新しいラノベを見せてくれる神作。
シリアスになりがちな生き残りデスゲーム風の世界観のはずなのに、摩訶不思議な葉月ワールドでハイテンションコメディのように読めてしまう。
まずこの作品最大の魅力は、独創的な設定とキャラクター。
主人公は一般的で常識的だと思わせておいて、ブッ飛んだ行動をするので良い意味で裏切られる。
そのズレ具合が絶妙。
そして、
不幸を糧に生き抜く異世界という、目新しく斬新な設定の世界観!!
伏線がめちゃくちゃごん太(笑)
闇鍋、とても美味しい闇鍋のよう。
味わい深く予想がつかない、痛快ハイテンションダークファンタジー。
激推しします。
まず読んでみてほしい。
大事なことなので二回言うが、
まず読んでみてほしい。
もっと評価されるべき神作。
パクり要素ゼロって凄くない?! よく思い付くなって唸ってしまった。
次の展開が読めない、良質な少年漫画を思わせる世界感が好き。
これだけ「ああ、葉月先生だ」っていう強い個性出せる人がどれくらい居るんだろう?そんなに居ないんじゃないかな?
書籍化決定してる前作よりも良くてこっちの方が好み。
主人公ユーリは今時の男子高校生。
いきなり異世界に飛ばされて、よくわからない固有スキルの他は脆弱な状態。
とても生きていけそうにないと読んでいて一気に不安にかられる。
通貨が「不幸」というタイトルからして不穏な響きである。
ユーリは不幸でさえ力に変え、自身の持てる全てを使って異世界に立ち向かう。
そんな彼に次から次へ襲い来る試練の数々と絶体絶命のピンチ。
どうやって切り抜けるの?! 定石はこうだよね?
そうしてハラハラしながら読み進めれば驚きの展開が待っている。
追記
2章の方がめっちゃ面白くなっとるやんけ……。
どんどんキャラ濃くなってくwww
毎回先を読ませない、ポップなテンションのダークファンタジー。
キャラも全て魅力的に描かれており、激しくおススメしたい良作。
読めばめっちゃ刺さるはず。読んでみるべし!