独り歩き

Rin

独り歩き

今、君は自由だ。

鳥になり 空に舞い上がる

遠点に映る

目が偽りに 変わっていく


自分の影を

ー歩きながら


どこにたどりつくのだろうか

慣用句を 並べながら

海岸を歩く


コンクリートに顔をあて

歪んでいく目


その視線が誰なのか

私は知らない。


その答えをー

見つけるために…。


もう

素麺のように細い

でも、すぐに切れてしまう

跡形もなく


光にあびると鏡のよう




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独り歩き Rin @Rin_2019

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