第十七話 初陣陸軍落下傘部隊 パレンバン⑴
南部スマトラの上陸作戦は香港攻略を終えた第三十八師団に与えられていたが、その詳細は後述するとして、今回は別に計画された落下傘部隊の戦闘について展開していきたい。
藍より
たちまち開く 百千の
真白き薔薇の 花模様
見よ落下傘 空に降り
見よ落下傘 空を征く
見よ落下傘 空を征く
右の歌詞は昭和十七年四月に発売された「空の神兵」の一章目である。梅木三郎作詞、高木東六作曲、灰田勝彦が唄った落下傘部隊を讃え「空の神兵」の名前が付けられた軽快なリズムの曲である。同年九月には映画「空の神兵」が公開されているが、こちらは陸軍が全面協力して制作され、この映画の主題歌にもなっている。
元々作戦に投入予定であった挺進第一連隊は、馬公から出港南下中に輸送船明光丸が積載品の自然発火によって沈没してしまったため、人員は救助されたものの、大切な兵器資材一切を失い、作戦遂行能力が不可能な状況になり、一月中旬に広東に到着した挺進第二連隊に作戦遂行の任務が与えられることになったのである。当初は練度不十分の挺進隊投入は無理ではないかと思われていたが、第十六軍の井戸田参謀の熱心は説得により、第二連隊の作戦実施に傾いたのであった。
第一挺進団長の久米大佐は、二月四日に第三飛行集団による攻撃計画により挺進団の攻撃計画を策定し、十一日部隊に対し命令を下した。
一梯団作命甲第三二号
第一挺進団命令 二月十一日
一 敵情並の友軍の状況に関しては別に示す
二 第一挺進団は別冊攻撃計画に拠りLー一日一一三〇を期し「パレンバン」飛
行場及精油所付近に挺進を決行し同地付近を占領確保すると共に第三飛行集団
及第三十八師団の戦闘を容易ならしめんとす。L挺進作戦終了後迄第十二輸送
飛行中第八十一、第九十八戦隊をして協同挺進せしめらる。但し挺進行動の細
部に関しては飛行第九十八戦隊を区処せしめらる。降下又は著陸部隊は第三十
八師団主力の「パレンバン」到着の時を以て第十六軍司令官の指揮下に入り爾
余の団下諸隊はL作戦終了後別命なく原所属に復帰せしめらる
三 飛行場急襲隊は左の如く行動すべし
1 主力を以て飛行場東南側地区に一部を以て同西側地区に降下し飛行場を攻
撃占領し所要の兵力を以て同地を確保せしめ主力は「パレンバン」を攻撃占
領すべし。特に「ジャンビー」街道の警戒に注意すべし。降下後装備完了迄
の間戦闘機の対地攻撃を以て掩護せらるる筈。飛行場攻撃の際不時着並に強
行着陸機との連繫を密ならしむるを要す
2 飛行場を占領せば先づ戦闘隊の次で大型機の使用に適する如く之が修理に
着手すべし
3 「パレンバン」を占領せば精油工場関係諸機関の保有と第三十八師団主力
の為成るべく多くの交通機関の抑留に努むべし
4 降下後精油所急襲隊を統一指揮すべし
5 第三十八師団先遣部隊田中大佐の指揮する歩兵一大隊半を基幹とする部隊
はL日「パレンバン」に遡江の予定なり
四 精油所急襲隊は同地周辺付近に降下し先づ急襲隊を以て精油所要部を占領し
敵の破壊企画を挫折するに努め同工場を占領せば之を確保すべし。特に西方並
に河上よりする敵の策動に注意するを要す。降下後連隊長の指揮に復するもの
とす。之が為通信連絡を迅速ならしむべし
五 挺進第二連隊長は第三十八師団主力到着(L+二日の予定)迄占領目標を確
保するものとす
六 挺進飛行隊は降下部隊を搭載しLー一日一一三〇を期し「パレンバン」付近
に推進すべし
七 協同重爆戦隊は重要兵器資材を搭載し「パレンバン」付近に挺進すると共に
対空火網に依り挺進飛行隊の掩護に任ず。飛行第八十一戦隊、飛行第六十四戦
隊、飛行第五十九戦隊、飛行第九十戦隊の協力要領は別に協定する所に拠る
八 挺進飛行隊と協同協同挺進重爆戦隊との挺進要領に関しては別命す
九 第二次挺進地上部隊は「スンゲイパタニ」に在りてL日挺進し得るの準備に
在るべし。其の挺進に関しては別命せらる
十 降下後に於ける宿営、給養、衛生に関しては努めて之を敵に依り遺憾なきを
期すべし。必須資材の補給は空輸に依ることあるべし
十一 予は挺進第二連隊と行動を共にす
別冊 「パレンバン」挺進攻撃計画
一 方針
Lー一日(二月九日)第一次挺進を決行し同日一一三〇を期し降下を実施主力を以て「パレンバン」飛行場を急襲占領し之を確保したる後「パレンバン」を攻撃占領す。同時に一部兵力を以て精油所付近に降下し之を急襲占領確保す。L日第二次挺進を行い戦力を強化す。協力飛行諸隊と密に連繫し空陸一体化の実現と防諜の完璧とを期す
二 要領
1 飛行諸隊(物料挺進戦隊を除く)の作戦協力並に挺進作戦日程別紙第一の
如し
2 発進基地への展開
Lー二日(二月八日)夕迄に飛行場急襲挺進部隊並に協力飛行隊を以て「カ
ハン」 精油所急襲挺進部隊並に協力飛行隊を以て「クルアン」に展開し挺
進発起の準備を整う
3 航進要領
イ Lー一日一一三〇を期し降下を実施し得る如く発進基地を出発す
ロ 航進隊形の細部は挺進第二連隊長、挺進飛行隊長並に飛行第九十八戦隊
長の意見を徴し挺進団長之を定む
ハ 航進間降下実施迄に至る間空中情況に因る決心の変更は万已むを得ざる
場合挺進団長之を為す
4 降下実施
イ 進入方向、隊形、降下高度及空中集合は挺進飛行隊長、挺進第二連隊
長、飛行第九十八戦隊長の意見を徴し挺進団長之を決定す
ロ 降下実施の時機は飛行隊に於て合図を為すも降下の実行は降下部隊之を
決定す
ハ 第一進入方向等其の他の関係上降下し得ざりし場合と雖も状況の許す限
り航進を復行するものとす
5 攻撃実施
イ 飛行場降下部隊は主力を以て飛行場東側地区に一部を以て飛行場西側地
区に降下し急襲を以て飛行場を攻撃占領し所要の兵力を以て飛行場を確保
し主力は「パレンバン」を攻撃占領す。強行着陸機との連繫を密ならしむ
るものとす。特に「ジャンビー」街道を警戒するを要す。「パレンバン」
を占領せば成るべく多くの交通機関の保有に努むると共に先づ戦闘隊の使
用に適する如く次で大型機の使用に適する如く飛行場を修理す。第三十八
師団の先遣部隊田中大佐の指揮する歩兵一大隊半はL日「パレンバン」に
遡江の予定
ロ 精油所付近降下部隊は同地付近に降下し急襲を以て先づ精油所要部を占
領し為し得る限り敵の破壌企図を挫折するに努め同工場を占領せば之を確
保す
ハ 両挺進部隊は相互に連絡するに努むるものとす。精油所急襲部隊は降下
後連隊長の指揮下に入るものとす
ニ 両部隊共第三十八師団主力到着迄作戦目標を確保し第三十八師団主力到
着の時機を以て第十六軍司令官の指揮下に入るものとす。師団主力の「パ
レンバン」到着はL+二日の予定
6 挺進決行後飛行諸隊の行動
(省略)
7 第二次挺進実施
イ L日一五〇〇を期し第二次挺進を決行す。降下兵力は中隊長の指揮する
人員一〇〇名とし「スンゲイパタニ」を出発「クルアン」又は「カハン」
に於て給油したる後挺進す。中隊主力を飛行場、「パレンバン」道に沿う
地区に、約一小隊を精油所付近に降下せしむ。降下地点は地上部隊之を標
示するものとす
ロ 輸送飛行第十二中隊を使用し得る場合は第二次挺進は準備を為すに止め
実施は別命す
三 軍隊区分
第一次挺進地上部隊
飛行場急襲部隊
長 挺進第二連隊長 甲村武雄少佐
挺進歩兵一中隊
挺進工兵中隊
人員計一八〇名
精油所急襲部隊
長 廣瀬中尉
挺進歩兵一中隊
特別教育者若干
通信班の一部
人員計七〇名
第二次挺進地上部隊
長 森澤中尉
挺進歩兵一中隊
人員計一〇〇名
挺進飛行隊
長 挺進飛行隊長 新原秀人少佐
挺進飛行隊
飛行第九十八戦隊
長 飛行第九十八戦隊長 大坂順次中佐
飛行第九十八戦隊
四 通信連隊
五 降下部隊に対する補給
最終的な降下部隊の降下場所は次のように定められた。
第一次降下部隊
胴体着陸機(一機)
久米挺進団長、井戸田第十六軍参謀
上田大尉、稲垣団副官、斎藤通訳
荒木報道班員、速射砲一門
飛行場東南側
挺進第二連隊本部(甲村連隊長以下)十七名
通信班三〇名
第四中隊(中隊長三谷中尉以下)九十七名
第二中隊第三小隊三十六名
計一八〇名
飛行場西南側
第二中隊(中隊長廣瀬中尉以下)六〇名
東精油所南側
長谷部少尉以下三十九名
西精油所西側
第一中隊(中隊長中尾中尉以下)六〇名
第二次降下部隊
第三中隊(中隊長森澤中尉以下)九〇名
第一次挺進隊員は十三日一五〇〇「カハン」と「クルアン」飛行場に展開を完了し、第二次挺進部隊は「スンゲイパタニ」に待機していた。
カハン飛行場
挺進団司令部
挺進第二連隊
輸送飛行二中隊(ロ式三四機)
飛行第六十四戦隊
クルアン飛行場
飛行第九十八戦隊(物料機)
飛行第九十戦隊(軽爆一中隊)
飛行第五十九戦隊(戦闘二中隊)
第十五独立飛行隊(偵察一中隊)
飛行第八十一戦隊(司偵三機)
パレンバンにはアメリカスタンダード系のNKPM社とイギリス及びオランダ資本のBPM社の二大精油所があり、蘭印最大の石油産出量を誇っていた。パレンバンを守るのは、オダンダ及びイギリス。オーストラリア連合軍であった。民間飛行場であるパレンバン第一飛行場には、歩兵四個小隊、機関銃一個小隊、装甲車二台、四〇ミリ高射機銃二挺が配備されていた。密林に隠蔽された第二飛行場には歩兵二個小隊、機関銃二個小隊、装甲車三台が配備されていた。周辺地区には歩兵四個小隊、機関銃三個小隊、迫撃砲三個小隊、七五ミリ砲四門が配置されていた。市内には予備兵力として歩兵一個小隊および機関銃一個小隊があった。総兵力は約一千名であり、挺進団より優勢な兵力であった。
挺進団は敵中単独で降下して精油所を確保し、友軍がムシ河を遡ってくるまで持ちこたえなくてはならなかった。しかも精油所周辺は降下に不適当なムシ河流域の湿地帯であり、降下部隊にとってかなりの苦戦が予想される地形であった。挺身団員に目標がパレンバンであることが告げられたのは二月一三日、発進基地であるマレー半島のカハンおよびクルアン飛行場に進出してからだった。無事落下傘が開くことを神前に祈る開傘祭を実施した。
明けて二月十四日〇七〇〇時、空挺隊員に集合が命ぜられた。第三飛行集団菅原道大中将、挺進団長久米大佐の訓字が続き、第一次降下部隊を率いる挺進第二連隊長甲村武雄少佐が最後に訓示を述べた。
「我が部隊に与えられた攻撃目標、パレンバンはまさに対蘭印作戦の天王山である。そもそも挺身の要訣はあくまで急襲に徹するにある。既に作戦任務は与えられた。要は攻撃精神を最高度に発揮し、奇襲につぐ奇襲をもってする一つあるのみ。若しそれ戦闘の外観華麗を予想するもの有りとすれば、思わざるの甚だしいものにして、その余弊の及ぶところ、真に測るべからざるものあるべく、最後の一兵に到るまで任務に邁進する必要は、予の平素諸子に要求せるところにして、その精神の地道なるは一般地上戦闘員に比し、勝るとも劣らざるものである。諸子は深く思いをここに致し、挺身報告の心底に徹しつつ、各任務に向かい隊長を中心とする、熱火の一丸となって邁進せよ」
挺進団を運ぶのは、挺進飛行戦隊、物料投下は飛行第九八戦隊である。挺進飛行隊はロ式輸送機が二個中隊、百式輸送機が一個中隊、九八戦隊は九七式重爆三個中隊である。
十四日、快晴。輸送機三十六機、物料投下機二十七機、援護戦闘機二個中隊、対空火器制圧の軽爆一個戦隊。百機ほどの大編隊である。
先行した偵察機は、パレンバン付近の天候、気象状況、敵情を偵察報告した。パレンバン飛行場には大型一〇機、小型三〇機ありと報じた。スマトラ方面は雲が出始めており、パレンバン上空付近に雲が多くあり、雲高も高度二〇〇メートル程で視界は悪かったが、逆にこれが地上から発見される可能性を低下させることにもなった。
いよいよ落下傘部隊の出撃である。掩護にあたった第六十四戦隊の檜中尉の手記からみてみよう。
『二月十四日、激戦中のシンガポール島を左にのぞみつつ、第一次挺進団久米部隊の三百有余の降下人員を搭載したMC輸送機九機、ロッキード輸送機二十五機、重爆撃機二十七機を掩護して、加藤部隊長が、飛行第五十九戦隊をも指揮下に入れてパレンバンへ向かった。
九時〇分、シンガポールをすぎる頃から、私もいままでとはちがう緊張をおぼえてきた。きょう掩護している飛行機は、物量搭載の重爆をのぞいては、まったくの無装備である。もしも敵の攻撃をうければひとたまりもない。パレンバンの近くで、それぞれの目標に分進することになっているが、それまでは密集隊形だ。
輸送部隊の左側上方に加藤部隊長機があり、それにつづいて新任中隊長の大谷中尉の指揮する第一中隊、そのあとを、わずか一個編隊出動の第二中隊ーつまり私が指揮する第三機がついていった。
第三中隊は、私の編隊の三百メートルくらい上方を左右に移動しながら進んでいる。はるかその後上方に中尾戦隊が加藤部隊長の指揮下にしたがっている。
やがて、シンケップ島がかすかに見えはじめた。うすら寒さと緊張で、身ぶるいをおぼえてきた。
輸送機の中の降下部隊三百人あまりの勇士は、いかにわれわれをたよりにしていることだろう。かれらはみんな、陸軍戸山学校で鍛えた剣道の達人ばかりで、しかも下士官以上の猛者たちである。
地上ではまさに一騎当千の強者も、空中では猫の子にもひとしいのだ。どんなことがあっても守り通さねばならない。
あの輸送機のなかには、落下傘降下のできない久米部隊長と、参謀をのせた野崎中尉が、敵地に強行着陸すべく加わっているはずだ。搭乗員は全部鉄カブトをかぶり、精油所近くの畑地に着陸しようとしている。
飛行機は雲上を飛びつづけた。もうパレンバン上空へ到着している時刻だが、密雲のきれまも発見できない。
やがて先頭の輸送機が旋回して引きかえしはじめたが、やっと雲の切れ間まで引きかえすと、こんどは、高度を六百メートルに下げて、雲下を目標に向かって突進していった。行動が予定どおりゆかなかったことで、編隊がすこし乱れ、しかも視界が悪いので、なんとなく不安な気がする。
やがて、パレンバンの市街が見えはじめた。よく見ると、ムシ河畔の精油所の方へ向かった飛行機が、かすみの中へ消えて見えなくなったと思うころ、大きな黒煙が、パッと立ちのぼった。製油所に火がついたのだ。私は思わず「しまった」と叫んだ。製油所が燃えてしまえば、いままでの苦労も水の泡となってしまうのだ。右前方に、いままで幾度か攻撃した滑走路が、薄茶色に浮かんで見える。
いよいよ降下の時が近づいてきた。高度は三百メートルである。落下傘降下の最低高度だ。前方にも、後方にも、上にも、下にも、敵機は見えない。
ーいまだ!早く降りてくれ!
私は神に念じた。翼の先端付近に飛行場が見えかかったとき、まさに十一時二十五分、輸送機が少し速度を落としたように思えた瞬間、輸送機の中から黒いものが、パラパラッと転がり出た。あっと思うまに、真っ白な落下傘が間隔をおいて、パッパッと目にまぶしいようにひらいた。』
(檜与平著 前掲書)
降下部隊を見守った戦闘機隊は、上空を警戒中、後尾の輸送機に対し攻撃してきたハリケーン一機を発見して、大谷編隊が之に向かい攻撃し、ハリケーンは墜落した。また、十二時五分、ハリケーン五機とスピットファイア五機がパレンバン市街方向より向かってきたので、加藤部隊長は、真っ先に攻撃に向かい、十二分ほどの戦闘で敵機は戦場を去っていった。加藤部隊長は地上に降り立った部隊が集結しつつあるのを確認して、戦場を離脱して帰還していった。この後、基地に着陸すると補給して、ほとんど休む間もなく、夕闇迫る中を今度は上陸戦に向かう味方輸送船団の掩護のために飛び立っていった。
梅本弘氏の調査によると、この日第三十八師団を乗せた輸送船団を攻撃する爆撃機を護衛していたハリケーン戦闘機十五機が帰途についたが、視界の悪さと無線の不具合で編隊はバラバラになって、それがいつの間にか日本軍機の輸送機に紛れ込んでしまっており、輸送機もハドソンだったために、味方だと思い込んでいた。その中で突然落下傘降下が始まったので、驚いたのも無理はない。日本軍と思った時には、一式戦三機がマクラマラ少尉機に襲いかかった。少尉機はエンジンをやられ白煙を曳いたが、飛行場になんとか着陸することができた。
続いて九機のハリケーンが飛行場にやってきた。燃料ぎれ寸前の状態であった。マッカロック少尉機は二機の一式戦から撃たれ、密林内に墜落していった。二機は燃料切れで不時着し、残りは飛行場にかろうじて着陸し、燃料を補給して別の飛行場へと避難していった。
(梅本弘著「オスプレイ軍用機シリーズ6 第二次大戦の隼のエース」 大日本絵画 二〇一〇年)
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