ptを越えた。
その小説は晴れてコミカライズ化にこぎ着け、その本も飛ぶように売れ、冬彦三は一躍時の人となった。
そのタイトルは………。
なろう作家がエリート東大生に転生してみた 日本のスターリン @suta-rinn
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