KAC2024、2回目お題は「住宅の内見」

   

 今回も一日遅れとなりましたが……。

 昨日のお昼に、KAC2024の2回目お題が発表されましたね。


【3/8 11:59締切】KAC2024 第2回お題「住宅の内見」(KACスペシャルアンバサダー 八潮久道(OjohmbonX)セレクト)

https://kakuyomu.jp/info/entry/8thanniv_KAC20242


 第1回と同様、KACスペシャルアンバサダーからの出題。運営セレクトのお題ではないので、今回も難しいのが来るのかと身構えましたが、蓋を開けてみれば「住宅の内見」という、比較的オーソドックスなお題でした。

 とはいえ、あくまでも前回と比べれば「比較的オーソドックス」というだけで、これはこれで少し考えさせられるお題。

 特に何も悩まなかった方々もおられるでしょうが、私個人は「『住宅』って、一軒家だけでなく賃貸のアパートやマンションも含むんだっけ?」「『内見』は、部屋の下見の意味でいいんだよね?」という部分が、少し気になってしまいました。

 よく考えてみたら「集合住宅」とか「賃貸住宅」という言葉もあるくらいですし、一軒家に限らないのは当然。「内見」の方も「 『内見』の『内』は『外側からでなく部屋の内側も見る』という程度で考えれば、下見と同じ。

 そう思い直してみると、頭に浮かんできたのは「住宅の下見といえば、ホラーの定番!」ということ。部屋探しで実際に物件まで行ってみると、思わぬ恐怖体験の痕跡が……みたいなパターンですね。

 定番ということはありきたりな話ですが、とりあえずそれで一つ書いておこう。そんな気持ちでササッと投稿したのが、これでした。


『ホラー小説のネタ探し』3

https://kakuyomu.jp/works/16818093073075450105


 本当に「ササッと」のつもりだったのに、結局投稿は13:00ちょうどなので、執筆に1時間近くかかったようです。時間だけでなく文字数的にも「この内容ならば数百文字くらい? うまくやれば『800文字ちょうど』が狙えるかな?」という予想を大幅に超えて、約1,700文字……。


 その後「もうひとつ書いてみよう」とか「今回も前回同様『猫の日記念』の公式自主企画にも参加できる形で書いてみよう」とか考えたのですが、その方向性で頭に浮かんでくるのは「内見しに行ったら猫がいた」みたいな、これもありきたりな内容。

 一応「なぜ猫がいたのか」をオチにしよう、というところまでは考えたものの、自分の中では「ありきたりな内容」という部分で躊躇したり、ごくごく短い話になりそうなので「『文字数800字以上』に足りないのでは?」と心配したり。

 だから没にするつもりだったのですが、一晩経ったら「せっかく考えたのだから、書いておこう。投稿しておこう」と気が変わり、今日になってから書いたのがこれでした。


『部屋探しは慎重に』

https://kakuyomu.jp/works/16818093073130308540


 文字数は約2,000文字なので、先ほどの『ホラー小説のネタ探し』よりも長いくらい。「『文字数800字以上』に足りないのでは?」は、完全に杞憂でした。

 というよりも、いつもこんな感じで「ごくごく短い話になりそう」が思ったよりもかなり長くなってしまうならば、800文字ジャストの「ぴったりで賞」を狙うのは、かなり厳しいですね(笑)。


 とりあえず2作品は投稿できたので、個人的には、今回のお題もこれで満足な気分です。

 ただし「猫の日記念」の公式自主企画も含めて考えると、KAC2024の次回のお題発表までには企画が終了しているので、KACを利用しての新作執筆は今回でおしまい。

 KACが始まる前に、純粋に「猫の日記念」参加用に書いたのは2作品なので、私が書けたのは合計4作品。「猫好きオブ猫好き賞(3名)」に必要な5作品には、あと1つだけ足りない状況です。

 でも、これはこれで面白い状況かもしれない、と考えています。今回の「猫の日記念」企画には、新作執筆とは別に、以前のエッセイで書いた「裏技」を使って参加している4作品もあるので、それが認められるか否か。

 もしもプレゼントの抽選に当たれば「今回も『更新』はそちらの扱いだった」と判明するし、たとえ当たらなくても「5作品は書けなかったのだから仕方がない」と納得できる。そんな状況にしておくためにも、新作執筆は4つで止めておこう、と考えています。



 こんな感じで、とりあえず「カク」方に関しては、例年通り私はKACイベントを楽しんでいます。

 ただし「ヨム」側に回ると、実は今年は少し「以前ほどは楽しめなくなった?」と考えさせられる部分もあるのですが……。

 まあKAC2024はまだまだ続きますし、そちらに関しては次回以降で触れてみたいと思っています。

   

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