存在意義
自分の無力さとか
上手くいかない現実に
何度目か わからないほどに
打ちのめされながら
必要とされたくて
どうしても わたしでなければと
言われたくて
実感したくて確かな形を
何故こんなに
まるで枯渇しているように
しがみつくように
存在意義の有無を
揺さぶって
(今にも消えそうな)
揺さぶって
(何度も確認する)
薄ぼんやりとした
この輪郭を
誰より信じられないのは
わたし
頼りなく見失ったわたしという存在
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