第2話 KAC1 切り札はフクロウ
始まったばかりですが、ここでオチのお知らせです。
私はKAC企画が始まったことに気づくのが若干遅れたこともあって、第1回の切り札はフクロウお題には、時間内に作品を出すことができませんでした。
この時点で早くも皆勤賞消滅というオチ。
だから最初に、10本完走したとは言ったけど、皆勤賞とは言わなかった。
まあ別に図書カードに関しては、どうでもいいっちゃどうでもいいです。額もどうせ500円だし。ちょっと残念程度です。あくまでもメイン目的は交流やし。
ただし、モチベに関してはガックリ頓挫。
で、時間に間に合わなかったのだし、作品はお蔵入りにして気を取り直して次を書くべきだろう、と思っていたのですが。
タカテンさんが、遅刻にもかかわらず開き直って作品を投稿していました。
それがこちら。内容もかなりヒドい。
フクロウの俺が知的なテレビ番組に出演した件 タカテンさん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888777131
まあ、コメディですね。動物がたくさん出てくるので、カドカワの某動物アニメ2期を思い出しましたよ。あの、白い犬が第9話でのけものになるやつ。
これを見て、自分も遅刻ではあるけど、投稿だけしちゃる、と投稿しました。という次第です。
なお、タカテンさんの名前は伏線です。この後も登場するので、覚えておいてください。
KAC1で、他に気になった作品といえば。
切り札はフクロウ 神辺 茉莉花さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888764163
ジャンルはホラー。フクロウは夜のハンターなので、ホラージャンルと相性が良かった。自分はホラージャンルを書く時に苦労してしまったので、この第1回の時にホラーをやっておけば良かった。
フクロウお題で、木彫りのフクロウのアクセサリー、というのは、まあ真っ先に誰でも思い浮かぶものですが、それをきちんと作中で活かして使っていて上手いです。
ホラーとして、じわじわと恐怖がせり上がっていき、百物語としての恐怖が最後に襲いかかってくる展開も巧みな一作。
次はこの作品。
大軍師の梟 左安倍虎さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888748610
中国古代史が題材。ジャンルはもちろん歴史・時代・伝奇。
モノローグ、という語り口がかっこいいなという知見を得た。
ただでさえ歴史題材で短編を書くのは難しいのですが、それを、48時間制限で、更にはフクロウというお題まで付いた中で、馬陵の戦いという史実題材を上手く切り出してきたものです。
今回のシャトルラン企画、誰か一人くらいは歴史題材でチャレンジしてくる人がいるだろうとは思っていたけど、やはりいました。しょっぱなからハイクオリティな歴史物を読めて、オラわくわくしてっぞ。
そして、自分が書いた作品はこちら。ただし遅刻。
紅月の残照 kanegon
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888783997/episodes/1177354054888784034
ジャンルは異世界ファンタジーです。
ここから先は、ネタバレを含むかもしれないので、作品を先に読んでね。
お題がフクロウ、なので、犬とか猫でもなく、雀とか鳩でもない、という部分をどうするかと考えた結果。
この物語はマスクがあるから犬や猫では成り立たない。そして最低限ネズミを狩ることができるハンターの鳥が必要なので、雀や鳩ではダメ。鷹、あたりでも代用できると言われてしまうとちょっと苦しくはある。が、やはり夜行性ということで、フクロウが最適であることは確かだと思います。
フクロウというお題を盛り込んだだけで、物語自体は特に可もなく不可もなしといった感じでしょうか。でも、しょっぱなとしてはこんなものだと思います。会話劇としてとりあえず成り立っただけでも良しとすべきか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます