公権力、とても興味深い考察です。現代ファンタジーなどでも『いやそれ警察動くんじゃね?』みたいなケースってありますし……何かしらの理由付けが漏れてたりすると、違和感の一因になったりですとか(汗)
思い返せば、しっかりした世界観の作品は、その辺りも整理されている印象です。いやぁ、勉強になりますですm(_ _)m
私のゴールデンウィークの予定は「ゴールデンウィークまで待ちきれずに投稿してしまったゴールデンウィークネタの短編を、ゴールデンウィークになったら他サイトにも投稿する」ということだけでした。なので、もう予定は全て終わってしまいました。
さて、今回のタイトルを見た瞬間に私の頭に浮かんだのはクウガでした。だから、本文でクウガについて語られていて嬉しかったです。でも読んで気づいたのが「なるほど、アギトもそうだった」ということ。何と言ってもG3の存在は大きいですね。
また、白黒テレビからの変遷。大変興味深い記述でした。特に、昔の作品の中では警察なんてカマセ、ということ。あれって、大衆がそれを求めていたのでしょうね。それこそ安保闘争がブームだった頃は、デモに参加して警察側(?)と直接戦闘を繰り広げた民衆も多かったのでしょうし。
さらに読んでいて考えてしまったのが「テレビのヒーローものではなく、娯楽小説でも、時代に応じた変遷があったはず」ということ。そちらでも、昔は今以上に警察の扱いが悪かったのかな、と思いました。ラノベの前にはジュブナイルの時代があって、現在のラノベ作家のようにジュブナイル専門のような作家の方々がたくさん活躍しておられましたが、さらにそれより昔になると、江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズとか、横溝正史の怪獣男爵シリーズとか、大人向けの小説も書く推理作家たちがいわゆるジュブナイルも書いていた。あの辺の推理作家の「探偵小説」って、探偵がメインで警察はカマセですから、子供向けジュブナイルでも、どうしても似たような傾向が強くなったのかなあ、と、そんなことを思ってしまいました(そもそも子供向けでは警察が活躍してもメイン読者層である子供たちが喜ばない、という理由もあったのでしょうが)。
作者からの返信
応援コメント有り難うございます。
確かに昔の探偵小説(あえてこう呼ぶ)では警察は完全にカマセでしたね。
杓子定規で常識に囚われて探偵の推理を邪魔する存在、という感じですか。
今はネットが当たり前になったせいか情報が氾濫し子供達も理屈っぽくなり、昔みたいに荒唐無稽な作品が書きにくくなっているように思います。
そのせいかロボットアニメが衰退の途をたどりつつあり、昭和生まれのオッサンとしては悲しい限りです。
ジバン聞いたことあります。
様々な作品を分析しているあたりがすごいです。