仙人のように強い老人かと思いきや、山形さんの方が強かったですね(*^_^*)
驚きながら読んでしまいました。 確かに、中国拳法やテコンドーは普通に急所を狙いますね。 むしろ、戦いで使うなら山形さんのように急所を狙わないと意味がないですね……(*´ω`*)
作者からの返信
向き合ってお互いに腕をグルグル回しながら相手の体勢をくずす推手。
もし、相手が胸を狙っているのなら兆しがわかるはずです。腕の力の入れ方の流れを感じ、胸への攻撃を防がなければなりません。アゴに対しても同様。
やはり老人が未熟だったのです。
万が一、ということを考えて武に関わる人は軽率な行動は取りません。
その老人は独り稽古で強くなったタイプで、残念ながらそういう暗黙の了解を教えてくれる師についたことがなかったのでしょう。
「他流派に絡むのはケンカを売るのと同義」
なかなかシビアな世界なんですね……。
私も読んでいて「単に拳法を学ぶ者同士、交流がしたいだけなんじゃないのかな」と思いましたが、流派という看板を背負うと個人の問題ではないということなんでしょうか。
今回は山形さんの厳しい一面を見た気分です。
作者からの返信
軽い気持ちでその老人とやらせてくださいと僕は言いました。
しかし、考えが甘かったようです。
事が済み、覚悟のなさについてこんこんと諭されました。
気を使って手加減して引き分けに持ち込んでも、あそこは大したことはない、と言われてしまうのは珍しくもなんともないようです。
狭い世界だから噂が広まるのは早いみたいです。
「他流派に絡むのはケンカを挑むのと同義」
確かに、互いが強ければ次第に熱くなりますね。
老人は強い方だと思っていましたが、逆に弱かったのでこれでおさまったのかも。
(^ー^;)
作者からの返信
その武門に属している以上は新入りの弟子でも看板を背負っています。
特に技くらべのような交流の仕方はトラブルの元になるので、可能な限り避けます。
怪我しないように手加減をしても、大したことのない奴なんて後に吹聴されてしまうのです。
この世界の常識らしいのですが、当時の僕は知りませんでした。