アンサー
「綾子さんが…。」
一階に行くとキッチンが燃えていた。
穂乃花さんは綾子さんが、綾子さんがと叫んでいた。
火の勢いは強く入れそうもなかった。
「穂乃花さん、危ない!」
俺は、穂乃花さんを引かせて千早ちゃんたちの所へ行くように行った。
「千秋、消火器は?」
「廊下に!」
「いやっ、こっちの方が早い。」
そう言うと真司は煙草に火をつけ、スプリンクラーを作動させた。
そして、そのまま一度外に出た。
しばらくして、火が消えるとそこには横たわった性別不明の遺体があった。
「…綾子さん…ですか?」
「…塩を撒きたいところですが。」
「千里ちゃんは下がった方がいい。千早ちゃん達の様子を見に行こう。もうダメかもしれないが…。」
真司さんの言う通り…だった。
2人の姉妹は首が切られており、穂乃花さんは首を吊っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます