カクヨムを使い始めて思うこと ――六年目の手習い――

昨日1月23日の「カクヨムからのお知らせ」を読んで ――重要なのか重要でないのか――

　私が気づいたのは今朝になってからでしたが、昨日の夕方に、次のような「カクヨムからのお知らせ」が告知されていたようです。

【重要】カクヨムからのお知らせで使用するメールアドレスを変更します

https://kakuyomu.jp/info/entry/mail_notification_change_2401

「お知らせ」タイトルの冒頭に【重要】とあるので、重要な告知なのでしょうね。

　でも私も見落としていた通り、確かに「カクヨムからのお知らせ」欄には掲載されているものの、それぞれのユーザー宛にベルの通知からの連絡はなかったはず。キャンペーンやコンテスト関連の「お知らせ」など、最近ではベル経由での通知も頻繁に行われている印象ですが、ならば今回みたいな【重要】案件こそ、ベル通知を使うべきだろうに……。

　まず「お知らせ」タイトルを見ただけで、私はそんなことを感じてしまいました。使わせていただいている立場でこんなことを言うのも失礼ですが、少し「案外カクヨムは不親切かも？」みたいな気持ちですね。

　そんなことを思いながら、中身を読んでいくと……。

＞今までは、主に下記のメールアドレスより情報をお送りしていました。

＞　info@kakuyomu.jp

＞　noreply@kakuyomu.jp

＞2024年1月23日（火）より、通知をお送りするメールアドレスを以下に変更いたします。

　新たに6つの送信元メールアドレス。しかも『「info@kakuyomu.jp」「noreply@kakuyomu.jp」も引き続き使用します』と付記されているので、2つが8つに増えるわけですね。通知種別ごとに送信元メールアドレスが細分化されるのであれば、送信元を見るだけでメール内容を想像しやすくなるので、便利な話です！

　……と言いたいところですが。

　今回『主に下記のメールアドレスより情報をお送りしていました』として挙げられているのは『info@kakuyomu.jp』と『noreply@kakuyomu.jp』の2つ。この2つだけしか細分化しないというのは勿体ないなあ、とも思ってしまいました。

　というのも。

　2021年2月10日や2023年4月10日のエッセイ記事でも触れた通り、

　いつもの通知は大丈夫でも重要な連絡は届かないことがある

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889095417/episodes/16816452218554639884

　本日4月10日の「カクヨムからのお知らせ」を読んで　――かなり親切になったけれどまだ大きな落とし穴があるので注意！――

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889095417/episodes/16817330655632004481

　カクヨムからのメールには『info@kakuyomu.jp』『noreply@kakuyomu.jp』以外にも『contact@kakuyomu.jp』があるわけで……。

　しかも、おそらくこの『contact@kakuyomu.jp』こそが最重要。

　カクヨムお問合せ窓口からの返信は『contact@kakuyomu.jp』から来ますし、作品削除や警告などの怖い連絡も同様です。私自身は未経験ですが、以前にいただいた応援コメントによれば、書籍化についての連絡も『contact@kakuyomu.jp』から来るそうです。

　作品削除や警告とか、書籍化についての連絡とか。それこそカクヨムユーザーとしては最も気になる通知だと思いませんか？

　ただし「気になる」方向性は正反対。「書籍化についての連絡」と「作品削除や警告」とでは、まさに天国と地獄です！

　だから今回みたいに送信元メールアドレスが細分化されて、送信元を見るだけでメール内容も想像できる状態になるのであれば、今まで「天国と地獄」の両方が含まれていた『contact@kakuyomu.jp』こそ、メールアドレスを分けてほしいと思うのでした。

　その意味では、肝心の『contact@kakuyomu.jp』が今まで通りである以上、今回の「お知らせ」はそれほど――「お知らせ」タイトルを見た瞬間に思ったほど――【重要】ではないような気もします。