応援コメント

第2話 想像力」への応援コメント

  • 「ええ、そりゃ、大口も叩きますよ──」
     マーティーは自分に言い聞かせるように、力強く言った。
    「──ぼくらは生き抜く為に走ってるんです。止まったら終わりなんですから」

    ああ、才能じゃあない。覚悟だ。そう思いました。
    日本人が遅いわけだよなあと。
    どれだけ努力しても本当の意味で「止まったら死ぬ」とは思えないですからね。
    アスリートに必要なのは、努力以上に覚悟なのかも知れないと思いました。

    想像力が無ければ走れないというのは、言われてハッとしました。
    我々人間に当たり前に在る想像力は、野生動物には無いのですよね。有ったとしても現時点からの直後の想像しかできないように思えます。
    その先にあるものを想像できるから、走れる。それは確かにその通りです。
    ずっと忘れていたもの、気付かせてくれる小説だと思い、さらに読み進めます。

    作者からの返信

    覚悟ですか( 。゚Д゚。)。
    書いてる時には考えていなかったですがが、確かにそうかもしれません。ひとつのゲームに100%の力を出し尽くすには、覚悟が必要ですね。覚悟と見ると、台詞が重く感じます。すごい。

    長距離走と想像力、意外なつながりに僕は思いました。でも、ずっと忘れていた、っていう表現のほうが確かに近いかもしれないですね(。-ω-)。