応援コメント

第8話 一発屋、量子コンピュータについて講義する」への応援コメント

  • アメリカの有名企業(あのアレかな)が72量子ビットなのに、1万ビットって!!!
    (日本の新しいスパコン『富岳』と組み合わせて36量子ビットを実現した量子コンピュータが近々実用化の見込みという話と比較しても、目ん玉ひん剥くスケール!)
    一発屋こと花咲さんは、ご自身の脳内ネットワークをモデリングしちゃったんでしょうか。

    二つの方式の量子コンピュータを組み合わせるアイデアは他でも見たことありますが、こちらでは噛み砕いて解釈していけるよう例え話がものすごく上手です。
    一気にテクノロジーフレンドリーな印象に。素晴らしいです。

    パソコンと携帯電話の比較はもちろん、途方のなさを画用紙と色数が多すぎるクレヨンで表現されているのも、とてもわかりやすいですね(о´∀`о)

    作者からの返信

    グー〇ル社ですね。まあ、ここはちょっとフィクションですのでハッタリを効かせました。

    他の方も同じような着想をしていたのですね。
    私自身は文系の人間なので、執筆するときに量子コンピュータ関係の記事を調べながら自分なりに「こういう感じかな」と再解釈して表現しています。
    本物の専門家の方からしたら呆れるような描写もあるかも、と思いながら書いていましたが、それでも「わからない」というリアクションの読者もいらっしゃいましたので、そう言ってもらえると嬉しいです。

  • ごめんなさい、ついて行けなくなりました。
    どうぞ、置き去りにしてくださいませ。
    白雪姫のごとく。

    作者からの返信

    すみません。
    ここは話に説得力を持たせようと、記事や雑誌で調べた量子コンピュータの話を自分なりに解釈してまとめたのですがわかりにくかったかもしれません。
    「超高性能のコンピュータなんだ」ということだけ理解して読み進めてもらえれば、この先はそんなに難しい話は出てこないのですが……。

    お付き合いいただいてありがとうございました。

  • え、皆さん理解出来たのですか……!?(戦慄)
    私は半分も……嘘ですほぼわかんないです泣

    草壁くん理解できるのすごすぎる!!

    ただし量子コンピュータが女心に似ているのは違うとわかる!!!
    んなもん全人類共通じゃぁぁぁ!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私も完全に理解したわけではないのですが、執筆時にネットで検索して読んだ記事を文系の自分なりに無理やり解釈してまとめた感じです。

    雰囲気としては
    「量子という『観測することで存在が決定する概念』をコンピュータのプログラムに応用しよう」
    「通常のコンピュータは1か0の二進法で計算するけれど未確定で流動的な因子を使えば1と0を同時に表現できる」
    「複数の選択を連続して選んだ結果が何パターンあっても同時に結果を出せる」
    という感じでした。

    私が例としてイメージしたのは2択を4回繰り返すと「樹形図」のように16のパターンの結果が出る場合ですね。
    従来のコンピュータではこれを一つ一つ16回計算していました。しかし量子コンピュータは性質が流動的なので、ちょうど「16のパターンの樹形図の溝をつくって水を流し込めば、どのルートがどうなるのか同時に見ることができる」ような感じなのかな、と思いました。

    言われてみれば確かに全人類共通ですねえ。
    まあ草壁くん目線としては、複雑さ具合が似ているように思えたということだったみたいです。


  •  『破壊魔定光』という漫画に宇宙から来たヘルメットが登場しますが、重力制御で小型化したコンピューターを大量に並列させ人間の脳と同様に構築する……というものでした(うろ覚え)。

     人間……というか脳の構築をコンピューターのモデルにする作品は割とあります。それほど複雑なんですよね、脳は。

    作者からの返信

    ああ、私もその漫画読んでいました。懐かしいですね。
    ヒロインが並行世界の母親だったんですよね。結構好きでした。
    「銃夢」という漫画では、脳を再現するどころか逆に人間の脳を集めて高性能の生体演算システムにする設定が登場した記憶があります。

    この話を執筆する際に調べていたら、実際に人間の脳を量子ビットで再現しようとするプロジェクトを進めている研究機関もありました。
    ただもし機械で人間の脳が再現出来たら、本当に「人間でないとできない仕事」がなくなってしまうかもしれません。

  • 草壁君の例えがとても分かりやすくて、頑張って理解できました。
    結果的に言えば人間は凄いな、ということですね(°ー°〃)

    それに人間は大半は、脳の半分以上も使用せずに人生を終えると言われてますからね。薬か何かで脳をフル活用したらどうなるのやら、人間は不思議なもんですね。



    作者からの返信

    究極的な話、精密な機械というのを追求していくと、生物そして人間に行きつくのかもしれませんね。

    コンピュータや機械にできることを全て任せて、空いた余地で人間ができることが広がった時、また文明が一段階、進歩するのかもしれません。

  • この回はすごかった!
    花咲の秘密がsf的な量子コンピュータ、しかもその理論が分かりやすく書かれていて、科学的な面白さがあって。
    もっとも完璧に理解できたわけではないのが、自分的に残念ですが。ど文系なので(笑)

    作者からの返信

    楽しんでもらえて嬉しく思います。

    私もコンピュータは素人同然ですので、基本的な理論は実際の量子コンピュータの記事を自分なりにかみくだいて書いてます。
    ただ脳の構造をコンピュータ回路の見本にするのは、本物の専門家の人からしたらさぞとんでも理論に聞こえるのかもしれません。
    発想としてはインパクトがあってハッタリが利いているので、物語の中で説得力が出れば、と期待しているのですが。

  • よくスピリチュアルやオカルト系にも使われている理論ですが、わかった気になれました。特に、観測するのに光を使うというところ。
    また、量子コンピューターとかビッグデータは既にクレディ・スイスやゴールドマンサックスが使っているようなニュースを聞いたような記憶がおぼろげに。
    そして女の子らしい部屋ではなく地下の研究室というのも、らしくていいです。

    作者からの返信

    私も実は文系なので、このあたりの説明は量子コンピュータのニュースを調べて自分なりにわかりやすくまとめてみました。

    既に大学や様々なIT企業で開発しているものの、あくまで組み合わせ計算に特化したものがほとんどで、汎用的に使えるコンピュータはまだ実用化には至っていないようです。

    仮に実用化したとしてこの物語に登場するような発明品が実現できるのかは微妙なところですが、そこはエンタメと割り切って誇張して書いてもいいかな、と。