アンサー

「綾子さんが…。」


一階に行くとキッチンが燃えていた。

穂乃花さんは綾子さんが、綾子さんがと叫んでいた。


火の勢いは強く入れそうもなかった。


「穂乃花さん、危ない!」


俺は、穂乃花さんを引かせて千早ちゃんたちの所へ行くように行った。


「千秋、消火器は?」

「廊下に!」

「いやっ、こっちの方が早い。」


そう言うと真司は煙草に火をつけ、スプリンクラーを作動させた。

そして、そのまま一度外に出た。

しばらくして、火が消えるとそこには横たわった性別不明の遺体があった。


「…綾子さん…ですか?」

「…塩を撒きたいところですが。」

「千里ちゃんは下がった方がいい。千早ちゃん達の様子を見に行こう。もうダメかもしれないが…。」


真司さんの言う通り…だった。


2人の姉妹は首が切られており、穂乃花さんは首を吊っていた。

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