6.『一一月、ピアス穴の向こう側、代替品のコレクトコール。』

 まさか旅行先でピアスを開けろと希われるとは思わなかった。そういうのって出先で開けるものじゃなくない? と僕が疑問を呈したのをよそに、後輩は右耳を正面に向けて目をきゅっと瞑っていた。旅館の和室、その窓辺にある机と椅子だけのこぢんまりとした空間のことを広縁と呼ぶらしい。内と外の境界線という意味では縁側に似たような役割を担っていそうだ。縁、繋がりで。障子で仕切られているし。


 一一月一二日の交換日記を綴り終える。最近万年筆を買ったばかりだった。書き始めのインク溜まりから、スキップするように筆が紙を滑る。鉛筆やボールペンとは一線を画した、繊細な金属の筆先と紙の繊維が擦れ合う音が好きだった。藍色のインクは塩水に晒せば溶け切ってしまう気がした。僕は日記を机に置く。対角線上にあるピアッサーを掴んだ。事前に後輩が通販で買ったものだ。時機を見計らっていたのだろう。穴を開けるだけではつまらないので、ロマンスを求めたらしい。無駄を愛する姿勢はいかにも彼女らしかった。


 僕と後輩は客室に備え付けられていた浴衣を纏っていた。僕は青の浴衣、彼女は赤の浴衣。夕食を済ませ、旅館の露天風呂を堪能した後、火照った身を冷ましていた最中だった。


 さて。ピアッサーを差し出してきた右の耳たぶに挟むまでは良かった。穴を開ける位置にはアイシャドウで印が付けられていたので適当に合わせればいい。


「覚悟は、で、できてますから」


 問題は後輩自身にあった。目をきゅっと瞑っていて、緊張が目に見えていた。初めての痛みは未知であるがゆえに恐怖に満ちている。


 江ノ島に流れる晩秋の夜風は濃密な潮の匂いがした。島内でも格式高いことで有名なお高めの旅館。その客間は僕と後輩の二人だけでは十二分に持て余してしまう。


 ――そもそも。僕らはなぜ、江ノ島で泊っているのか。一一月ともなるととっくに大学も秋学期が始まっている。おまけに一一月の中旬ともなると一般の大学四年生は卒業論文の提出に向けて本腰で取り掛かる時期である。僕は去年提出していたから蚊帳の外だが、後輩は一般的な大学四年生の例から外れなかった。ただ、他よりわずかに優秀だった、というかタスク管理が上手だっただけの話である。『進捗に余裕があるので旅行をしましょう』と提案されたのが一〇月末。やることもないので人が少ない平日を見計らって旅程をまとめたのが一週間前という、二人だけの弾丸旅行。モラトリアムが為せる所業。一泊二日で、一日を鎌倉で過ごし、江ノ島で泊って二日目は近辺の観光だ。とはいえ、季節は一一月、海は閉ざされている。後輩の水着を拝むなら温水プールが吉だっただろう。わざわざ人の多い夏に江ノ島を訪れる気はさらさらなかった。海水浴がなくとも江ノ島は絶好の観光地だ。


 僕らは平素から生活に金をかけない性質だったので旅費を調達するのは容易かった。背伸びして旅館の価格帯を高くしてみたら、それだけで生活の質が向上した。リッチな生活はお腹いっぱいになったので、またしばらく質素に生きていくことができそうだ。


「やっぱりやめておく?」

「何をいまさら!」

「ガッチガチだけど」


 目を白黒させてはいるが、僕がピアッサーを構えているからかじたばた激しく暴れることはなかった。まるで銃口を突き付けているみたいで、背筋がぞぞぞ、と震えあがる。後輩の喉から「ひぃ」と漏れる悲鳴がもう、限界だった。顔が火照りそうなのを必死に堪える。背徳が胸をざわつかせる。心の底から、気持ちがいい。首元に生ぬるい吐息が吹きかかってくすぐったいような、そんな感覚が僕の身体をハッキングしていた。


「ま、まさか言い訳ですか先輩っ? 自分の方が怖いからって逃げにゃいでくださいよ!」

「噛んでる噛んでる」

「うー、うるさいっ! です! そうやってからかって言い逃れしてっ! お、怖気づいてるんですか先輩っ」


 あーでもない、こーでもない。無為の言の葉の玉入れ、実に不毛。にっちもさっちも行かないならば、強行突破もやむを得ない。血色のいい後輩の耳元から、ピアッサーを隔離する。君のおびえた顔を見ていると、悪事を働いている気分になるんだ、と白状したら一言、「変態」と詰られた。一連の流れが様式美なのが、なおさら背徳的だ。悪事の自覚はあるが、当然のように罪悪感は存在しない。そんな罪悪感は偽善でしかない。しない善よりする偽善とはよく言うが、ならば偽善は悪くないように聞こえなくもない。まどろっこしい過程は割愛して結論だけ申し上げるなら、僕の犯した悪事は為すべき悪事だった、という曲解された解。打ち明ける前に半目で睨まれながら「ド変態」と蔑まれ、椅子ごと後ろに引かれてしまった。


 遠ざかった数センチ。この背徳感、悪くない。定期的に摂取したいものだ。


「先輩は悪ですね」

「自覚はある」

「自覚あるならやめたらどうです?」

「犯罪者の心理に従う思考だよ。ほら、あれだ。『いつも他者を苦しめたい欲求があり、自分も苦しめられたいと思っていた。苦痛を与えたいという願望は、なによりも一番大事なことだった』って」


 確か、アメリカ史上最大の殺人鬼アルバート・フィッシュが殺した人間を食った動機を吐く際に用いた言葉だった気がする。銃口を突き付けられて気持ちよくなりたいし、銃口を突き付けて気持ち良くなりたい。たったそれだけの純粋な狂気。


「だったら、先輩もピアス穴開けますか?」

「共喰いみたいだな、悪くない。でも、ピアスを持ってない」

「知ってます。幸い、いくつか予備は持ってきてるので使ってください」


 差し出されたのは丸ピンのような短めの針と留め具。やけにシンプルだ。もっとこう、人口鉱石が散りばめられてたり、大きめの輪っかが垂れていたりするものだという先入観を抱いていた。


「ファーストピアスっていうんですよ」


 消毒液のボトルとコットンの入ったジッパーを机上に置きつつ、後輩のピアス講義は始まった。


「初めてピアスを開けたときのピアス穴はまだ傷口でしかありません」

「そりゃ、そうだろうね。針で皮膚を貫通しているんだし。そのまま放っておけば傷口は塞がる」

「だから、穴が塞がるのを阻止するんです。ピアス穴を保護するためのピアス、それがファーストピアスです」


 先輩、耳を貸してください。半ば無理矢理首を回されて、僕の右耳が後輩の正面に来る。直後、冷たさが耳たぶを挟む。驚いて身体が跳ねた。膝立ちになって僕を見上げる後輩がふふ、と喉から笑いを漏らした。


「先輩もびびってるんじゃないんですか?」

「いや、今のは前置きを入れなかった君が悪いよ、後輩」

「どうだか」


 つん、とアルコールの匂いが鼻につく。コットンに含まれた消毒液でピアス穴を開ける部分を入念に消毒してもらう。慣れてしまえば心地よかった。消毒が終わると今度は、耳たぶを何かが挟む。――おい、ちょっと待ってくれ。いやはや、成り行きというものは恐ろしい。


「君のピアス穴を開けるつもりが、どうして僕が」


 バチンッ! と強く挟む音が鼓膜を震わす。思わず、「うぎゃ」と情けない悲鳴を上げてしまった。後輩の耳に入っていなければいいが。


「先輩、今、情けない声で呻いてましたねぇ?」

「……、」

「あっ、目を逸らした! 図星ですね恥ずかしいんですね、せーんーぱーい?」

「……そもそも、君のピアス穴を開けるつもりだったのにどうして僕が」

「誘導尋問に引っかかった体で行きましょうよ?」

「うるせえ! 君がガッチガチに緊張してたのが悪い。あと地味に耳たぶが痛い!」


 なんだろう、新品の洗濯ばさみで断続的に挟まれている感覚。穴を開けた瞬間よりは開けた後にじわじわ痛くなってくる。でも、トラウマレベルの痛みではない。後輩ももっとリラックスして臨めばいい。


「きっと、初夜よりは痛くないはずだ」

「私の痛みを知らないでよくそんなこと口にできますね。先輩は女じゃないでしょう?」

「そりゃ、男じゃなきゃ性器と性器の凹凸を挿しあって慰めあうことはできないからな」

「文学的に言い訳しても無駄です。痛かったんですから」

「個人差はあるらしいけどな」

「私は痛い部類だったんです、たぶん」


 初夜。春を捨てて、青さを拭う一夜のこと。後輩の場合、春を失う儀式に痛みが伴った。僕が行為に慣れていたからよかったものの、お互いがお互いの春を捨てるとなると、血で血を洗う、まさに共喰いのような地獄絵図が展開されるのだろう。というか、実際に地獄絵図に遭ったことがあった。元彼女との話である。


「初めては本当に、痛くて気絶するくらいでしたから」

「元彼氏とは本番まで至らなかったんだな」

「はい。かれこれ高校時代から三年くらい付き合ってましたが、先輩と出会うまでは一度も行為に至れませんでした」


 含みある言葉。裏にある真実は承諾済みだった。彼女は一度元彼氏と別れた後も、彼との関係を絶たなかった。絶てなかった、ではなく、自ら断たなかったのだ。


「先輩のおかげで行為に慣れたら、元彼氏に連絡する回数が増えたんです。私は振られた側でしたから。――捨てられた理由が『性行為ができなかったから』だったので」

「セックスさえできれば、また振り向いてもらえるだろうっていう魂胆か」


 彼女は気まずそうに、こくりと頷いた。男性、それも大学生となれば性欲も盛る時期。ヤレない女は捨てられて、ヤレる女だけが長続きする、と断定はできないがそういう組が一定数いることは否めない。後輩は腐っても、振られた元彼氏に一途だった。


「実際、一度復縁しかけました。でも、何度かセックスをしてみて気づいたんです。前よりもドキドキできないなって。会えないと胸が苦しくて切なくなるはずなのに、別に会えなくてもなんともない。性行為がなくとも二年は続いたのにどうしてだろうって」


 その当時の後輩はひどく思い悩んでいて、ノイローゼ一歩手前だった。僕も何度か相談に乗ったことがある。聞いた話によると、元彼氏は一度性行為をすると徐々に後輩への行為を取り戻していったように思われた。最初はまだよかったのだ。後輩も幸せそうだった、僕の見た限りでは。


 でも、一か月経てばその幸せに呆れてしまったようだった。


「会ったらすぐに身体を求められて、それが何度も続きました。彼の家に行ってもやることといえばセックス、セックス、セックス。獣のように貪られ、体力が尽きるまで。日が落ちてから夜が明けるまで。デート先でのスキンシップも過剰になるし、過激なプレイを求められたこともあります。彼のためだから、彼のためだから。そう自分に言い聞かせてしまえば、私は勝手に彼の言いなりになりました」


 腐っても、好きだったので。大好きだったので。

 ――知ってるよ。

 呟きが潮の匂いに撹拌される。

 潮風が切なる思いを夜へ運んだ。


「踏ん切りがついたのは、結構最近です。たぶん、半年以内だったかと」

「ああ、元彼氏と絶縁したんだ。随分粘ったんだね」


 初耳だった。


「はい、ようやく」


 両手で胸を抱えながら、彼女はようやく澄んだ顔を見せた。広縁に差し込む月明りが後輩を照らす。長く停滞した秋雨前線、心のわだかまり。だからこそ、過ぎた後の晴れは際立つのだろう。


「振られたのか?」

「こっちから振ってやりました。因果応報です」

「そっか。なら、君はこの三年で変わったんだろうな」

「変わっていれば、いいですね」

「自信ないのかよ」

「実感がないだけ、です」

「僕から見たら変わったと思う」


 空隙。後輩は必死に言葉を探しているようだった。あーでもない、こーでもない。小声の独り言が静謐に染み込む。だが、意を決したように机から身を乗り出すと。


「お、お世辞ですか?」

「そうであろうがなかろうが、受け取れるものは受け取っておけよ。素直じゃないな」

「一筋縄でいかないのが、私なので」

「二度と君にはお世辞を吐かないことにするよ」

「それは困ります」

「勝手に困ってろ」

「うぅ」


 お世辞ではないんだけど、そう思われないのは素行が悪いからかしらん。僕の言葉では梃子の代わりにならないらしい。後輩自身が信頼できる相手が僕と同じ言葉をかけてあげれば、彼女もちょっとは変化に気づけるだろうか。あるいは、自力で気づくだろうか。


 ……信頼、されていないんだな。


「ってか、初夜の話とか君の元彼氏の話とかは置いておいて、さっさと本題に移らないとな」消毒液を含んだ新品のコットンが後輩の耳たぶを入念に拭きなおしていた。ピアッサーを持ち上げて、「えっ?」


 と、惚ける後輩の右耳に近づける。ファーストピアスは新しいものが取り付けられていた。耳たぶの表皮にはアイブロウで付けた微かな印が残っている。手早く、ピアッサーの位置を合わせる。


「ちょ、ちょっと待ってくださ――」


 猶予を与えたら、ずるずると引きずるのだ。僕の決意は固い。

 バチン、と「ぃひ」と頓狂な声が発されたのはほぼ同時だった。

 かくして。後輩の初ピアス穴は無事採掘された。


「あのあのあのあのっ! 先輩先輩せーんぱーい!? 不意打ちですよ、唐突ですよ、心停止しちゃいますよー!」

「暴れると痛むから」

「う、痛い」

「ほら、言わんこっちゃない」

「でもでも、先輩それはずるいですよっ?」

「対症療法だよ対症療法。変に意識するんだったら意識を逸らした瞬間を狙えばいい。力んでると傷口が広がるだろうし」

「正論展開されたら何も言い返せないじゃないですか!」

「言い返すな阿呆」

「はい……」


 やや真剣そうな顔をしたら噛みつかれずに済んだ。弱い後輩だ。緊張がほどけたら尿意が込みあがってきた。ピアッサーを机の上に立て、「お手洗いに行ってくる」と一言断っておいた。背後から、「いってらっしゃい」と返される。広縁のガラス窓がぴしゃり、と閉じられる音がした。


 和室には二組の布団一式が横に並んでいる。わざわざ、端に避けていくのも面倒なので横切る。手前の枕元に充電中のスマートフォン。テロン、とシロフォンの音色の着信音を耳にする。メッセージアプリに一件の通知。時刻はもうじき午前〇時、日をまたぐ。どうせ、企業アカウントの定期宣伝だろう。後輩を除けば、企業アカウント以外から通知が来ることはほとんどなかった。肉親は生存報告を月一で送り返すだけだし。


 どうでもよかった。誰もかれも、僕にわざわざ報告する事柄を持たないんだろうから。知ってる。友達が少ない。セフレを友達とカウントしなかったらゼロ? さすがに信じたくないけど。


 用を足すと途端に眠気が襲ってきた。時刻も時刻だし、普段ろくに運動しない身体で一日歩き回ったからだろう。さっさと寝てしまおう。明日は江ノ島を一日満喫するのだ、若さで後輩に負けたくはない。脳内後輩が「あはは、先輩非力ですね~! そんなんだから、夜の大運動会で私に負けっぱなしなんですよ~」と貶してくる。一言余計だったので、頭の中でデコピンをしておいた。スッキリした。


 お手洗いから和室に戻る。後輩が僕の布団の枕元をじっと見つめていた。広縁はきっちり片付けられている。ピアス穴を開ける道具は可愛らしい桃色基調のリュックから見え隠れしていた。


 彼女は無言のまま佇む。月明りの影になって、彼女の表情が遠目でははっきりと見えない。


「……先輩は、」


 声。掠れていて、抑揚のない、小声。いかにも僕の後輩らしからぬ、トーン。スマートフォンには続々と通知が入る。企業アカウントの通知が一斉に雪崩れ込むことなんてほぼありえない。あっても、二、三件連続くらいだろう。


 テロン、テロン、テロン、テロン、テロン――――……。


 短文のメッセージが随時更新されている。この更新の仕方には心当たりがあった。フラッシュバックする記憶、泣きじゃくられた別れ際、嫌いになれなかった黒く長い髪。笑顔だけが取り柄だった、三年前、僕が心から好きだった女。今は。


「先輩は、私の代わりがいるんですね。私には先輩の代わりはもういないのに」


 その言葉は果たして、セフレに対するものとして正しいのだろうか。


 通知欄には元彼女の名前が何通も連なっていた。今はもう、心からなんて愛していない。心から愛されているとしても、対価を与える義理はなかった。せめて、芝居で騙し騙し拗らせた関係を薄く引き伸ばすだけ。元恋人、今はセフレ――元彼女に対する僕の認識はこの言葉に集約される。言うならば、後輩に飽きた時の替え玉のような。


 恋人は、重くて苦しい。他人じゃないと錯覚してしまう他人。僕はその関係に首を絞められて、大好きだった人に大好きと言うことはできなくなった。辛くなって何をしようとも熱が入らなかった。だから、別れた。別れて、別れきれず関係を薄めるに留まった。


 新婚ごっこは苦手なので、かいつまんで気持ちいいことだけ楽しんで、堕落したい。愛のレプリカに縋って、溺れてしまいたい。


「僕らは、セフレであって恋人ではない。きっと恋人にもならない。セフレは友人に性的関係が付与されただけなんだよ」

「いけない、私、すっかり忘れて」

「いいんだ、友人関係でも似たような独占欲は生じるからさ」

「……そう、ですね。ごめん、なさい」


 元彼女に返信する気はなかった。内容は、『いつ会うか』とか『どこ行くか』とか、デートの日程決めに決まっていた。同学年だった彼女は既に就職していて社会人なのだ。有休が取れたらすぐに僕へと連絡を寄越すから、今回もきっとそのケースなんだろう。


 鎌倉と江ノ島は避けておこう、と思った。飽きるだろうし、後輩との思い出に上書きするのは失礼に値するだろうから。


 枕に頭を置く。後輩は背を向けていて、顔を拝むことは許されなかった。掛布団に潜る。分厚い綿の外から「おやすみなさい」と平坦な声がしたので「おやすみ」と返しておいた。二人で使うには広すぎる客室に寂しげな静けさが横たわっている。耳たぶに開けた穴の痛みだけが胸をざわつかせ、燻らせた。

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