漢を襲う―三国志の『終焉』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883338540
時代:魏晋南北朝
人物:劉淵、石勒、劉曜、他
「紫微垣」では
さすがにマイナーどころを攻め過ぎた!
佐藤反省! メジャーどころにしよう!
陳元達! 誰!!??????
と言う訳で
「メジャーどころの人物に挑戦しよう」
と始めたこの作品ですが、えーとそもそも、
あっやめます。自傷行為よくない。
思いっきり三国志って入ってますねー。
何せまさしく三国志の後日譚ですし。
本当だったら余裕で長編にすべき事跡を、
いかに「閉じた物語」として
パッケージできるか。
そう言う挑戦の末、生まれたお話です。
何と言っても歴史ってやつは、本来、
時間空間的に限りがありません。
あと、人間的にも、ほぼないですよね。
そう言った、広大無辺の事跡を切り取る。
その中での因果を緊密に組み上げる。
その際に、歴史事項とどう付き合うべきか。
事跡、人物と言ったピースとにらめっこし、
その中に浮かび上がるストーリーを第一に、
そこを叶えるための人物配置を行う。
世の中には「司馬史観」ってやつが
存在してますよね。
かの司馬遼太郎氏の作品の物語をこそ
史実と思う人が多く、
「史実」を知っている人たちに
叩かれているアレです。
三国志でもありますよね。
正史三国志と、三国志演義。
でさー。この作品書いてみて、
気付いたわけですよ。
「カッコイイ奴を
カッコよく書くことこそ重要だろ!?」
って。
史実。大切です。
でも、再現って割と無理め。
だって「開いた世界の因果」の賜物だもの。
我々小説マンは
「閉じた世界」にしか生きられません。
敢えて開きっぱなしにするのもよし。
敢えて閉じるのもよし。
その世界に引き込めさえすれば勝ち、
なのです。
えっ引きこめてるかって?
あっやめます。自傷行為よくない。
まーただ、引きこめるように
もう少し組み直したいとは思ってます。
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