おめぇ何中だ!?

ロボと呼ばれたかった男

ロボ哲学(゚∀゚)

ロボ哲学では珍しいタイトルだと思う(笑)

 さて、このロボ哲学のタイトルの意味は、人は意識していなくても「同じ人類」なのにも関わらず、その人種を色眼鏡をかけた状態で見ているのではないか?という事だ。


 色々なSNSを見ていると、アメリカ人だからとか、韓国人だからとか、中国人だからとか、北朝鮮人だからとか、アフリカ人だからetc…と色々と非難したりしているが、それはとてもくだらない事なのではないかとロボは思う。


 坂本龍馬は言った。

「土佐じゃ長州じゃ薩摩じゃではなく、ワシは日本人ぜよ」


 キング牧師は言った。

「私には夢がある。いつの日か私の4人の小さな子供達が、肌の色ではなく人格で評価される国で暮らすことを、私は夢見る」


 いつも言う様に、これはロボだけの価値観・世界観であって、正解でもなければ不正解でもない、ある一匹の命ある生物が導き出した結論だ。


「上記の偉人が求めた世界は、人間が絶滅しない限り叶えられる事はない」


そう言い切りたい。

 SNS上で色々と価値観が違っている人達が攻撃し合っているが、それは攻撃なのではなく、単純に「自分の価値観を相手に押し付けて、それを納得させようとしているだけで、相手には相手の正論があり、自分には自分の正論があるから、まず融合する事はない」だろう。


 だって、人間は人間と呼ばれる生物上では人間が一番賢い生物だと信じ込んでいる…というより、一番賢い生物であると思い込んでいる事すら認識していない生物なのだから。

 人種が違えど、人間が考えている事は単純なのではないのだろうか?


「我が国民が正しい」「それこそが平和をもたらすのだ」「我らこそ、どの国民よりも命を大切にしている」


 …はぁ?


 あえて聞こう。

「命」ってそれ程大切で重要なのか?

 どんなに健康に気遣おうとも結局死ぬし、永遠に生きるって本当に幸せなのか?


 人間の歴史は、自分が手に入れた領土や、それにひれ伏し追随する、自分を敬う者達を守る為に難癖をつけて「自分(自国)有利」に物事を運ぼうとしているだけじゃないのか?


 人間が生きる為には食料を得なければならない。

 その為に食料である家畜を育てる。

 毎日世界中で数えきれない程の家畜の命を奪いながら、「命は大切にになけらばならない」

 そうのたまわわる人間。

 …んで?何を求めてるんだ?とロボは聞きたい。


 大体人種の違いで価値観を批判してる人達。

 同じ人種では価値観の違いで揉めた事はないのか?

 一生愛せる人物だと思った人とお付き合いとした結果、結局自分の事を分かってくれないとか、そんな理由で別れた事はないか?

 一生一緒に生きていけると思って結婚したのに、結局離婚した事はないか?

 同種族でも価値観が違って、結局別れる事は多々あるだろ。

 ロボも経験したが、自分と一番価値観が合うと思った人が、実は一番自分の価値観を分かってくれなかった…というか、価値観が近すぎて違かったって事があって、さらに人間不信にもなった。

 そんな経験はないか?


 とにかく言いたい事は、人種だの環境だの立場だの関係なく。

 人間という生き物は「なまじ知恵とかいう面倒くさい価値観をもったせいで自分が一番有利に立ちたい、地球史上一番絶滅して欲しい存在」だとロボは思う。


 だからさ。

 自分の身の回りにいる人達にすら不満を持つ人間。

 不満言うならロボみたく、オオカミになればいいんじゃないか?

 自然の摂理にともなって、生き、死ぬ野生が一番美しいとロボは思う。

 てか、人間。

 絶滅した方が地球の為になるとおもうのだが。


 最期にいつもの言葉で〆ておく。

「これはロボの世界観であり、誰を否定するものでもなく、また肯定するものでもない」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

おめぇ何中だ!? ロボと呼ばれたかった男 @tekito-lobo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る