KAC8の作品

「紀文堂にて」

について語ってみるー。

お題は3周年だったか。これ、難しかったなという印象がある。

3年ではなく「3周年」。つまり何かが始まって3年。

で、最初は結婚3周年の革婚式を扱ったホラーにしようと考えていたんだ。

けど……夏至肉さんが「結婚記念日。」（https://kakuyomu.jp/works/1177354054888993252）っていう、革婚式を扱った物語を先に出してて……で、これはあかんってなって、半分くらい書いていた物を没。新たに一からネタを練り練りすることになりました。

ただし一度考えていた話以外にそうそう「3周年」にちょうどいい話が思いつくわけもなく……こういう時に便利な不思議なアイテムショップ（世にも奇妙な物語とか、週刊ストーリーランドに出てきそうな感じのやつね）を出そうかと考えたんです。

だって、楽だし←

んで、アイテムショップは出した。けど、3周年が出てこないｗ

なので、もうここは「さん周年」でいくしかないかなーと思ったのでした。

「さん」を適当な漢字に直して、それに合わせて物語を作っていこうと。

ホラーは何回か書いたからちょっと食傷気味だった（というか、正直に言えば革婚式でホラーを書こうと思っていて、それが没ったので気力さんがいなくなったw）ので、「さん」を「讃」（言葉で褒める）に無理矢理変換。「讃周年」でやってみようという流れになりました。

読後感はよくなったかな……。ちょっと無理やりな感じもするけど、できあがってみれば読者の方に褒めていただいた作品でした。

うん、読者に助けられた。嬉しかったなあ……。

……という作品が

「紀文堂にて」

でした。

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