日常から日常へ戻るだけのお話なんだけど、一歩進んだ主人公の成長が気持ちいいです。ほんのちょっとの一歩。進んだところでやることは全く変わらないのに、どこかすがすがしさを感じられるので救われます。理不尽なことばかりでストレスがたまっている社会人は、共感が出来て、ちょっぴりほっこりできるのではないでしょうか?
彼女の仕事は忙しい。まるで救命救急士のように働かなければならないのに、感謝もされず理不尽なことばかり。そんな彼女を救ってくれたのは「おとな救命」の任を担った子供だった。