下心?もちろんありますとも。

滋養強壮、若返りの薬。話題の漢方薬会社への突撃取材にOKを貰った「俺」は、喜んだのもつかの間、会長の真の狙いを知ることになるのだ…。

次々と明かされる「老化」の真実。「し、しかし」という反論は、先回りされるようにことごとくその芽を詰まれ、読み手の僕は圧倒されまくりでした。そして最後に打たれる衝撃の一手! なんと、作品の全ては、その一手のための必然でした。考え抜かれた構成に、脱帽です!