爽やかなスポーツ絡みの友情物からの、話せるプレーリードッグの登場に楽しく読ませて頂きました。
うわぁー!
ど、ど、ど、どうなってるんだー!
ではなくて、案外淡々と馴染んでしまうところに、非常にリアリティがあり、作者の地に足の着いた観察力、作風が現れていると思いました。
私は、いらないことが気になるので……
じっとカケルの帰りを待っているであろう、サトルが愛しくて(´;ω;`)
ペコペコお辞儀しているのも、何とも可愛いですね。
結局主人公以外もとても魅力的に作られていて、このまま長編にも出来るような掘り込みの深さだと思いました。
可愛くて、ほのぼのとする作品をありがとう御座いました。
作者からの返信
コメント有難うございます。
カケルとプレーリードッグの「お父さん」になったつもりで書いて見た甲斐がありました。
「web小説向きじゃないと自覚ある作品、来たれし!」企画から読みにきたら、既読先品でした。でも応援するだけでコメントは残していなかったので、この機会に再読して、感想を書き込んでいます。
話ができる動物たちと、小説家との交流。小説家という「仕事柄、想像力も豊かなはずの人物」だからこそ「動物が喋る」という異常事態に遭遇した時に(『信じられない』と思いながらも)冷静に対応できたのかな、と感じました(納得できるキャラクター設定、上手い設定だと思いました)
人間と動物が協力して、お互いの問題を解決して。だからと言って、そのまま友達になるわけでもなく『また機会があったら』という言葉だけ残して、その場は去っていく。しかも、物語はそこで終わるので、その『今後』は読者の想像次第。
不思議な余韻も残る、素敵な物語だと感じました。
作者からの返信
再読していただき、コメントもいただきありがとうございます。
正直、書いている最中は、小説家だから「動物としゃべることができる」
ということまでは考えておりませんでした。
どちらかというと、僕の小説は主人公への憧れと願望なので
こうなったら面白いな、とかこんなことができたら
どんな展開になるだろうという、想像で文を走らせています。
結果、こういう形に収まりました。
主人公のカケルに関しては、ちがう短編にも登場させています。
「動物の喋るクニ」というのも他の物語のスピンオフとして
話を巡らせていたのでこの物語には、前後の辻褄のあう
物語があってもいいかな、とも考えています。
今回はここまでになりましたが、もし長編になりましたら、
また読みにいらしてもらえると嬉しいです。
サトル、どうしてるのかな、待ってるのかな、って気になります。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
サトルは、なかなか帰ってこないカケルを心配して、近くの交番へ知らせに行ってます。
本編には語られていませんが、少し大騒ぎになっています。
別のサイトさまの方で、サトルを登場させています。
タイトルもそのままです。
ご興味があるようでしたら、そちらもお読みいただければと思います。