2024年1月

カクヨムコンでも「お題をもとに短編執筆!」

   

 既に2024年となって数日が経過しましたが、このエッセイの更新としては今回が初めてなので、まずはご挨拶を。

 皆様あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


 本日1月5日のお昼に、またカクヨムコン関連の「お知らせ」がありました。

 今回の「お知らせ」は「カクヨムからのお知らせ」欄で告知されただけでなく、ベルの通知からも各ユーザーに届いているので、既に皆様もご存知でしょうね。


【開催決定】お題をもとに作品執筆!「カクヨムWeb小説短編賞2023」創作フェス

https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon9_shortodai


 URL末尾は「webcon9_shortodai」。「webcon9」は当然カクヨムコン9の意味として、後半の「shortodai」の方は「ショートショートのお題」ということでしょうか。

 内容としては「期間中に運営から出されるお題をもとに『カクヨムWeb小説短編賞2023』に応募しよう!」というもの。カクヨム誕生祭のKACイベントみたいな感じですね。

 なんだか今年のカクヨムコンでは例年以上に、手を替え品を替え「たくさん応募しましょう!」というキャンペーンが行われている気がします。特に長編より短編の方が執筆しやすい分だけ作品数は稼ぎやすいでしょうし、その意味では短編対象のキャンペーンが新たに行われるのも納得です。


 個人的には、カクヨムコンでもKACイベントみたいな「お題をもとに執筆」という企画が行われるのは大歓迎。確か以前にこのエッセイでもそんな話を書いた気がするのですが、過去のカクヨムコン関連のエッセイ記事をザッと探しても見つかりませんでした。

 もしかしたらカクヨムコンではなく他のイベントの際に「このイベントでもKACみたいにお題が欲しい」と書いたのか、あるいは自分のエッセイではなく他のかたのエッセイを読んだ際にコメント欄で書いた話だったのか。それとも、そもそも「探しても見つからなかった」というのは探し方が悪かっただけで、やはりどこかで書いていたのか。

 いずれにせよ、カクヨムコンでもKACイベントみたいな遊び方が出来るというのは、とても楽しみです。ただし、個人的な贅沢を言うならば「こういう企画は今年でなく去年以前にやって欲しかった」という気持ちも。

 というのも、今年は「たくさん応募しすぎると自分のページの中でさえも作品が埋もれてしまうし、読者選考の関わるカクヨムコンでは『作品が埋もれてしまう』は致命的だから、応募作品を少なくしよう」という方針で、短編投稿は1週間に1作品ずつ程度のペースに抑えていたからです。

 でもKACイベントみたいな「短編賞創作フェス」が始まるとなれば、そうもいきません。こういうイベントには全力で参加して楽しみたいですし、ならば私はKAC同様「お題発表後なるべく早く投稿したい」という気持ちになるはず。だとしたら、これに参加するだけで1月9日と1月12日と1月15日の投稿は確定です。もはや「1週間に1作品ずつ程度に抑える」は不可能ですね。

 そもそも最初は毎週金曜日に投稿していたのを、お正月に投稿したいものがあったために、今月から毎週月曜日に切り替えたばかりでした。ちょうど「1週間に1作品」よりも微妙にペースアップしたタイミングだったわけです。だからこれを機に、今年も今後はもう少し頻繁にカクヨムコン短編を投稿していこうかな、と考え直しています。


 さて、先に個人的な話をしてしまいましたが、改めて本日の「お知らせ」を見ていきましょう。

 まず賞品としては、3回のお題のうち1回だけでもいただける可能性あるのが「チャレンジ賞」。『抽選で30名に図書カードネットギフト500円分』となっています。

 KACイベントみたいに「皆勤賞」も設定されており、こちらは『ユーザー名をお知らせ記事にて発表し、表彰』に加えて『皆勤賞受賞者の中から抽選で50名に「カクヨムステッカー」と「カクヨムオリジナルボールペン」』。KACイベントとは異なり、皆勤するだけではリワードも何ももらえませんが、その時点で「皆勤賞受賞者」扱いのようなので「表彰」が全員に対する賞品、さらに抽選でグッズがいただける形式ですね。とりあえず「ユーザー名をお知らせ記事にて発表」の段階で皆勤賞の人数が明らかになりますし、その中から50人というのがどれくらいの確率なのかも確定するでしょう。


 先ほど「3回のお題」と書きましたが、それぞれの応募期間は72時間。正午にお題が発表されて、3日後の正午に次のお題が発表される直前まで。これもKACイベントと同様なので、何度かKACイベントに参加しているカクヨムユーザーには、もう慣れっこのシステムですね。

 ただ少し気になるのが参加方法で、


>①期間中に運営から出題されるお題を確認(計3回)

>②出されるお題をもとに期間内に作品を執筆&公開

>※作品は「カクヨムWeb小説短編賞2023」の応募要項を満たしていることが条件です。

>③「短編賞創作フェス」タグをつける(「」は不要)&「カクヨムWeb小説短編賞2023」に応募


 という書き方なので、参加タグは第1回も第2回も第3回も共通の「短編賞創作フェス」だけ。

 KACイベントの場合は、例えば「KAC20231」とか「KAC20232」のように、どの回に参加した作品なのか、タグを見るだけでユーザーにも運営側にも一目瞭然でした。皆勤賞の関連で「すべての回に参加しているかどうか」を判断する場合も、参加タグに基づいているのだと思っていましたが……。

 今回みたいに共通タグでも「皆勤賞」を設定しているのですから、カクヨム運営側のシステムとしては投稿日時で判断していたのかもしれませんね。少なくとも今回は、タグで区別できない以上、そうするのではないでしょうか。


 何はともあれ、カクヨムコンでも導入された「お題をもとに短編執筆!」。「お題をもとに」というのも楽しいですし、限られた時間(今回はそれぞれ72時間)で書いて投稿という即興性も楽しみ。

 なんだか一足早くKACイベントがやってきた気分です!

   

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