奇妙なつがい

綾子さんに呼ばれて俺たちが見たのはベッドの上にある2人の遺体だった。


首のない仰向けに横たわっている鮮華さんと明人さんと思われる遺体で共に首がなかった。


穂乃花さんは気が参ってしまったようで既に部屋を出ていた。

ただただ出血量が多く同じ様に気が動転してしまったと思われる綾子さんは血を止めようと布団で血を止めようとしていた。

既に首も無いのに…そう思い真司とも無理やり止めた。


「…穂乃花さんでも…綾子さんでもこんなことはできない。」

「だとすると、殺人鬼が!そんな!」


慌てて真司さんは部屋を出ていった。


「よくもぉ…千里!あんたが…。」


そう千里さんに殴りかかろうとした綾子さんを俺は殴った。

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