第6話

◯烏天狗の屋敷(夜)・大天狗の部屋

   烏天狗、土下座をして桐の箱を差し出す。

烏天狗「すみません親父殿 これしか手に入りませんでした」

   大天狗(1300)はそれを受け取って開けてみる。

大天狗「おおこれじゃこれじゃ!」

   そういうと大天狗は箱を持って上機嫌で外に出ていく。

   烏天狗、首をかしげる。


◯烏天狗の屋敷・外

   大きな杉の木の上に大天狗は座る。

   手にした望遠鏡をで辺りを見回しながら子どものようにはしゃぐ。

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天狗の団扇 まいずみスミノフ @maizumi-smirnoff

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