私は逆に短編が書けない側の人です(汗)
自分が登場人物の動かし方に困った時は、
物語の開始~結末までの時間経過の中で
主要人物全員の居場所&行動のタイムテーブルを作って、その中から
・書く必要があるシーン
・書いた方が良いシーン
・書かなくていいシーン
に分けて、どう構成するのが良いか考えるようにしていますね
各キャラの物語の裏側の行動まで決まっていれば、次にどこで登場するかも定めやすいですし
ただ、全員が共通の目的に向かってずっと団体行動を続けてしまっている時なんかは、あんまり解決できないかもですが(苦笑)
その時は、もう何か事件でも起こさないと、誰も退場させられないですよね(笑)
作者からの返信
登場人物が多すぎて書く必要があるシーンが衝突してしまいました、てへへ。
「このキャラをここで退場させたら、そもそもこのキャラを登場させた意味がなくなってしまう……このキャラもクライマックスシーンにいないと。あれ、でもこいつもこいつもクライマックスにいないと駄目だから……ああ、登場人物が多すぎてクライマックスが混み過ぎだ……!」ってなってしまいました。
結果的に一人一人がそこにいる意味が薄くなってしまい、登場させた意味があまり無くなってしまうという……。
適切なシーンで退場させるの、難しいですね。
いまは書くシーン、書きたいシーンをプロットに書き出してから書き始めるようにしてます。
私も登場人物を持て余します。だから、なるべく減らしたいのですが、連続殺人ものミステリを書くときなどは、とりあえずたくさんの犠牲者と容疑者が必要になってくるので、そうもいきません。結局うまく描写しきれぬまま、次々と退場していって‥‥‥。最終的に生き残ったのは、探偵役・刑事役・ヒロインのみ、なんてこともありました(「あれ、犯人は?」と言われるかもしれませんが‥‥‥)。
でもミステリに限らず「途中退場させる」というのは、一つの手段なのでしょうね。途中から出てきて、途中でいなくなる‥‥‥。応援コメントに書かれていた「お助けキャラ」というのも、これに相当するのでしょうか。
別にミステリじゃなくても、途中でキャラを殺してもいいんだよなあ‥‥‥。そこまで考えたところで、このエッセイのタイトルを思い出しました。『登場人物を増やし過ぎると人は死ぬ』。作者が死ぬほど苦労する、という意味で読んでいましたが、文字どおりキャラが死亡退場するという意味もあったのですね。キャラクターの個性が死ぬ、という意味も合わせれば、トリプルミーニングくらいでしょうか。いや、もっとあるのかな? 深いタイトルです。
作者からの返信
死なせて途中退場させるのも一つの手だと分かってはいるのですが、それはそれで別の難しさがあるのですよねぇ。
なにせキャラを死なせるならそれは「意味のある死」にしないといけないので。
無意味に死なせたら「推してたキャラが突然無意味に死んだので読むのを止めた」という読者も出そうですからね。
なにより作者自身がキャラに愛着が湧いてしまってなかなか殺せないという……。
なので殺さずに「どっか別の場所に行かせる」で舞台から遠ざけて登場人物を減らす苦肉の策を取ったりもしてましたね。
ダブルミーニングは好きで、よく作品のタイトルなどに紛れ込ませてますね。ふふふ。
こんにちは。自分も長編でキャラクターを増やしすぎて苦しんだ経験が何度もあるので、非常に共感して拝読しました。
昔読んだ創作論によれば、メインキャラクターは2、3人以上にするのはほぼ不可能だそうです。主人公、相棒、ライバルあたりですね。
キャラクターを増やすとしたら、メインキャラクターたちが向かった先々で出会う「お助けキャラ」的な存在で、物語が進むとどんどんお助けキャラが交代していく、という形ならキャラクターがたくさんいてもなんとか出来るらしい、です。群像劇はこの方法では書けませんが。
その本の完全なる受け売りで、自分自身実践できているかは怪しいですが、何かのご参考になればと思いコメントさせていただきました。
続きも拝読させていただきます。
作者からの返信
助言ありがとうございます!
これからはメインキャラとお助けキャラの区別をしっかりつけて書くことにします。そして今度は「群像劇を書いてる人はどうやって書いてるんだろう」という疑問が湧いてきました(笑)
何か書きたいことが湧いたら続きを順次書いていきます。
登場人物のキャラ立ち、難しいですよね…。
僕も工夫してはいるのですが…。
作者からの返信
難しいですよねー。