このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(415文字)
本作は魔法と魔物が溢れる異世界において、精霊を宿した女性が一人の子供を見つけるところから始まります。以来、子供を連れて旅を続ける主人公ですが、本来は守るべき弱者の存在が彼女に力を与えてくれます。人は守るものがあるからこそ強くなれる、タイトルにもある通りそんなことを感じさせてくれる作品です。
まだ十話までしか読んでいないのですが、とにかく読者が見やすいように書いているのかなと感じました。楽しく読ませてもらいます。
原始的にも感じられる荒々しさと本能的な愛情が込められた物語です。