[日記・紹介]瞬くシューティングスター
こちらエッセイを読ませていただきました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893902125
初めの方のお話で、「読んでないけど★テロをして、しばらくしたら解除をする」ということをする方がおられる、というお話を見ました。
悲しいですよねぇ。絶滅危惧種並に希少な存在であって欲しいです。
「自身を知ってもらう」という点では優れた戦略かもしれませんが、この行為は「作品を書き公開する」以上に、遥かに傲慢なことだと思うんですよね。
「読んでないけど★つけとくわ。俺のも★つけよろしくな!」
言われただけでも不愉快ですね。言うなら、テレビCMでよく見る某「セレクション金賞受賞!」とかいうやつですね。あれ、お金を払えば高確率で与えられる賞だそうですよ。
要は、中身を評価していないのに誉めちぎる。作者にも作品にとっても侮辱なのでは、と。
マシな言い方をすれば単なる★稼ぎ。悪く言えば、自身の作品の市場価値を無理矢理上げようとする悪徳商法。
そもそも、「書いたものを投稿している」人は「それを読んでみてほしい」と思って投稿しているはずですよね? 誰もが評価されて、承認欲求を満たしたいのは否定しませんし、★の数でどやるのも、私は別にいいと思っています(マウントをとってはいけませんよ)。
しかしそれは「作品がウケている」からついてくるものであって、「作者だから」ついてきているわけではないんですよね。もちろん、売れっ子が新たに公開したものに期待して、★をつけるというならば、ファンとしての立場を確立しているので問題はないんですけれど。
ここで、作品の中身を見ることなく★テロを行う人について考えてみましょう。
◆
評価が欲しい。けど誰も読んでくれない。読み合う企画にも参加してみてるけれど、伸びない。読んで欲しい。
そうだ、★の少ない人も同じ気持ちに違いない。別に読まなくても★をつけれるし、そうしたら「どんなの書いてるんだろう」って見てくれるんじゃないだろうか?
んでもって後で解除しとけば、自分のは★が増えるし、相手のは減る。同じようにされる可能性はあるけど、めんどくさがってやらないやつの方が多いだろうし……数を仕掛ければ伸びるんじゃないか……?
◆
……書いてて最悪ですわぁ。少し見方を変えると、現実の市場もこういうので印象操作して売り上げを伸ばしたりしているのかぁ、と考えると、どれだけのものが信頼できるのか……。それなら読み専の方の方が信頼できるかも……。
評価を使って作品を売り込む。アイデアはいいですが印象は最悪ですね。そういった人が減ることを願うばかりです。
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