KAC4について語るでー

KAC4

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888845332

「紙とペンと果てなき望みと」

について語ってみる。


前回のKAC3で苦手ジャンルは書けない!と悟ったので、安定のホラー路線w

KAC1~10まで違うジャンルにしたかったんだけど……。うん、やっぱり苦手なものは苦手w

ちょうどこのころから、ものもらい……というか春季カタル発症で目がかゆかゆだったなぁ。


さて……「紙とペンと〇〇」というのがお題。

○○は自由。


まずは先にお勧め作品紹介。

こちらのマツモトキヨシさんという方の作品「徒歩3年」(https://kakuyomu.jp/works/1177354054888866016

この作品の世界観がまずはすばらしい。もうね、一目見ただけでSF。で、SFでは割ととメジャーな「ワープ」を持ち出して、その便利さを説きつつ、「ワープできる箇所をワープしないで移動する」というアクロバティックな考えを披露している。そりゃー時間かかるわなw

とっつきやすくておもしろいのでぜひどうぞ。


さて、自作。

お題を受けて考えたのは、「ペンって書くものだよね?」という大前提。

ならば、ここからいかにずらすかというところからスタート。

と言っても、ネタ自体はこの時、割とストレートに出たかな。

「ペン=書くもの」というのが大前提ならば「ペン=書いた字を消してしまうもの」という考え方にしたらどうだろう、と。

(今にして思えば修正ペンでもよかったか?)


一度は書く。でも消える。

では「何を消せば一番おもしろくなるか」というのを考えていたなぁ。

んで、考えたのが、「文字そのもの、もしくは文字の一部分を消そう」と。

文字そのもの(もしくは文字の一部分)を消して、別な文字にして、その別な文字の意味になるように物語を運んでいこう。

ここで大枠が決まった感じ。


で、漢字の一部分を消すと怖い意味になるのってあるかなぁ……

と思って、本当は怖い漢字の由来あたりをずっとネットで検索してた。

だって、ホラー好きだしw

(一部分に限らないとすれば、展開の候補として「人」という文字が消えてしまうというものも考えていた)


最終的に選んだのは「吐く」→「叶」、「幸」→「辛」、「子」→「了」あといくつか候補もあったけど、没。


初期案をプロの方も含め、複数の方に話したところ「アイディアはいいものの、オチがダメ」ということになり、オチに用意していた漢字を没って展開を少し変えた一作。

消えていくペン、という発想では面白いものができたかなーと思ってる。

そういう、変な発想という点で満足度の高い作品が

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888845332

「紙とペンと果てなき望みと」

でした。


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