続・この緩い時間、何をやっても面白い
如月風斗
始業式から緩くない⁉編
緩くも楽しい科学部を楽しんでいた僕ら。
三年生も無事卒業し、僕ら新二年生と新三年生は科学部を引っ張っていくことに。
今日は始業式。
こういう日に限って大雨なのは気になるけどそんなの…、多分関係ない。
桜も雨風によってだいぶ散ってしまっている。
そして今日は僕らが一番大事としているクラス発表と先生発表がある。
あぁ、すげー緊張するよ。
昨日もなぜかずっと寝られなかった。
友達と一緒にクラス発表の時間を昇降口で待った。
いよいよらしく、大きな紙を持った先生たちが続々とやってくる。
“あれ”に新しいクラスと先生たちが書かれているに違いない。
「じゃあお前ら、発表するからな!」
まるで新元号でも発表されるのかというような緊張感が漂う。
「さん、にい、いち、ゼロ~!!」
そして朝からとんでもない勢いの叫び声と歓声が響き渡った。
僕は驚きの発表に声も出せず、その貼られた紙と盛り上がる生徒たちの前で強い雨に打たれながら呆然とすることしかできなかった。
続・この緩い時間、何をやっても面白い 如月風斗 @kisaragihuuto
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