応援コメント

存在意義」への応援コメント


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    存在する。生きる。それについて谷川俊太郎さんは「生きる」という詩を書いています。

    生きているということ

    いま生きているということ

    それはミニスカート

    それはプラネタリウム

    それはヨハン・シュトラウス

    それはピカソ

    それはアルプス

    すべての美しいものに出会うということ

    そして

    かくされた悪を注意深くこばむこと

    子供の時に教科書に載っていたので覚えています( ꈍᴗꈍ)🍀📖

    これに関して谷川俊太郎さんは「これを書いた時、私には、よい詩を書くよりも、生きることの方が大切でした。詩を書いてお金を稼いで。他の方は、それより、よい作品を作ることの方が大切と思いますが。私は違いました」

    それと同時に「これはよい詩ではない」そう仰っております。

    詩人である御自身の観点から見ると、
    不完全な作品なのだそうです。

    「しかし、不完全であったがゆえに、この詩に大勢の人が参加してくれた。それぞれの、生きる思いを重ねてくれたのです」

    不出来だと思う。だからこそ、存在する意義や価値が生まれた。人が共感して、入り込む余地が生まれたと。もしも完璧なことをやり遂げ。詩や小説は、教本のようなものではけしてないのだと。言われみれば、小説は小説であって。大説ではありまぬ(≧▽≦)🍀

    私自身も、自分の存在に、価値や意義は見いだせないのです。いつも心許ない。不確かな存在です。

    それでもか、それでなのか、私はつきのさんの作品に自身を投影したり共感したり。時には、応援したい気持ちになります。ただ生きる。

    生きることは大切。宇宙の中で。この国で。社会の中で。きりきりひりひりしながら。生きて何かを残したい。
    出来ればよいものを残せたら。

    私は、つきのさんがそうして下さったように。此方に残してくれたように。言葉を求めて探します。
    私にとってそれは大切です。
    存在していてくれて。
    見つけた。

    そこには喜びがありました。

    いつも変わらぬ思いです( ꈍᴗꈍ)🍀🌕

    作者からの返信

    翼さん

    谷川俊太郎さんのお話、とても深いですね。
    文学として研ぎ澄まされた、よい詩というのは、やはり素晴らしい。

    >しかし、不完全であったがゆえに、この詩に大勢の人が参加してくれた。

    この言葉を谷川俊太郎さんほどの詩人がおっしゃることに感銘を受けます。


    いつも心許なくて、欠けているものを探し続けているような……。

    >きりきりひりひりしながら。生きて何かを残したい。

    翼さんのこのお言葉、まさに自身の思いと重なります。

    そして、こうしてお話できること、その作品に触れさせていただけることは、わたしにとっても大きな喜びです(⋆ᵕᴗᵕ⋆).+*ペコ🍀

  • あなたは少なくとも、愚かではありません。
    天才は自分を疑い、愚か者は疑わないのですから

    作者からの返信

    はい、天才にはなれませんが、自分を振り返って見つめていくことは忘れたくないなと思っています。