かつてKACの「お題」に苦しんだ全ての作家に贈りたい。そして、今まさに小説を書こうとしている貴方にも。この法則に従えば必ず短編が書けると保証します。
中でも私が特にいい!と感じたのは【定型法】です。この手法は星新一のカード・プロット手法ともよく似ていて、しかも種類を増やすことで独自の発展性があります。
ネタに詰まった時、連載途中で筆が重くなった時、このエッセイに書いてあったことを思い出してみて下さい。
偶然なのか、作中で例文として紹介されていた小説の多くは、普段私がフォローさせて頂いている方たちの作品であったこともまた理論の正しさを裏付けていると思いました。