応援コメント

第1話 万人の為のスポーツ」への応援コメント

  • ちょうど調べ物をしていて、人間は汗をかくから持久力があって、他の動物には無いってのを読んでいたので、得意満面にブルームの話を聞いていました。あと人間みたいに汗をかけるのはカバくらいでしたっけ?

    ペースメーカーの存在は知っていましたが、ちゃんと報酬があるとは知りませんでした。同じ会社に雇われた人かなあとか思ってましたが。数千ドルももらえるんですね。貧しい国の人なら、悪くない金額かも知れません。

    小説には、知識欲を満たすことで読んでいる人を満足させる側面があって、私もそう言うのをやりたいなあって思うんですけど、自分でやるとどうも説明臭くていけません。するするーっと流れるように知識欲を満たす、さすがの文章力だと思いました。

    作者からの返信

    カバも汗かくんですね( 。゚Д゚。)知らなかった。
    ペースメーカーの話は、調べてから知ったので、興味深いことが多かったです。

    知識欲を満たしたい側面は、絶対ありますよね。
    僕も説明臭くなるのだけは、どうにか避けたいです。説明自体よりざっくりとした印象が残ってくれればいいかな、と思いながら書きました。

  • いいですねぇ…!これ…!
    エッセイを読んでから、このお話を読むと、ここでマッチカットを使ってらっしゃるのかなーとか、書き手としても楽しく読ませて頂きました。
    以下、個人的によいなぁと思ったところと、「私ならこうしたいかも」をつらつらっと書かせて頂きます。
    (あくまで参考程度に…ご覧くださいませ…)

    【良い点】
    後半で、マッチカットを使ってらっしゃるのかな、という印象を受けました。そして、恐らくはそのおかげで、後半の仕上がりが良いものになっていると思います。
    具体的には、

    > 画面にアップでエリックの表情が写し出される。彼の双眸が見つめる先にあるのは何か──。
     ■
     ──カモシカだ。

    という部分以降ですね。
    すごくいいです。カモシカで注意を引き、場面転換→さらにカモシカの話から、ランナーの追いかけるウサギの話へ。
    動物で統一されていて、しかもどちらも追われる動物(足も早そう)であり、狩猟者とランナーという全く関連のないものを繋ぐ独特の共通点にもなっている…脱帽です…この技術は盗みたい…。
    ともすると、場面転換の■もいらないかもしれませんね。上手に場面転換できているので、空行を幾つかいれるだけでも十分かもしれません。



    【「私ならこうしたいかも…」という点】
    後半がいいだけに、前半をもう少しドラマティックにしてみたい…と思ってしまいます…(苦笑
    狙って書かれていたのならば、良いのですが…前半の描写が安定しすぎている気がします。
    つまり、きっちり綺麗に風景描写が成されているのですが(ここはひつじ様の鍛錬の賜物かと思います)、それゆえに読者をぐっと惹きつける魅力にやや欠ける…かもしれません。
    私は、どちらかというとキャラの心情にフォーカスしがちなので…そうですね。例えば、以下のどれかで、冒頭をスタートさせるでしょうか…。

    ①「僕」のエリックへの心情(エリックの謎を知りたい、という部分を冒頭に掲示)
    ②エリック(=ランナーとして生きることを選択)とマーティー(=お金のためにランナーではなく、ペースメーカーとして生きることを選択)の対比
    ③「僕」と「ブルーム」のやりとりでスタート

    ①③は、本作独自の部分と思います(ひつじ様のオリジナリティが強く出ている部分)。ここを冒頭に持っていくだけでも、「この小説は、なんだか他の小説と毛色が違うぞ」と、読者に思わせることができるかもしれません。

    ②に関しては、完全に私の趣味ですね(笑
    こういう、非常に類似した境遇にありながら、正反対の選択をとった二人という対比に目がなくて…ここの心情を掘り下げてしまいたいタイプの人間です

    …まぁとはいいつつ、ここから残り二話まで読んで感想書けや、という話かもしれません…が…すみません…(滝汗

    続きも楽しみにしております…!

    作者からの返信

    返信遅れて、すみません!
    こんなにたくさん、ありがとうございます(´・д・`)!

    カクヨムは書き手さんが多いので、「書き手としても面白い」と言ってもらえるのは、とても嬉しいですね。


    >場面転換できているので、空行を幾つかいれるだけでも十分

    最近まで、空行の入れ方は気分で入れていたので、まだ謎が多い印象です。ウェブ小説特有の空行もあるので、これから、どんどん学びたいところです。

    >【「私ならこうしたいかも…」という点】

    後半のマッチカットの流れと違っていて、確かに前半の物足りなさがあるかもしれません。

    冒頭の描写には、二つの意図がありました。
    ・数万人のランナーから少しずつエリックに寄ることで、彼が「数万分の一人の特別なランナー」だと、走る前から説得力を持たせたかったこと。

    ・「フルマラソン」の題材そのものが、カクヨムではニッチなので、「『異世界』よりも『マラソン大会』の方が想像しずらいのでは?」という仮説を立てたこと。
    ニッチな題材でも広く読者に読まれるように、冒頭はきっちり想像しやすいイメージを並べたい、という気持ちがありました。



    >キャラの心情にフォーカス

    めちゃくちゃ苦手ですね。過剰に心情を描いてしまったりして、難しいです(T-T)。
    冒頭でも、これだけ選択肢があるとは……。ちょっと考えてもみなかったので、驚きです。深いです。
    僕がこの中で、一番気に入ったのは②です。心情や会話よりも、対比をガツンと示す方が、僕も好みです。



    >エリック(=ランナーとして生きることを選択)とマーティー(=お金のためにランナーではなく、ペースメーカーとして生きることを選択)の対比

    ここで、僕のミスに気づきました。誤解を生む書き方をしました。
    「ペースメーカー専門で生きる」ということは本来なくて、大会毎に「選手として出ようか、いや、レース日程的にきついから、今回はペースメーカーの方にしよう」みたいな感じです。
    マーティーも、今後の大会ではがっつりトップを狙っているプロランナーです。少し書き直そうと思います。

    この題材を選んでから、マラソンを調べたので、専門分野でなくて語り慣れてないという弊害が出てしまいました。ありがとうございます!助かりました!

    そして、二人のランナーの対比。これは冒頭でなくても、対比して掘り下げる方が、キャラ立ちに役立ちそうです。
    エリックをベテランランナー。
    マーティーを若手のホープ。
    この点を強調しようと思います。
    なので、対比させる文章を、今増やしたり、書き直したりしています。



    アドバイスを貰いヤル気が出ました。金曜に更新するときにより良くなっているといいなと、推敲を続けています。

    アドバイスありがとうございました! 期待に答えられるよう、がんばります!


  • 編集済

    いやぁ、たまんないっすね。
    済みません、何だか多くを語れません(笑)
    続きを楽しみにしています……!!

    作者からの返信

    たまんないですか。そう言われると、にやけます。
    冒頭を、スポーツライティングっぽいと言ってもらえたエッセイの描写に寄せてみました。

    続きは形としてはやんわり出来てますが、金曜日に更新できればなと思っています。
    楽しめるよう、頑張ります!