[設定]エピソードエンディング(市場・紅青編5)
※めっちゃネタバレなので市場を、特に紅青編を読みきってからどうぞ!!
市場の、編毎のEEはこれにて最後です。総集EEも一つか二つ、追加する予定です。
さて、ここまでのEEは人、獣、竜系の紹介ばかりでしたが、紅青編、終盤に現れたるは、動き、喋る遺産であるイトラ(あれ、リクラと音がほぼ同じだ)。
自らを遺産と認識しているということは、彼は何者なのか? 結論を言ってしまえば「旧人類の個人「イトラ」の人格を模した高度なAI」です。
イトラ(遺産/?)
旧人類の一人、イトラの人格を模したAI。
戦闘を終え動けないラクリたちの前に、球体に脚を生やした遺産の姿で現れる(形のイメージはタコ)。が、それ自体はイトラが操作していた巡回機であり、本体(ソフトウェア)は別のコンピュータで稼働しているのみである。
彼は「旧人類が滅びている」と予測をたてつつも、確信を得られずに時間を過ごしていた。定期的に巡回機を歩かせるものの、樹の根や苔、かつての生活の名残があるばかり。
朽ちていく入力装置を働かせながら、スリープモードで無音の時を過ごしていた。争いの音を検知して向かってみれば、そこに魔法生物らしい者たちがおり、接触する。
そもそも、イトラは生物学者。魔法こそ使えないものの、魔法生物に関する知識もある程度備えていた。老いを知らない遺産は、好奇心を殺すことは叶わなかったらしい。
もともとは、世界樹の地下にて生き残るのはラクリのみで、イトラは「世界樹の精霊」的な存在にする予定だった。
しかしそうなると「真相を明らかにしすぎる」と判断し、旧人類の遺産に変更になった。レヴトとトートが生き残ってしまったのは偶然である。
魔法生物。
最終2話で突発的に出てきたワードですが、イトラ本人が自らを旧人類の遺物であると自称し、アリアから買い取った本には日記のような記録。あちこちに点在する遺産と遺跡。
ここまでくると、「世界樹の市場」の世界がどういったものなのか。薄ら予想ができるんだろうなぁ、とにやにやしながら、総集EEに持ち越しましょう。
ひとまず、市場の編ごとのEEは終了です。妄想にお付き合いくださり、ありがとうございました。
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